ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

犬猫ボランティア記

2018年10月30日 | ペット

「りゅうちぇる」と呼ばれているご近所猫 ♂

 

先日、「りゅうちぇる」が黒ネコ♀の背中にまたがって首筋を噛んでいるのを発見したので:「コラッ」と叱って黒ちゃんに手持ちのカリカリを差し出したら「ナ〜ォ〜」と喜んで飛んで来たのでした。りゅうちぇるは気まずそうにしてました

こっちおいで

 

りゅうちぇるはモテる

ようで、りゅうちぇる色と柄の子猫もいます。これ以上りゅうちぇるの子どもを増やすわけにはいかないので、捕獲して手術です。俊敏そうだなー・・

顔を出している白ネコ「たっちゃん」

たっちゃんもモテます。たっちゃんそっくりの子猫もいるので、たっちゃんにも「上がって」もらいましょう。ちなみにシャムちゃんはオスだけで3匹いて、それが沖縄のスゴいところ。シャム猫が野良なんだからね

シャムMIXで、うすいキジ柄で目がブルーという美猫も沢山います。ヤザワが公園から保護したパリスもブルー・アイのシャムMIXです。こんなに美形な猫がゴロゴロいるというのに、ペットショップでも猫を販売しています。フツーにアメショとかチンチラとかフツーに高額で売られてますが、似たような猫がいくらでもいますよ。今は購入時に手術をしてしまうようだけど、以前は手術をしてなくて、逃走して子孫を作ったんでしょうね。

 

10月いっぱいの期限付き『さくら猫無料手術』byどうぶつ基金の無料チケットを8枚いただいて、11匹手術しました。3匹分はボランティアの持ち出し。例によって♀を捕獲したいのに♂が捕れてしまって、ついでに手術してもらったのでした。

 

京都から帰って仕事の準備を3日ほどしてから台湾へ飛び、3日ほど働いて帰って、それから25、28、30日と4匹、4匹、3匹と手術をするために、前日の24、27、29の夜は捕獲、手術当日は朝夕の送り迎えをし、何かと慌ただしい日々でした。

 

やはり手術の日は、「大丈夫」とは思っていても、なんとなく落ち着かなくて集中する仕事は出来ない。雑用に近い仕事しか出来ないんです。

 

9月にいっせいに手術した黒猫一家も偵察に行って、増えてないか、病気になってないかチェックしてます。

元気〜?

チビのママ、ツヤツヤ

グランマも達者でした

しかしチビより小さい子猫が・・

写真を撮って気がついたんですが、手前のチビ(大きくなってるし!)をまたいでる筋肉質な体格は去勢されていないオスだと思う。手術するとテストステロンが減るのでマッチョ体格じゃなくなるから。

このコロニーはグランマが気っぷがいいので「黒猫」だと受け入れてあげている様子。

 

初めて見るチビは今回手術したキジ柄のママの子猫のはずで、ママには同じ大きさのキジの子猫もいるんです。黒チビはこのコロニーにお父さんがいるので、パパに付いて来た様子。

 

生活保護の多頭飼育現場は:さらにスゴいことになっていて・・

庭にマットが放置

猫にオシッコされて放り出したんでしょうか。猫には絶好のくつろぎ場になってますが・・

チビも男っぽくなってきた

新入りチビは女の子のようです。まだ2ヶ月ほどなので、3、4ヶ月は大丈夫。チビは半年ほど大丈夫。あとは住人が長生きしてくれればオッケーです。こんなに沢山の猫を全員・急には引っ越しさせられないので、住人の方には長生きしていただかないと。

 

もう手術しないと妊娠する、(オスは)ケンカするというタイミングで無料手術が申し込めないと、身銭を切って手術をしてしまいます。多頭飼育崩壊現場は、住人が精神的に問題があることも多いんです。せめて妊婦になる前に、高額手術になる前にしてしまうのです。

 

先生、よろしくお願いします

1日の手術は10匹まで。それでも「こんなに手術する獣医いないんだから もう精神的に限界」とぎゅうぎゅうのスケジュールに悲鳴を上げながらしてくれます。

キャリーに移すことも出来ない凶暴なコは捕獲機ごと来ます

シャーッ

みんな頑張るのよ 後でね

手術が終わると先生から電話をいただくんですが、最終日の今日、1匹・手術中に亡くなってしまいました・・・

サクラ耳になって旅立ってしまいました

先生の説明によると、「交通事故に遭った猫のようで、足も開かず、相当に大きい腫瘍が横隔膜の傷を塞いでいたので呼吸が出来ていたけど、腫瘍と子宮を取ったら穴が空いていて空気が漏れて呼吸が出来ず、カテーテルとか色々処置をしたんだけど、手のほどこしようがなくて・・」

ということでした。ビミョ〜なバランスで生きていたんですね 悪いことした

ガリガリでほとんどゴハンを食べなくて、バッチフラワーエッセンスの「オリーブ」をゴハンに垂らしたら食べるようになって、ちょっとだけ肉が付いた感じの2ヶ月ほどの付き合いでした。

 

癌だとは思ってたんですが、2ヶ月ほどの子猫を1匹連れていて、シャムの♂と一昨日、近い距離にいたので、「やっぱり手術しておかないと」と思って、捕獲してしまいましたが、自分の勘を信じて放置しておくんでした。どのみち長いことはなかったと先生も言ってたし。。夕べまで捕獲機に仕掛けたマグロを食べようと入るくらいには食欲もあって歩いてたのに。。。

         

「お力になれず申し訳ありません」と仰る先生に、「こんなに弱ってるコを頼んだ私が悪いんです」と、激しく落ち込みました。。

自分の猫なら受診させて手術出来るような状態か調べてました。末期癌と分かれば手術はせず、そのままにしていました。しかも・そうだと思っていたのに、無料チケットがあるからと焦って早まったことをしてしまったんです。

「ママ、お帰り〜」

「寝てる」

「もう起きてよ」

「ママがヘン・・」

 

「ごめんね。チャボ(子猫)はちゃんと世話するから安心してね 」とチャボママに話しかけて帰ってきました。

チャボママは、今晩は保護していたお婆さんが手元に置いて、塩とお酒で身体を拭いてもらうそうです。明日以降、保健所で荼毘されます(焼却)

 

けっこーオチてますが、チャボママが焼却される時には、元気で生きていたのにガス室で殺処分された何匹の猫達も一緒なのです。ガスで死にきれずに生きているコも一緒に焼却されると思うと、明日からもまた近所で猫パトロールをして、手術していない猫を見つけて、殺されないようにしなくては。と決意をしました。

 

私は野良猫ボランティアのキャリアは浅く、これまで里親を見つけたりしているくらいで、最終的に野良猫を看取ったことがないんです。

ゴハンもウチの猫のゴハンよりずっと安いカリカリとレトルトとか缶詰なので、病気になっても不思議じゃないのに全員を病院に連れて行くのは無理なのです。

 

「もう死んだらすぐに市役所に頼む。今、生きてる子を助けることだけを考える」とボランティア仲間は落ち込んでるヤザワに声をかけてくれました。

 

沖縄に引っ越して間もない頃、ファミマの駐車場で、疥癬で耳が溶けそうになっている猫に「助けて〜」と寄って来られたことがあるんですが、当時はどうしていいか分からなくて、逃げてしまいました。連れて帰ってウチの猫に感染しても困るしと。

 

今なら

 

とりあえず何かゴハン(コンビニで買ってもいい。猫が好きそうな魚系缶詰とか)をあげつつウチに誘導して、ゴハンを置いてる間にロー・ココナッツ・オイルを取ってきて、疥癬部に塗ります(スポイトで落とす)。自分もウチの犬猫も全員、何かとココナッツ・オイルを塗るので、もうスポイト付きのガラス瓶に入ってるんです。(フラワーエッセンスの空き瓶)

 

ココナッツ・オイルは猫疥癬にも素晴らしく効いて、これで何匹も耳がなくなりそうになっていた猫を救いました。ボランティア仲間にも教えて、ゴハンにもオイルを混ぜてあげるようになりました。まあ安いゴハンじゃ・・というのもあるけど。。

 

このバタバタしてる中、27日の早朝には国頭村の「やんばる国立公園」へバード・ウォッチングに行った時、「ヤンバルクイナ」を1羽だけ飼育してる施設にも寄って、野生では声しか聞けなかったヤンバルクイナの生体も見てきました。

その施設では:餌は野生と同じように、飼育場を庭のようにして、土にミミズとかカタツムリを放して、クイナが自分で探して食べるようにしていました。

 

本当は野生に返したいので、模型のようなハブとかマングース、カラスの天敵オモチャで逃げる訓練をさせたり、交通事故に遭わないように車を避ける訓練などを経て、合格した鳥だけ放鳥されるようです。それでも施設に帰ってきてしまうクイナも多いそう。やっぱり野生はクイナにも厳しいんですね。

 

猫も、ネズミを捕まえて食べたら安いカリカリよりは身体にいいのだろうかとふと考えてしまいました。

室内飼いの猫はそんなワケにはいかないけど、野良ちゃんならどうなんだろうか。やはり食べても寄生虫とかで身体には良くないんだろうか。カリカリのほうがマシなんだろうか。

 

けっこー探究心が無駄なほどあるので、もし身体にいいようであれば、ヤンバルクイナのように、子猫のうちからネズミを捕って食べるという訓練をして、本来の肉食100%に戻してあげたい気もします。

 

それか何か他に手はないか。ロー・ココナッツ・オイルはゴハンに混ぜちゃえば猫もフツーに食べるけど、ココナツ・ヨーグルトとなると食べない猫がほとんど。ウチの猫は全員・無理矢理・食べさせられているのでツヤツヤですけどね。ライトだけは喜んで食べてます

  

 

ライトを引き取った「ワン’s パートナー」も毎回、保健所で殺処分待ちの何匹もの犬から2匹とか1匹とか引き出し、手を合わせて帰ってきているので、ボランティア活動というのは本当に精神力が要るし鍛えられる。

 

でも、ただ「死」というのに慣れるだけじゃなく、何か発見もしていきたい。ホリスティックな実験が出来る最高の環境だと思いたいんです。それと終末期についても。

 

今回のチャボママのことは本当に悔やまれます

 

ごめんね・・・

 

 

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さくら猫プロジェクト

2018年10月10日 | ペット

  サバ色のキジ柄が入った女の子「サバちゃん」。静養中。触れません・・  

 

台風24号と25号の合間を縫って、ご近所猫の手術を3匹しました。全員・女の子

 

「どうぶつ基金」の無料手術チケットを8匹分いただきました。

全国から申請が殺到して基金庫は空になるのでは?と心配でもあります。なるたけメスは妊娠する前の手術代がかさまないうちなら自費でもしたいので、歩いていて発見したら後を追って野良ちゃんと判明したら手なずけて捕獲したいところ。まるでストーカーだわね

 

しかし「青島」の猫の例のように:メスだけ手術しても相手のいなくなったオスが凶暴化してもまた・・・バランスが難しいなぁ

おっとりした優しいオスは後回しにして、凶暴そうなオスこそ玉取りをしたいとこだけど、そういうのに限って捕まらないんだよね

どうぶつ基金のチケットは10月の1ヶ月だけ有効なので、なんだか気ぜわしい

 

多頭飼育崩壊寸前の家があと2軒あるので、訪問してお話して手術に同意してもらい、必要経費(ノミ・ダニ駆除薬とか)を払ってもらうこと、無料でも妊娠猫は別途経費がかかること等を説明して、捕獲に当たっての餌やり(ゴハンの時間を1時間くらいに決めていつも出しっ放しにしないで片付ける。いつでも食べれると思うと集まらないから)とかお願いして、捕獲しそびれないように準備するわけです。そしてボランティア仲間と日程を調整して、捕獲機、キャリーなどを集結して手術の予約を入れて、当日は3時間の予定で捕獲して、翌日は朝と夕方の病院への猫送迎をします。ガソリン代、捕獲用のオイシソーなおやつ(マグロとか)、術後に必要なケアはボランティアの持ち出しです。

 

それ以前に猫が不審がって逃げないようにゴハン時間に1ヶ月は顔を出すようにします。猫と信頼関係を結ばないと難しいから。

 

とても懐いているように見える外猫ちゃんでも、キャリーに入れようとすると暴れて入らないんです。ヤザワも引っ掻かれて流血しました

「この子たちはいつもゴハンあげてるから抱っこ出来るよ〜」と言われても信用してはいけないと学びました。

 

捕獲機を仕掛けておくと手術の出来ない子猫とオスばかり入ってしまうので、横で戸が落ちないようにつっかえ棒をして母猫とかメスが入るのを根気よく待ってたんですが、結局ちょっと大きめのメスの子猫が入ったので「この大きさなら手術できるかな?」と連れて行ったんですが、小さすぎて手術は無理で3匹しか出来なかったり

 

3匹中1匹が妊娠していたので、台風の間はヤザワんちで静養してもらいました。

連れて帰ってきて、パニックになるといけないと思って新聞紙でケージを囲ってトイレを入れておいたら、トイレはひっくり返して新聞紙は破って、ゴハンとお水をあげようとすると怖がって怒って猫パンチをしてくるんです

 

おへそまでざっくり切られて帝王切開で胎児ごと摘出されているので、相当に痛いはず。前回の「ママ」は2日は飲まず食わずで横たわったままでした。3日目から食べ出して1週間後にリリースしたし、重症の子宮蓄膿症だった「グランマ」も10日は静養していったので、「サバちゃん」は猫パンチが出るくらいには経過は良好なわけです。

 

ひっくり返したトイレと猫砂を回収しようとしたら、大変な攻撃態勢になったので、トイレだけ回収して散らばった猫砂の上に新聞紙を隙間から差し込んで敷きました。触れない子にはトイレはダメということも勉強になったわ・・・

 

それでも痛いから「フーッ」と怒りながら横たわっているので、ゴハンも小分けに何回もあげて「ドアを開けるとゴハンと水がもらえる」というように刷り込ませて、細長い棒で用を足した新聞紙を引き寄せて回収して取り替えたのでした。ウンチの回収が大変でしたよ

 

サバちゃんは白が入ってるキジなんですが、白が多いので気が強いのかも。と他のボランティアの人にも言われました。ものすごい美形だしね。気が強いけど寂しがりのようで、1匹だと鳴くので、ライトのケージにオスカルとかパリスを入れて向き合うようにしてました。

 

ウチの白組(オスカル、アガタ、ライト)は「おっとりしてる〜 性格イイ〜」と来客に言われるので考えたこともなかったんですが、白猫というのはたいてい気が強くて大変なんだそうです。

 

そういえばオスカルを飼う時に:「白のペルシャなんて短毛より気が強くて強くて大変ですよ〜。ツメ切れないかもしれないですよ」と獣医さんにも言われました。

 

確かにオスカルも初・爪切りの時に私を引っ掻いて流血させたんですよ。それで私が怒って他の部屋に入ってドアを閉めてたら、ドアをノックしてきたんです。無視してたけど何度もノックするので開けたら:「ごめんなさい・・」とドアの前でオスカルがうなだれて謝っている態度だったので、

 

「あのね。室内飼いの猫がツメを切らない。なんてありえないのよ?ウチで暮らすなら爪切りをしないと無理よ?」と言ったら:「分かりました」という態度だったので、もう一度爪切りをしてみたら、本当に大人しく切らせたのでした。

 

すごいなー 猫って人間語(日本語)やっぱり分かってるんだと感心した覚えがある

 

こちらは「ママ」のリリースの後のグランマとチビ

べったり

ママも3日は青息吐息でしたが、4日目からはチビがおっぱいを吸うのを目を細めて見たり毛繕いしてあげたりとママ業に精を出して、チビもママも元気になっていったのでした

ママをリリースしたあとは

グランマに甘えて、ウチで保護してからひとまわり以上大きくなって目やにもなくなり鼻水も止まったのでした。

元気になってるし

この一家はママもグランマも抱っこはしなかったけど触れるんです。トイレの砂も代えてゴハンもフツーにビクビクしないであげて(←ヤザワが)、チビはケージから出てオモチャで遊んだりしました。

 

ママとグランマはヤザワ家の猫男子組がたいそう気に入ったようで、「んまイイ男ねぇ〜」とお腹を見せてゴロゴロしたりしたんですよ

試しにオスカルをママとチビのケージに放り込んでみたら:オスカルは壁際に貼り付くようにしてママの顔を見ないようにして怯えてましたが、ママのほうはお腹を見せて盛んにアピールしてました

 

グランマは根っからの姐御気質のようで、ウチでも「ボス」になる気マンマンでした。

 

アガタがお尻にウンチをつけて気取って歩いてたので、尻尾を掴んでウンチを紙で取ろうとして、アガタが「イヤ〜」と鳴くと、グランマが「アンタ(←ヤザワ)何してんの お嬢さん(←アガタ)大丈夫」とケージからアガタを気遣うんですよ。

「大丈夫です・・」とアガタが照れくさそうに返事してました

一連の会話は:「ミャアウ〜〜 ミャー・・?」「ン・ミャー」なんですけどね

 

黒猫は愛情深くて頭が良い。というのは本当だと思いました。初めて猫を飼う人には黒がお勧めです 犬だと白いほうが性格は大人しいと言われてますが猫は反対なんですね。

 

私は初めて飼った猫はオスカルなので「猫ってこういうもんだ」と思ってたけど、去勢してもマーキングしようとしたり、気に入らないと嫌がらせのウンチをしてみたりと、犬の嫌がらせみたいなことをするんですよ。パリスはそんなこと全然しないのに。

 

それでも猫ってオスカルみたいな感じが普通。と思っていたのは、オスカルが初めてだったのと、長年ウエスティを飼っていたので、テリア系の気の強さ、バカさに慣れてたということもあります。

 

シュナウザーのノエルがあまりに頭がいいので驚いて、「もしかしてバニラもアリスも(共にウエスティ)バカだったのか」と初めて思ったんですよ テリアは最高にカワイイけど気は強いしトレーニングは苦手だし・・・(あれ?耳が痛いぞ。飼い主に似ただけか?)

 

そしてミックスのライトで:「やっぱ犬は雑種に限るわ。コリーとかシェパードでないなら雑種が頭良くて健康でラクだわ〜」と思い至ったという。

 

ヤザワ歴代の犬の全員の共通点は:「泳げない犬」ということだけ

 

来客用トイレ

チビは1ヶ月ほどウチで療養して元気になって帰って行きました。

ありがとね

ライトも1ヶ月は自分のハウスを提供してくれました。

 

グランマとチビとママ、トースターにシッコしたオスにも時々会います。みんな元気です

 

「サバちゃん」は3日ほどで元気になったので、キャリーにどう移してリリースしたものか悩みましたが、「自分のエリアに帰ろうね」と、捕獲した駐車場をイメージして語りかけたら分かったようで、攻撃もしないでキャリーに入ったのでした

 

やはり動物にはテレパシー。画像(イメージ)を思い描きながら話すと理解するんですよ。

 

リリースしたら走って塀に乗って、私の方を振り返ってから消えました。

翌日に様子を見に行ったら、こっちを向いて尻尾を振りました

 

今月は月末にあと5匹「さくら猫」手術です

 

ボランティアで猫好きな人とこういう活動をするのもけっこう楽しい

「〜にすごくキレイなコがいたよ。オッド・アイの!」とか、もう垂涎モノの話をして見に行ったり

沖縄はものすごく美形な猫が多いのでときめきます 東京から遊びに来る猫好きな友達も喜ぶの。

 

何も共通するバック・グラウンドのない人間同士でも、ボランティア活動を通して交流する機会があるというのは面白いです。

那覇でも近所同士での付き合いというのはほとんどないんですが、かといって都会ではないので意味のない噂話だけはするんですよ。「あそこの家は土地を半分、本土の人間に売って家を建てた」とかね。そんなこと知ってても、猫が何匹いて、手術はしてるのかとか、どこかいい獣医を知らないかとか、そういう必要な情報は全然知らなくて。

 

愚痴 読まなくてもいーよ。書いてスッキリ コーナー

 

田舎者はすぐに「結婚してるの?」とか「歳いくつ?」とか、都会モンに1番嫌われる質問をしたり、持ち物とか着てる服をあからさまに値踏みしてるのが分かるし、家に呼ばれれば「立派な家で高そうな置物があった!」とか「あばら屋だった」とか報告して歩くので東京でも地方出身者には東京の友達が出来ないんです。そんなこと吹聴されて歩かれた日には豪邸にもあばら屋にも泥棒が入るからね。それで田舎モン同士で田舎の家自慢とかリボ払いの服とかバッグとか見せ合って値段言い合ってる。なら値札取らなきゃいいのに笑。聞きたい事は何でも聞いていいと勘違いしてるから:ヤザワも「お店(ホステス)ですか?」と聞かれたし。田舎モンの想像力なんてオバンもオジンもこんなもの。「水商売じゃないならS学会員?」と思われるのも田舎の状況だと分かったし。「モデルだったんですか?」もあったな苦笑。どこにこんなデブスなモデルがいるんだ。しかも「だった」って何だよ笑。ピアニストです!と言えば「どこのお店で弾いてるの?」だしよ。「あんた税務署の人ですか?」と嫌味言っても・まだ・「それで稼げるの?」とかウザい 「だってテレビ出てないし」なんだろうね。口をつねりあげて「ホラ。指の力あるでしょ?ピアニストだからさ!」と黙らせたろーか 結局・「あんたに関係ないだろ」と怒って終了なんだけど(ますます「お店」ぽいな笑)。聞いても言ってもしょーもない余計なプライバシーに首突っ込まないで、畑なら畑、猫が好きなら猫の話でもして、必要な情報を集めたり交換して付き合えばいんですよ。そういう点がもう少し洗練されると、多頭飼育崩壊のようなことも防げるし。那覇は都会になりつつあるんだから。そうは言ってもまだ全然田舎なので、交流があれば茶飲み友達にはすぐ発展するから、みんなで猫ウンチでも拾いながら世間話でもしてたほうが、活動後のおやつやお茶も楽しいと思う。そういうアメリカの良い点は取り入れて・・ってアメリカ人は基地にしかいないから交流ないのか。ともかく余計なこと聞いてそれを他で噂話として話すから友情というものを理解しないまま人生終える日本人が多いけど、共通の趣味、ボランティア(←ということが大事)活動、そのことについて話す人間関係の連帯感というのは心地よいし財産だと思うな。猫ボランティア同士でプライヴェートなことを話したこともないけど、病気になれば心配するし「お大事にね」なんて社交辞令だけ言ったりはしない。ある意味、友情以上の連帯感があるような気もする。逆にうっかりプライヴェートを話たりすると、「友達でもないのにうっかり話しちゃった(言いふらされるな)」と後でイヤな気持ちになったりして、その後付き合わなくなるパターンのほうが多いかも。

 

********************************

 

ヤザワも猫好きお婆さんに親戚が作ったというマンゴをいただいたり、お庭のシークワサーとか頂くんですよ。「あのコ、キレイでしょ〜」と猫ウォッチして。嬉しいし楽しい

 

 この活動をそこの家の子ども、孫と引き継いで、地域猫として「さくら猫」を可愛がっていく土地になっていくようになるといいなと思ってます。嫌いな人はしょうがないとして、住民に可愛がられる猫で、猫と人間が住みやすい土地になるといいよね。

 

 

 

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取り組み知って:さくら猫〜命を考える〜

2018年09月01日 | ペット

      亜硫酸塩(酸化防止剤)不添加のオーガニック・スパークリング

 

じわ〜っと滲みるような肩甲骨と肩の痛みはどんどん広がって、ついには寝返りも打てない、後ろに手も回せないほどの激痛となり、酒に走りました

初めて肋間神経通になった30代の時は:息をしても痛いので:「心臓病に違いない」と検査に行ったものでしたが、さんざん検査をした挙げ句に「問題ありません。だいたい心臓は痛みを感じません。心療内科を紹介しましょうか。とりあえず安定剤を処方しましょう」と言われたのでした

 

肋間神経通ということも言われず、「アタマとココロの問題」扱いされ、以後ヤザワの医者不審が始まったのでした。

 

久しぶりに予約の取れた鍼では:「ヤザワさ〜ん。肋間神経通なんて60代のお婆さんがなるものですよ〜。痛いでしょう。重い物持ったり無理しないでね〜 」と言われたのでした。

アタシ、サバ読んでっからさ

 

スポーツトレーナーの整骨院では:「お風呂に入ってよく温まるんです」とか、やはり無理なことを言われて馬耳東風。この酷暑にそんなことしたら汗が引くまでクーラーをガンガンにかけるハメになって意味ないし。

 

あっ。でも沖縄の人って冬にクーラーつけて鍋してるので、クーラーを常時20度くらいに設定してるのかもですね。ヤザワんちは東京標準の28度。だいたい南国はどこもクーラー効きすぎで寒〜いの

 

神経痛のほか顔も口の両側に湿疹が出来て、カサカサして痒い 熱中症にこそなってないけど体力も免疫力も落ちまくり

早く秋になあれ

 

具合の悪いのはヤザワの他に老齢のオスカルと保護のチビ・ソックスの3名。チビはそれでもゴハンをもりもり食べてオモチャでジャラして遊ぶまでには回復。オスカルには介護用のおむつを履かせました。

 

「無理しちゃダメですよ〜 重い物持っちゃダメですよ〜」と言われながら・・

旧盆中の成果

多頭飼育崩壊現場より猫を6匹捕獲して避妊・去勢手術をしました

チビのママ

と思われる同じ柄のメスは妊娠していて、子宮ごと掻爬したわけですが、既に胎児5匹は死産でママも危ない状態だったそう。おへそまで切開されたので2日はこの姿勢のまま、飲まず食わずだったので、点滴に連れて行こうかと思った3日目に、ようやく少し食べて水も飲んだのでした。

 

パンパンだったお腹も1週間ほどでシワシワになってスッキリとして動きも俊敏になってきたところでリリース

 

こちらはチビのママとおばあちゃん?グランマのようです

ママのお腹シワシワ

ぽんぽんのグランマ

もう産んじゃうじゃないかとヒヤヒヤしながら捕獲に行きました。ウチで産まれても困るので、ケージに入れて明かりは消さないで、ケージの前にライト(犬)を繋いで安心させないで、という出産に不向きな環境で2晩過ごしてから手術。病院が旧盆でお休みだったんです。

「あっ!ボス(グランマ)だ!」

産まないでよ〜

グランマは保護されて2日は緊張して飲まず食わずで手術となり、術後も2日は食べなかったので4日も絶食したことになります。

     

グランマは妊娠していませんでした。子宮内膜炎だったそうで、破裂するほど子宮が腫れてたんだそうです。先生曰く「すごく痛くて苦しかったと思うよ。手術してよかったよ」と。

グランマの術後

あまりに辛そうだったので、マタタビを差し入れたらウチの猫までケージの周りに集まって来て、みんなでゴロゴロとくつろいだのでした。

 

今回はこのグランマとチビのママの手術が目的だったんですが、捕獲機に別の食い意地の張った猫がかかるので、ママとグランマが捕まるまで何回もセットしてるうちに6匹になったんですぅ

 

一度・捕獲機にかかった猫は2度とかからないので、もうこうなったら手術するしかないんですよ。

 

他に妊娠していなかったメス3匹は手術した日にリリースしました。もうウチが混んでたのでね

 

捕獲機とキャリーをボランティア仲間の人から借りて、4匹は手伝ってもらってママも含めて捕獲。ヤザワんちにキャリーに移した猫を運ぶ時、再び捕獲機をセットしてグランマを狙ったんですが、夜に戻ってみたらオスがかかっていたのでした

 

ちぇー・・しょーがないなーもう今日はここまでだ。と諦めて、そのオスを捕獲機に入れたまま連れて帰ってケージに移す瞬間、逃げられました

 

捕獲機の中で恐怖のあまり脱糞したようで、ウンコを踏んだ足で家の中を走り回られて

CD棚の上、テーブルの上、と走ってる間に他の部屋のドアを閉め、物音のする台所に戻ってみれば、私と目が合った瞬間にトースターの上でオシッコをしたのでした 

上等だ受けてたつぞ                 

ウチの3猫sが全員・「どうするの」と怯えたようにヤザワの顔を見上げるんです。

 

他の部屋のドアは閉めたので、ペットシートを持ってきてとりあえずトースターにしたシッコを吸収させて、それから気勢上げたり奇声を発しながら(←ヤザワ)風呂場に追い込んで、洗濯機に後ろに逃げ込んだところをシャワーで放水して追い出して、洗濯ネットでようやく捕獲したのでした

 

ああ〜・・捕まえられてよかった〜・・

とネットに入れたままケージに戻しました。もう手術だからこのまま飲まず食わずでいいわけだしね。

 

と・「無理したり重い物持たないで下さいね〜。それと瞬発的な動きはダメですよ」と言われたヤザワは、素早い動きで猫を捕獲し、ケージに入れて何往復も運び、棚の上やら机の上、床の上のウンコの拭き掃除をし、トースターも入念に拭いたのでした。こういう時は神経痛の痛みも忘れてるんだな。

 

いやー・・久々にストレッチ以外の・ものすごい運動したわー(←禁止ちう)

大汗もかいたしねー これで風呂に浸かりゃ完璧なんだろうけどさー

やっぱ飲んじゃうよね

 

「オレの負けだ」とネットに入った黒オスは確かに言いました。その後は静かに一晩ケージで過ごし、翌朝キャリーにネットごと放り込む時にも文句も言わずに病院に行って手術されたのでした。

夕方に病院に迎えに行って、そのまま元の場所にリリース。

さあ。次は誰かな?

 

部屋(ケージ)を掃除してる隙にライトが自分の部屋を取り戻そうとしてるところ

今はグランマとチビの2匹がヤザワんちで療養中

 

みやざわ先生に:「餌をあげてる人(多頭飼育崩壊現場)とその近所の人も協力するように説得しないと、その家の人の問題になってしまって、地域の問題として近所の人が捉えなくなる。(ヤザワ個人の)持ち出しの限界だってあるんだから。ちゃんと説明したほうがいい」と言われているので、パンフレットを渡して説明してまわってます。

 

「私は猫が殺されるのがイヤだから、個人でこうして手術の費用を出しましたが、もう子どもは産めないので増えないしオシッコの臭いも減ったので、あとは近所の人たちでゴハンをあげて、空腹でゴミを漁ってちらかしたりしないようにしてあげて下さい。那覇市でも無料手術をしているので、今後はそういうのも利用して下さい」

 

と説明してます。

 

こちら、みやざわ先生も取材されていたので貼りますよ〜 観てネ

琉球朝日放送:

Qプラスリポート 取り組み知って さくら猫〜命を考える〜

 

 

ちなみに、ヤザワんち近くの猫コロニーにはゴハンをあげてくれる人が3人ほどいて、それでヤザワは次の猫コロニー活動が出来てるんです。

 

ゴハンをあげる1人は独り暮らしのお爺さんで、4年前に愛犬を亡くし、その後は自分も老齢で犬を飼うのはもう無理だけど猫くらい飼いたいと思ってるお爺さんでした。それでも里親募集では高齢者には基本・譲渡はしないことにしてるんですよ。猫の寿命を考えてね。

コロニーのみんながお爺さんに懐いて、お爺さんも嬉しそうでした

 

もともとのコロニー現場の独り暮らしのお婆さんも2匹くらいならゴハンをあげてる様子。

 

もう1家族は沖縄料理の居酒屋さんのオーナーなので、差し入れはとても豪華なようです。とてもオイシソーな魚の切り落としを食べてるところを目撃しました。良かったネ〜

 

猫ボランティアは場所を決めて(公園とか)活動してるんですが、ヤザワは住宅地を散歩して、崩壊現場を見つけたらレスキュー活動することにしました。

せっかくテレビでも取り上げてるんだから、他人事にしないで自分の地域の問題として捉えるようになるといいなと思って。

 

猫が近所からいなくなれば、それで本当に平和なのかと言えば、全くその逆で、今度は「どこから湧いたの」というほどのネズミに遭遇することになりますよ。東京だってオフィス街でもネズミがいっぱいいる。猫がいないから。

 

人類の歴史はネズミとの闘いですからね。猫をネズミ対策で家畜化したのはそもそも人間なんですよ。それを忘れちゃいけない。

 

猫には親切に。目が合ったら声をかけてあげてね

 

 

 

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地域(さくら)猫の問題

2018年07月26日 | ペット

ハッピーモア市場で買った:今年『千疋屋』に納品した生産者のパイナップルおいし〜い

 

やっぱアタシにインスタは無理かも。と思う写真 

 

まあいいや。美味しいから

なんてキレイなパイナップル

さすがに『千疋屋』が買い付けただけのことはアル 味もマンゴに匹敵

パイナップルは好物過ぎて食べ過ぎてアレルギー症状が出て、3年ほど控えていました。3年ぶりに食べたけど大丈夫でした

 

夏は果物で散財する季節ですが、ちょっとまた〆ていこー・・・と思う案件が・・

 

 

ライトと近所を散歩 しつつチビを探してるうちに、なんとあちこちで生後1ヶ月ちょっとの子猫と遭遇してます

もちろん飼い主はなく、猫好きのお婆さんが可哀想でゴハンをあげてるうちに、どんどん猫が集まってきてしまうというパターン。

ガリガリな子猫4匹を含む猫たちにゴハンをあげていた「おばあ」に声をかけてみました。

 

「ここは賃貸で、2階の人が猫が嫌いで、蹴ったりするのさ。あそこの人も塀から子猫落として殺したりね。可哀想でゴハンをあげて、ウンチは拾ってるけど、そのゴハンを捨てたりする人もいるんだよ

 

90歳に近いようなお婆さん。旦那は先立ち子どもも独立。猫くらい可愛がりたいよね

 

おばあと話してる最中にも近所の70歳未満のおばあがやって来て、「何匹飼ってるのあっちでも糞して、ここの家の花壇でも糞して、みんな迷惑なんだよ」「アタシ(おばあ)の猫じゃなくて、あの駐車場に捨てていかれたんだよ」「だってアンタ餌やってるじゃない警察に言ってもナニもしてくれないから、あんた捨ててきてよ

 

という「地域猫問題を考える」講演のビデオになりそうなシーンが繰り広げられたのでした

 

そこで早速・このポスターを見せて

 「これ、お宅(猫にゴハンをあげているおばあ)の塀に貼りませんか?あなたも(猫嫌いのおばあ)猫を捨ててる人を見かけたら、車のナンバーを控えたり、捨ててる人を特定して下さい。」

 

と言って、「野良猫は愛護動物なので、ゴハンを捨てたりすることも虐待として法律で罰せられます。ここが難しいところですが、ウンチをされても増えても、殺したりゴハンを取り上げるのは犯罪に当たります。なので、手術をすると増えないし、糞尿臭が減るので、まずは捕獲して手術するのを待ってて下さい」

と説明しました。

 

 

猫おばあには:

こういうのがあるから申し込みましょうね。とパンフを渡しました。

 

 

それから「ゴハンを捨てにきた」という不動産屋に行って、担当者に同じ説明をしたら:「僕も猫2匹飼ってるので分かるし困ってます

と言うことだったので、「懐いてる猫で捕獲できそうな猫がいたら連絡下さい」と言って、「まず手術の予約を入れます。それから前日の夜12:00までに洗濯ネットで捕獲してゴハンを済ませておきます。麻酔があるので」と説明したら、協力するし自分が病院に(費用を払ってくれるなら)連れて行ってもいいと言ってくれたのでした。仕事で苦情が来るからイヤイヤやってたそう。

 

那覇市でも野良猫の不妊手術の無料チケットはあるし、高齢者のために代理で申請書に記入して郵送してあげるくらいは学生も含めて社会人としてやるべきじゃないだろうか。日本はボランティア活動も教育もなさすぎる。『マニュアル通りの心のこもってない礼儀作法』と『慇懃無礼で冷たく自己利益にのみに動く』のが日本人の特徴になっていると感じるなぁ。ちなみにオリンピックのボランティア募集は、欧米では「ボランティア」とは言わない。この件に関しては色々と思うことがあるのでまた後日。

 

首里の「みやざわ動物病院」なら、先生は「どうぶつ基金」の無料手術もしてるし、そうでなくても♂は3000円、♀は5000円でしてくれるので、自腹で手術させてしまいます。ちょっと飲みに行っても3000円とか、浮き島ガーデンなら5000円近くになるので、その分を猫に回すの。趣味は海水浴とお絵描きだしね。ゴルフとかカネのかかる遊びしないし。

 

そう言うと

「お金がないから」とか「もっと稼いだらボランティアする」と言う人がいるけど、そういう人は絶対・しない。稼いだらもっと自分のために使うだけだし、そもそも今の日本でそんなに稼げないから。要は心の問題。

 

私は基本:この世の土地は人間のためだけのものではない。野良猫のトイレもないほどアスファルトで固めて開発するから猫も花壇でするしかないんだ(猫は土が柔らかければ埋めるから)。人間が猫の生息地を奪った結果だから、お詫びにウンチくらい拾ったらどうなんだ

 

と思ってはいる

 

「ウチの花壇」とかゆったって、そこは本来、猫も含めて鳥やらヤモリやら昆虫の住処でもあるんだよ

 

と今の日本人に言っても無駄なので:「愛護動物を虐待すると逮捕されるか罰金100万以上です」と説明するんです。これだから海はプラスチックのゴミだらけだしマグロもウナギも絶滅寸前なんだよな〜

 

公園とかで「ウォーキング」してる人を見ると、「そんな自分だけ健康になったって・・空気悪くて海ゴミだらけで食品汚染の世の中でのウォーキングってナニ

とは思っちゃうなー

 

だいたい「歩くために歩く」というのが退屈すぎて信じらんない。泳げばいいのに。ヤザワの散歩は:プラスチックのコンビニの袋とか食い物の袋とか拾うためでもある。そうは言っても毎回、駐車場に空き缶とか飴の包みプラとか落ちてると、「ケンカ売ってのかオラ」とは思うなー。目の前で捨ててるヤツみたらウンチ拾って飛ばすかもなー

 

同じ理由で:「ハノン」とか大嫌いなんです。「指を鍛えるために弾く」というのが。自分もサボったし生徒には子ども以外させない。バカになるし下手になるから。子どもは「移調」の練習とフォームを直すため。大人はフォームを直す必要がある場合に限りかな。

 

さ。今日は起きたら試験よ

 

PS:

「猫おばあ」の庭に、去年の12月終わりに猫コロニーから姿を消した「お兄ちゃん猫」そっくりの猫がいたんです。手術する前にいなくなってしまった♂

「あっ」と言ったら、向こうも私とライトを見て思い出したような顔をしました。ママそっくりで、あれは絶対に兄弟猫だと思います。

チビもやはり公道は越えてなくて、付近にいるはずだ。と確信したのでした

 

 

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さくらねこのススメ

2018年07月16日 | ペット

台風7号が通過して以来、「チビ」が姿を消してしまいました

 

「さくらねこ」なので、1日は姿を見ないことはあっても、さすがに3日も姿を現さないと心配になります。

 

「パパ」にチビは?と聞いても「いない・・」と言うだけだし・・

チビ〜

そうこうしてるうちに台風8号「マリア」が次の週には通過し、先週から近所を探し出しましたが見つかりません

冬の寒さを乗り越え、全員「さくらねこ」手術を住ませた猫コロニー。猫の行動範囲は200M四方程度なので、そんなに遠くには行ってないはずだと思っていたけど、見つからない 。斜め前の「みーちゃん」と鉢合わせて、エリアを出たところで違うエリアの猫に追い払われて、逃げた先のエリアの猫にまた追い払われて・・・を繰り返してるうちに居住地から離れてしまって帰れなくなるというのが一般的なパターン。

 

術後、ママと「お姉ちゃん」はゴハンを食べに来なくなりました。手術したヤザワに思うところあって、この2匹だけは来なくなったんです。ゴハンをくれる家(でも手術はしない)があるので、別にいいけど。それでもママとパパはまだカップルだったんです。

 

6月頃にはママがその家の付近から姿を消しました。

どうも「お姉ちゃん」にエリアを譲った様子。手術ですっかり母性も消えて、もう仲間もうっとうしいような感じではあったし、しょうがないな・・元気でねと寂しく思いました。手術はせめて、今後のママの人生の負担が軽くなればいいなというヤザワの思い。

 

パパにベッタリだったのに

 

「チビ」は兄弟姉妹の中でも小さく、性格も押し出しの強いタイプではないので心配です。みんなにゴハンをあげると、はじかれてしまうので、チビだけ別のお皿に入れて家の中で食べさせたりしてたんです。別に兄弟同士、仲が悪いわけでもなかったし。こんな性格のコが「独り立ちしよう」と思い立ってコロニーを離れるとは思えないし・・・

 

昼間は暑いので、夜になると「チビちゃ〜ん」とライトと探しがてら散歩してると、色んな猫を見かけるんですが、痩せ細った猫を見ると、「チビもガリガリになってるんじゃ・・」と、すっかり暗い気持ちになって帰宅します

 

家には入れないけど、ゴハンもあげるし、手術もしたし、ノミ取りの薬もしてるし、ウンチも拾ってるしで、半分は自分の猫のような気持ち

 

コロニーのニャンたちもそういう気分のようで、他でもゴハンをもらうけど、ウンチは何カ所かあるウンチ場の1つの駐車場ではヤザワの車の周りだけでしてるし

 

不思議というか当たり前なんだか、「この車はヤザワの」と分かっているので、ヤザワの車の下だけで涼んでたり、周りにウンチするんです。他の車の周りにはしてないんですよ。回収しやすくて助かるけど

 

ウチの猫より幸せなんじゃないかとも思う。ウチの猫は完全室内飼いなので、外には一歩も出れないし。

 

ペット不可の家に住んでる人で、猫好きなら、こういう「さくらねこ」との付き合いはどうだろう。懐くし、カワイイし

ゴハンとお水を適当な場所「ゴハン場」にあげて、ゴハンのお皿は片付ける。缶詰とか蓋を開けて置きっぱなしの人がいるんですが、猫は片付けられないのでヤザワが捨ててます。他、「てびち汁」に使った骨とかあげる人もいるんですが、あんな固い骨は食べれないって。犬でも危険なので「加熱した骨」はダメ。生の鳥の骨なら大丈夫。鳥でも加熱した骨は縦に裂けて食道に刺さったりして危険なんです。

 

懐いて触れるようになったら、洗濯ネットで捕獲して病院に連れて行って手術を受けさせれば、オシッコの臭いも減るし、発情もケンカもしなくなるので平和 無料で手術することもできるから。

飼わなくても「ちょっと猫と触れ合いたい」という気持ちは自然な事なので、どのようにゴハンをあげればいいのかとか、地域で可愛がるようになると、子どもの情操教育にもいいと思う。ウンチを拾ったり、水を代えてあげたり、子どもがやるといいとは思う。拾うのはバーベキュー用のトングでね。

 

 

 

「チビちゃ〜ん」と探しに行くと、エルちゃんも付いて来て、「ニャオ〜ン」と一緒に鳴きながら車の下とか覗いてるんです。300Mほど家から離れたら帰れなくなるんじゃないかとヒヤヒヤして、「付いて来ちゃダメ」と言っても付いてきちゃうんです。

エルちゃん(右)

パリスがエルちゃんに3日以上会えないとヒステリーを起してオスカルとアガタに当たるので、このように3日に1度はゲストとしてハウスでパリスと2人きりにしてあげるんです。

 

我が家の近況は

オスカルはココナツ・ヨーグルトが効いて、調子が良くなりました   

爪研ぎも2日に1度くらいはしてるし、ちょっと毛繕いもしたそうです。お腹とか背中に顔を向けるとバランスを崩してヨロけてしまい諦めるんだけど。気持ちは前向きというか。毛の艶もあるし抜け毛も減ったし(←これは服を着てるからかな?)。

アガタとパリスの毛並みは、もはやキャット・ショーの猫並み

 

これで「チビ」が見つかれば言う事ナシです

どこかでちゃんとゴハンをもらえてればいいなとは思うけど、出汁の後のカツオブシとかじゃ栄養失調になるし、人間の菓子パンとかでも猫は消化出来ないので下痢したりするんですよ。

 

今日はあっち方面に行ってみるかな〜

 

Twitterで見た絵。こういうの見ると心配で・・

ママが持ち帰った人間の残飯では猫的栄養が足りなくて母乳が出なくて子猫が死んじゃったり、人間の残飯は消化出来なくて子猫は下痢して死んじゃったりするんです。

猫のゴハンなんてスーパーでも売ってるし、たまには奢ってあげようか!という人が何人かいたら、猫もさほどクサいウンチをしなくてすむんです。

ごちそうしてあげて〜    

 

 

 

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6月の終わり

2018年06月30日 | ペット

      首里城のふもとにある人工池「龍潭(りゅうたん)池」を泳ぐアヒルと魚たち

 

先日『みやざわ動物病院』で、猫コロニーで最後の未手術の「お兄ちゃん」の手術のため首里を2往復した日

龍潭池

抹茶のような色なのに透明感のある水 ナンなんでしょね

この池にGW前から「子どもの日」まで、鯉のぼりが飾られます。池にいる魚は「フナ」だと思ってましたが、「鯉」なのかもしれません。鯉や金魚は川に戻すと2代だか3代でフナに先祖帰りすると言われているので、これだけ広い池だと野生本能が芽生えて元鯉や元金魚がフナ化したのかもですね。ここに錦鯉がいっぱい泳いでたらゴージャスなのにねぇ

 

首里城から龍潭池の間の散歩コース

先日訪れた「末吉公園」もこういう感じを目指してたのかもしれない。さすがに首里城は予算がかけられている。

石畳に苔もない

所々にある「原生林」

ヤザワ的にはこういう方が訪れて楽しい 苔も生えてるけど舗装されてないから滑らないし見た目もイイ

「ここはいいな

「日本人は江戸に学べ」とか、江戸文化を持ち上げる文献は山ほどあるんですが、ヤザワ的には:江戸の街並、住宅街には街路樹もなく、偏執狂的にキレイにしている感じがして、怖く感じます。あの「木は全て抜いてキレイな街並を作る」という感性が、現代でも公園に石畳を敷き詰めてしまうことに継承されていると思う。山もハゲにして杉を植林するとかね ←あの枯れて痩せた人工山林を見ると、江戸時代の街並を連想するんです。

全部がこうならいいのに

ほんの一角だけ

その一角に

戦争の傷跡?

っぽいな

首里城の司令部豪は全滅してますからね。霊感の強い人には「心霊スポット」だそうです。ヤザワも霊感は強いはずなんですが、そういう霊は見たり感じたりしたことがないなぁ。きっと「波動」がものすごく高いので見えないんですよ

瀬長島

ライトと日光浴をしていたら、カニさん達が10M以上は離れている所で活動しておられました。最初はこちらを警戒して隠れてたようなんですが、のんびりと本を読んだりしてゴロゴロしてたら、「んなんか視界に黒く動く点よりは大きいモノが・・」と気がついて目を凝らして見れば、カニ達がヤザワとライトを遠巻きに活動しているのでした。

 

カニがこちらを見ているのは明らかで、試しに起き上がってみると、10M以上先なのに、慌てて穴に入って見えなくなるんです。向こう(カニ)がこんなに注意してるんだから、こっち(人間)も気をつけてあげないとね。

了解です!

 

2匹、好奇心が強いのか、うっかり近づいたのか、3Mほど近くまで来てくれたカニがいたので大きさが確認できました。上海蟹くらいでした。昔、老酒に浸けた、こんくらいの大きさのカニを食べたよな〜

砂浜を歩いていて、直径5cmほどの穴にカニの足が埋まっているのを見て、「あれ?死んでるのかな?」とサンゴを拾って掘ってみました。

 

掘り出したら、10M以上離れた所にいたカニ達が、いっせいに見えなくなったんですよ。「ほら、やっぱり人間はヤバい」というようなことを言い合って隠れた気配がしました。

なかなか掘り出せないなー・・と思って胴体がちょっと見えたら、それまで丸まっていた足が、穴からバッと飛び出して海の方まで5Mほど走って違う穴に隠れたのでした。ああビックリした。ってそれは向こうか。脅かしてゴメンね。

 

魚介類を食す人には分からない世界だろうけど、食べなくなると、蟹も魚も食料とか食品ではなく、気持ちとかが伝わるようになるんです。カニの波動に合わせられるんですね。

 

しかしこの日は、生涯で初めてナマコを踏み潰してしまいました

 

ぶしゅっという炸裂音が足の下でして、「ん?感触がないのにこの破裂音は何」と思って下を見てみれば、クツの下で内蔵が飛び出したナマコが潰れていたのでした

ナマコってこんな柔らかいのか手応え(足応え)が全然なくて驚きましたですよ。。

 

さてこちらは

去勢手術後の「お兄ちゃん」(左)とパリス。みやざわ動物病院の先生は、「オスは1歳になってから手術したほうがいい。あまり早いと尿路結石になりやすいから」と仰ってたけど、ここ1ヶ月、姉妹を追い回して悲鳴が聞こえたり、鼻に傷が入ってたりと、思春期を迎えたようなので手術に踏み切りました。

「もう大丈夫だよ」

こういう時はヤザワ家屈指の気だての良いパリスが介護に当たります

パリスってエラい

これはココナッツヨーグルト第3弾。大成功 味、食感ともにNZで食べたヨーグルトにほぼ近づいた

クリ〜ミ〜

このヨーグルトを食べるようになって、オスカルがたまに「爪研ぎ」をするようになったんです。

「オスカル〜

痩せてしまって冷房で冷えてるのかもしれないと思ってノエルの服を着せたのも良かったのかも。

目に元気が出てきました!

やっぱり美猫〜

 

そうそうインスタにPC (Macだけど) から挑戦してみました。けっこー手間かかりますね

画面設定をPCからモバイルに切り替えてからログインするんですよ。

ログインしてからも「レイアウト」等のアプリの互換性が今イチなのか、使い方が下手なのか分からないけど、データを消してしまったりアップロード出来なかったり

みんなスマホで楽し気にセルフィーとかしてアップしてるというのに、何をヤザワは意固地になってPCでやろうとしてるんだか。いや。別にやらなくてもいんだけど

 

こんなに無為に過ごした月も人生で珍しいというほど、6月はナニもせずに終わっていこうとしてます。

先週なんて16時間とか寝た日が2日もあったんです。猫より寝る人間て珍しいよね

オスカルが心配して見に来ましたよ。「あ。生きてるよね。オレ、爪研ぎに来ただけだから」と、寝床の正面の爪研ぎポールで研いでました。

たまには心配するだけじゃなくて心配してもらわないと

7月はなんとかするぞー

 

 

 

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老境のオスカル

2018年06月08日 | ペット
                        
                                            見事までな空梅雨〜〜

 

ビーチに行く時は荷物番としてワンを連れて行くんですが、4匹連続で泳げないワンのうえ、ライトは「分離不安症」のため荷物番にもならなかったという

しょうがないので嫌がるライトを引きずりながら海に入れて浅瀬で浮かぶだけの海水浴の日々。ライトは足が着かなくなった時点でパニック、浜に向かってしか泳がないんですよ。。虐待してるように見えるだろうけど、洪水とか津波になった時のための訓練だから(←ウソ。一緒に泳いで遊びたい一心。やっぱり虐待か・・)

「待て

の号令でようやく撮れた1枚。沖縄犬らしく膝までしか海には浸かりません。うちな〜んちゅ(沖縄県民)はビーチ・パーティーは大好きで、週末はもう10月頃までどこのビーチもバーベキューの予約でいっぱいながら、泳ぐ人は少ないんです。膝までしか入らない。まあ酔っぱらって泳ぐのはよろしくないけどさ。気持ちイイんだけどね

 

今年になってからのお気に入りビーチは瀬長島。ビーチというより海岸なので「犬は入らないでー」と注意されることもなく、観光客で大賑わいでもなく、ヘンな騒音(低音質スピーカーからの糞音楽)もなくて

 

沖縄の天然ビーチは石灰化した珊瑚で出来ているので、シューズを履いてないと怪我するし、泳ぐなら長袖長ズボンに手袋でないと、やはり珊瑚で怪我をします。けっこー切れ味いいので痛いですよー

車で5分ほど

瀬長島に入ると「カニ注意」の標識。遭遇したことないけど夜行性なのか雨の日に活動しているのか・・

希少な在来種なんでしょうね

クルマは海と同じ色

昼間のカニの住処でしょうか

小さい穴がいっぱいで息をしていましたよ

静かなビーチも朝の9時からは自衛隊の戦闘機の訓練で、ものすごい爆音です。訓練自体は6機ほどで15分くらいで終わるんだけど、80〜90デシベルはあるでしょうね これが普天間とか嘉手納は1日中なわけよね。

那覇空港の滑走路は旅客機も自衛隊機も使うんですが、戦闘機ってなんであんなにウルサいんだろうね小さい音で飛ばないと戦闘する前に撃ち落とされないか

 

リラックス・タイムを爆音で遮られても、海を見て浸ると落ち着くし癒されるし元気になる

もう海の見えない場所には住めないなと思います。山より断然・海

 

4月からオスカルの具合があまり良くなく、「季節の変わり目だから?」と思っていたら、1ヶ月ほど毛繕いをしていないことに気がついて。あちこち毛玉だらけでボサボサで脂っぽいオスカルなんて初めて見た

猫の毛がキレイなのは、1日中、しょっちゅう毛繕いして毛並みを維持しているということが分かりました。

 

3年前には膵炎で一時危なかったオスカル。そこからホメオパシーやら食事も気をつけて復活したけど、寄る年波なんでしょうね。後ろ股関節も痛むようで引きずってるし。そういえば今年になってからはアガタのことも避けてたような・・・あんなに可愛がっていたのになぁ

もう女の機嫌を取る体力も気力もないようで、アガタの姿を見ると、めんどくさそ〜な顔をして避けて挨拶もしないんですよ〜

 

ゴハンも小分けにあげてケージで隔離(他の猫のゴハンを食べに行かないように)しても、吐いて戻してしまって軟便になってしまい、薄汚れたガリガリのオスカルを見てヤザワも鬱になりかかったんですが・・

 

お風呂に入れてみて毛玉はカットしてブラシをしたら、本人もキレイになって気分が良さそうな顔になりました。だいぶ消耗したはずだけど、本人もキレイにしていたいんだよね。

 

またゴハンは食べるようになって安心したものの、ここ2週間は「爪研ぎ」もしなくなってしまいました。

薄汚くなった時には本人も落ち込んだようなので

トランジション 30ml

コンビネーション フラワーエッセンス 日本国内正規品

 
AUSTRALIAN BUSH FLOWER ESSENCES

を飲ませたら、落ち着いて気楽そうになったのでした。自分からはもう挨拶には行かないけど、アガタから来る分には逃げないで挨拶だけはするようになったのでした。やれやれ

 

オスカルがヤザワの猫になったのが2008年の2月なので、10年の付き合い。多分20歳に近いんじゃないかと思います。里親に出してた保護主のタカハシさんが「2歳半くらい」とサバ読んでだけど笑

私は犬でも猫でもすでに大人で、容姿が決まっていて(子猫時代可愛くても成長したらアレというんじゃなく)賢いコがいいので、子猫とか若い猫というこだわりは全然ないんです。パリスは生後半年ほどの時はミルク色だったので飼ったのに。1年ちょっとしてベージュでキジっぽくなったから。「アンタ(←パリス)騙したわね」と言ったせいか、ものすごく良い子なんですよ

 

オスカルは「オレはものすごくイケてる」という自負のある猫で、実際・アガタ以外のメス猫はオスカルに一目惚れして大変なんです。子猫でも女の子はパリスに対する態度とオスカルへの態度は全然・違うし。パリスだってかなりハンサムなはずなんだけどねぇ

 

自分の容姿に絶対的な自信を持っているので、いつも身だしなみ(毛繕い)を整えて、自分の毛並にうっとりとしていました。その様子を見て、「持って産まれた唯一の服である毛皮をこんなに大事に手入れして・・」と、動物を殺して奪った毛皮製品に罪悪感を持ちました。飼ってみるまで分からないなんて私は大バカだと思いました。私のファーコートよりもオスカルは見事な毛並みなんです。

下段がオスカル。超絶・美猫

 

調子が良かったり悪かったりを繰り返しながら、徐々に下降線を描いてフェードアウトの時期に入ったんだなと寂しく思うけど、オスカルに出会えて良かった、楽しかったとも思っています。

 

3匹犬を看取ってきたことで、永遠の別離というよりは、関係上のプロセスと思えるようになってきたような気がします。

猫なのでそもそも18時間近く眠る動物だから、犬よりは気楽なのかもしれないけど。2匹目のバニラの時は、もう看病疲れとストレスで自分が先に倒れるかと思ったし、ペット・ロスで後を追うように死んでしまうかと思ったものだったけど、慣れたんでしょうね。死は日常の延長でしかない、と思い込もうと努力してます。

 

オスカルがゴハンを食べて、吐いたりしてないか見届けてからライトと海に行ったり。

なるたけ気楽に、オスカルに接して「大丈夫〜怖くないよ〜。ノエルによろしくね。またね」と言って送り出せるようにしたい。

そんなんで日々・日焼けしてます。海はいいよね

 

 オスカル

 

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なつかしの発表会

2018年03月18日 | ペット

 

明日〜 雨らしいので室内での発表会鑑賞はいかがですか?

始めて半年の子も出演する発表会。雨の日に家でゲーム三昧の子どもに育つより、楽器が弾ける子どもを育ててみませんか?

 

なーんて子どもを産んだことも育てたこともないワタシがこんなこと言うなんて、1年で視野がずいぶん広がったものです。

 

えー自分は何時の出演なのか分かりませんが:笑、おそらく2時とかなのではないでしょうか。ワタシがこの2ヶ月、手塩にかけたチビ生徒ちゃんが12時からのトップバッターなので、最初から立ち会うからヤザワは第1部のどこかだそう何時でもいいやと思っているので何時なのか知らないという。てゆーか先生達は朝10時半集合で設営も手伝う様なので、声がかかれば手伝って、マイクを渡されたら「入退場込みで8分ということで!」喋ります

 

室内オケ(小規模オーケストラ)規模のアンサンブルがある発表会なので、リハは前日から。大ホールで開催する発表会なんて「桐朋学園大学付属子どものための音楽教室市川分室発表会」以来。もちろん出演でしたけどね。なんか懐かしいなぁ。「あゆみ音楽教育アカデミー」も、主幹の藤野先生はじめ桐朋卒業生揃いなので、沖縄で桐朋の音楽教室のエッセンスが香るような発表会になるといいな

 

ニュージーから帰って早速の現実

カラーをしてるのがコロニー唯一の「お兄ちゃん」で、まだ未手術。このお兄ちゃんが「足を怪我してる様子ですが近づけません」とシッターさんからの報告メールで分かっていたので、帰ってきて次の日に保護しました。男の子はママに顔が似てますね。独りだと寂しくて泣いてウルサいので、姉妹も付き添ってもらうことに。

とんでもないことに

室内飼いの猫でもないのに、まるで瞬間接着剤を踏んで、固まってしまったのから逃げようとして毛皮を剥がされたような事態になってます。近所で接着剤を生ゴミに出した人でもいたんでしょうか?そのゴミを漁って事故に遭ったとか・・

 

虐待するような変質者はこれまで近所で噂を聞いたことがないんですが、気をつけて観察してないとですね。

 

捨てられた猫一家なので、飼い猫のように行動範囲が極めて狭く、200mほどの小路だけで、しかも住宅地だから、もし事故ではなく犯人がいるとしたら、ほどなく浮上してくるはず。

 

茶系キジのパパとチビ、最初に友達になった親子が訪ねてきました

おはよ〜

このチビ(もうだいぶ大きい)が、コロニーで唯一パパと同じ茶系のキジ柄のせいか、パパとベッタリなんですよ。性格はママの方に似てるんだけど。両親を知ってると、「色と柄と顔はママでも性格はパパだな〜」とか分かって面白いですね。

オレそっくりでしょ

ママはちょっと細面

グレーキジのお姉ちゃん

こっちを向いてるのがグレー系キジの「お姉ちゃん」のほう。この「お姉ちゃん」とママだけは、ヤザワんちにはもう訪ねて来ないんです。路で会って、「どう、元気?」と声をかけても:「まあね。おかげさまで子どももいないから毎日ヒマよ」みたいな感じで・・

 

グレー系キジの妹

姉妹共に・ものすごい美人猫に成長しました。チビはとても懐いているので、ノミ取り薬を毎月首に落として家にちょっと入れてあげたりするんですが、パリスが恋してしまってメロメロなんです

 

ロシアン・ブルー系の「ねずちゃん」も美人猫だけど愛嬌があります。お腹が減ってると、玄関で鳴いて、開けるとケージにすっ飛んで入ってゴハンを待ってるという:笑

「チビ」は女王様気質

この頃からパリスはチビに威張られて飛びかかって殴られてもメロメロだったという

 

それでもやっぱりオスカルは別格でハンサムのようで、ねずちゃんもチビも「ステキな猫ね・・」と、パリスへの態度とは全然・違うんですよ

 

よっ おっとこまえー

オスカル

 

 

発表会終わったら、コレも行きたいな〜

この方の著書は読んだ事あるんです。なんでも登山中に遭難して10日間だか、ともかく生存を諦められる期間を山中を彷徨って生還した方なんですが、その時のココロの支えというのが:「自分は食べなくても生きていける体質だから大丈夫」ということでパニックにもならず生還したという

 

水道もガスも止められた室内で餓死とか、孤独死というニュースを目にする昨今、「不食」という光合成?で生きていけるならば心強いですよね。

けっこーその手の本を読んだりサイトも見たけど、食欲旺盛で実践には至ってないんですが、興味はアリアリ

 

発表会の準備しないと

 

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無知は罪

2018年02月11日 | ペット

 

自治会、町内会レベルで取り組まないとなかなか進展しない問題

「猫にエサやらないで 増えるしクサくて」と猫嫌いの住民に言われた猫好きが、隠れてコソコソあげて、結局増えて問題が拡大したり、抱え込んでしまって「多頭飼育崩壊現場」の家となって、やはり社会問題となってしまう。

 

先日と言っても7匹避妊手術する前のこと:

「こんなに猫が来ないようにして家の前にいられるとイヤだしクサくて」と文句言われたので、

 

「このコたちはあっちに10匹で捨てられていて、子猫がすでに2匹餓死したんです。今、餌付けして触れるようになった子から順番に手術してるので、ちょっと待って下さいね。手術しちゃえばオシッコの臭いもしなくなるし、ウンチは拾ってゴミに出せばいいし」

 

と説明したんですが、「ウチの花壇(とは言えない荒れた何も植わってない土)にウンチされたんですよ」とお怒りのようだったので、「あーじゃあ、今度見て拾っておきますね」と言ったら、今度は恐縮したように「そんなことしてくれなくても、猫が来なければいいんです

というように、ヒト(←ヤザワ)の話は聞かないで、自分の言いたいことだけ言うんです。

 

「今、手術してクサくしないために餌付けしてるんですよ?そんなこと言ってたら、この辺・猫だらけになっちゃって、もっとクサくなって大変なことになりますよ」と、私もだんだん口調が強くなっていって・・

 

「じゃあ、それでウンチしないですか」と聞かれるに及んで・ついに

「自分だってしてるくせに。人間のなんか猫のよりずっと大きくてクサいですよ。トイレで流してるからってそんなこと言って」と言ったら、『鳩が豆鉄砲』というヤツかな?という顔をして退散したのでした。

 

ちなみに、そこの飼い犬が・また超絶・感じ悪い犬で、ノエルに噛み付いて追いかけ回したこともあるんですよ。「ああ飼い主そっくりで感じ悪い犬」と当時も思ったものだった。あまりに吠えてうるさいので、駐車場経営の実家に引き取られたんだけど、その実家でも狂犬のように吠えまくってるんです。

 

犬の行儀が悪くても、ドッグトレーナーに訓練させたりする費用は惜しいらしく、「どうしたらいいですかねもう困って・・」と、ノエル、ライトとイイ子に育ててるヤザワに相談だけはする。外猫のことにヤザワが取り組んでると知って、ついでに自分の犬の事も聞いてきたわけだ。この人に以前、「ピアノの音、聞こえます?うるさくないですか?」と聞いた時にも:「他の人はお金払って聞いてるのに、私たちはタダで聞けてるからいいですよ」という返事をされて、別に嬉しくなかったことを思い出した。言う事全てがセコくてセンスがないの。

 

厚かましーオバさんだとは思うけど、ちょうどオマケでもらった犬おやつがあったので、それを差し上げて:「お客さんが来て吠えたら、おやつをあげて注意をそらすんです。何回も根気よくやって『お客さんが来るとおやつがもらえる』と思うようになればイイ子になりますよ」とアドヴァイスをしたんですが・・

 

後日

どうぶつ基金 から取り寄せた「猫にかたづけは出来にゃい」というポスターとか、「命を捨てないで」ポスターやら「桜猫手術」のパンフを、自治会の掲示板に貼って、そのウルサいオバさんにもあげようとしたら・・

 

「もう今、猫いないですよもういいです」と言うので、

「いや、いるんですけど、臭いがしなくなったのと鳴かなくなったのと群れなくなったんです。手術をするとこうなるんです。みんな耳カットされて、このへんの地域猫になってます。啓蒙のためにポスターを貼りたいし、パンフを見て下さい」

 

と言って渡たそうとした時、「そういえばワンちゃんの様子はどうですか?」と聞いてみたら、「ああ。これも返します。やっぱり無理」と言って、封を切ってないおやつを返されたのでした。「猫も関係ないから」と、最初、パンフも受け取り拒否しようとして。

 

やっぱりココロも気持ちも通じないヒトなんだなーとは思いつつ、「ナニがどうダメなんですか?」と聞いてみれば、5人姉妹の中の1人の妹が見張りの時だけ狂犬に変身するので、いつもはいい子だけど、その妹との時だけがダメなんだそう。そしてその妹の悪口を言うのでした。「あの妹に言っても無駄だから」と。

    

いつもならそこで「ああそうですか」で打ち切るんですが、今回は地域猫のこともあるしで、このババァ少し教育したれという気持ちになり、珍しく年配に説法をしてみました(キレました

 

「ワタシはアナタが『困ってる』と電話してきて、トレーナーを教えても・食い下がって電話を切らないから、おやつまであげて・色々と教えて差し上げたんですよ?それで、その失礼なもの言いは何ですか?そんなだから犬も飼い主に似て、狂犬のように吠えるんですよトレーニングをやる気がないなら、声帯除去という手術もあるんですよそれなら声が出なくなるから静かになりますよ

と・動物愛護家にあるまじき発言をしたら、さすがに「ええぇそこまで・・」と青ざめて震えてているので:

 

「ワタシ(←ヤザワ)もそういうことをしたり、猫を殺すのがイヤだから時間がかかっても餌付けして、手術してるんですよ」「だからあれから文句言ってないじゃないですか」「あなたの犬は狂犬みたいで感じ悪い。あなたの考え方がおかしいからです。1円も払わないで手間もかけないで『猫はこっちに来るな』とか『犬は吠えるな』というのは無理なんですよ分かりますか

  

やはり住人同士がこうなる前に、町内会とかで「地域猫について」の話し合いというか勉強会をするべきなんですよね。猫は「てびち」の骨は食べないとか。ケンチキの骨も食べ切れなくて生ゴミなんだとか。猫カリカリとか缶詰をあげたいヒトは隠れずにあげて、お皿やらは片付けて。お金と時間があれば手術もして。なければ自治会でも「どうぶつ基金」や市役所の地域猫無料避妊・去勢手術を利用したり。

 

観察してると、ゴハンをあげる人たちは、伴侶に先立たれて子どもは独立した独り暮らしの老人だったり、生活保護?というような感じのヒトもいるんです。趣味とか交友関係もなさ気で、猫が癒しでもあり楽しみでもあるわけです。

 孤独な人たちを、地域の人が気にかけてる様子は全くなく、そういう点では東京と変わらない

 

こういう人たちの楽しみを奪わずに、共存していく方法を取り入れないと。

 

「自分たちさえ良ければイイ」で世の中は酷いことになってるから。

 

以前、近所に公務員を定年退職した鍼灸師がいて、けっこーツボに刺してくれてたんだけど、自宅兼治療院の花壇に「猫がウンチをしたら、殺虫剤をウンチにふりかける」と言うので、

 

「なんで拾って捨てないんですか?」と聞いたら:「なんで私が猫のウンチなんか拾わなくてはならないんですか」と聞き返されたので、

「だって自分の花壇に殺虫剤撒き散らすよりは土壌汚染がないじゃないですか?その殺虫剤が雨で流れて今度は海に行って公害になるんですよ?」

と言ったら「ウンチする猫が悪い」とやはり怒っていて、花壇で音がすると、治療中にも関わらず血相を変えて飛び出して行って猫を追い払うので、すっかりうんざりして行かなくなってしまいました。腕は悪くなかったけど、殺虫剤を買わせるお金を払いに行くのも公害に加担する気がして。

 

だいたい公務員だったんだから、定年後に少しは地域貢献しなよとも思ったなー

 

同じように、公立大学に通う学生にも地域貢献をさせる時間があったほうがいい。日本はあまりにも社会貢献の意識が低すぎるとは常々感じています。これがアメリカなら、必ず奨学金の出資者との面会があったりして、「こういうサポートがあって自分が今勉強出来ているのか」ということを強く自覚させられて無駄な嫉妬をしなくなる。それが将来のボランティア活動に積極的な社会人を作る土壌となっているんです。

 

「自分の力で生きていけない人を、税金などで国がサポートするべきでない」と考える日本人は3人に1人で、これは先進国の中でも群を抜いた「冷たい国民」なんです。他のフランスとかは100人のうち8人くらいしか、そんな風には考えてないから。アメリカでも12%くらい。30%以上の日本人という人種は、もう冷血なわけですよ。

 

自分たちで自分たちの国を暮らしにくく、生きづらくしてる。

 

ちょっとのお金と愛があれば足りるんです

 

 

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日々の果て:ノラ・ファレル逝く

2018年02月04日 | ペット

とうとう「さくら猫」となったチビ(グレー系キジ)とロシアン・ブルー系「ネズ」ちゃん

 もう毎週末「捕獲」「手術(の送り迎え)」「術後のケア」に追われて、人生・大充実

里親掲示板にも投稿してみたりと、裏活動も活発だし

7匹終えました あと残り1匹

最期の1匹は「お兄ちゃん」なので、来月以降で大丈夫とのことでした。メスのほうが早熟らしい。

ライトもハウスを提供

「ノエルのハウスは自分(ライト)には狭いんですが・・

別にハウスにいなくてもいいじゃないですか

「そうですネ

 

この自主活動を・つい・漏らして:「エラいですねぇ(よくやるよ)」と言われると

 

「エエ。アタシ人間の友達いないんで交際費要らない分回してるんですよ」とか、自分でもヤケクソなのかと思う瞬間もあったけど、最大の理由は:この猫コロニーが美猫揃いだったということ。ブサイクが1匹もいなくて、どのコもペットショップで売ってる純血種より美形

 

「こんな美形コロニーを全員・断種してしまったら、世の中にはブサイクな猫しかいなくなってしまう」というのは毎度の葛藤なんですが、それでもこんな美形軍団が殺処分された日には、後悔と悲しみでヤザワが具合が悪くなってしまうから、もうこれは自分のためでもあるんです。

 

かつて奥武山公園で、とてもカワイイ、行くと飛んで来てくれて、帰りも送ってくれたロシアン・ブルー系の猫姉妹が、耳カット(手術)してなかったばかりに、ある日、殺処分されたと聞いて、完璧に鬱状態になってしまったんです。今でも思い出すと辛い。あんなことになるなら連れて帰ってきて近所に住まわせて地域猫にするんだった

 

そんな日々のある日。仕事の帰りに「浮き島ガーデン」で夜ゴハンを食べてると・・

 

「お久しぶりでーす」と見覚えのあるよーな印象がなんか違うような人に声をかけられて、誰だったか・どんな人だったかも思い出せないうちに、あんまり親し気だったので・うっかり同席してしまってサイアクなディナーにしてしまったのでした

 

記憶を辿れば、会うのは確か2回目とかで、最初はどっかのパーティーで、SNSでメッセージが来たので「観に行く予定の映画」を知らせて、別に待ち合わせでもなかったつもりだけど、そこにも現れたので帰りに1杯だけ飲んだことのある人。その後もメッセージが来てたけど、話も合わないしつまんないので、返信しなかったんだった。思い出した

 

3回目に偶然・遭遇したその人は・・

 

自分は先月、転職して、その職場がいかにつまらないか、という話をホロ酔いで疲れを取ろうとしてるヤザワに話だし、スマホを持ってないヤザワは、次の料理まで「(本でも読もうかな・・)」と「あ〜そう・・」とバッグの中に手を入れたところで料理が到着したら、なんとそのヒトが・・

 

「ワタシ、大腸癌なんです。だから糖質制限食で、炭水化物は食べないんです。肉と野菜だけです。ヴィーガン食にすると下血がスゴくて・・・云々」

という話を始めたのでした。ならマクロビの『浮き島ガーデン』なんか来んなって

 

「コレは一体、何の修行でコイツのこんな話を聞かされながら食事をしなくちゃいけないんだ」とは思ったものの、適度に酔っぱらってたので、「へーそれは大変。肉をやめれば治りそうなのに」と、相づちまで売ってしまったので、そいつの下血話に拍車がかかってしまって

 

手振り付きでの下血話を聞かされながらの食事。「(コイツは氏んでも惜しまれないだろうなー)そうなんだーアレルギーテスト受けてアレルゲン除去したら?」と、なんとか「トイレが真っ赤」話から脱出したのでした。「美意識が高過ぎて美肌を求めるあまりにステロイドを全身に塗っていて、気がついたらアタマもおかしくなって」という話もしてたな。「ああそれで内蔵もね」とか何とか。特に美人でもなく下血話を食事時にする人の「美意識」だもんなあ

 

そうこうしてるうちに、隣の東京から旅行に来てた女子が話に合流して、なんとか・どーでもいー話になって、ようやく気持ち良くホロ酔いになったのでした。やれやれ。

 

後日

またその下血女から「ゴハン食べに行きましょう」メッセージが来ていたので、さすがに:「もうアナタとサシはイヤでーす。ゴハンの時に下血話とか超イヤ〜。信じらんな〜い。お体大切にね〜」と返信したのでした。

アタシもヒマだなぁ猫にかまけてるだけあってとは思ったけど、また忘れた頃に声でもかけられるとヤだからね

 

まだ(見るからに)四十路でアレかぁ〜 先が(あるとしたら)長そう〜

 

ひとえに本も読まず音楽も知らず、映画も観ず、何も自発的に吸収したことがなかったんでしょうね。休みはディズニーとかパワスポ巡りとかショッピング。

 

老人ホームって「塗り絵」したり「夕焼け小焼け」を歌ったりする所らしいけど、そんなことでもしてないと、あんな話(下血話)くらいしか話すことがないんだろうね。それかテレビの話。それで老人て行く場所なくて話し相手も話すこともなくて医者詣するのか。

 

老人は:少しはボランティアとかして、社会の役に立ったらどうなんだと思う。託児とかさ。公園に行くと、ボランティアで花を植えたりしてるグループもいるけど、仲間のいないヒトは猫ボランティアとかがいいと思う。もう今さら中身は変えられないので、つまらない話を一方的にして他人の時間を潰すよりは、猫に親切にして慕われたほうが意義のある人生を終えられると思うな。ヤザワも既に始めてますし。ゴミも拾ってますよ

ヤザワ父に:「再婚したら?」と勧めると、「バーカ。女なんてコリゴリだ」と言うんですよ

それでも・いちお・老人ホームは見学に行ったようで:「もうな、爺同士がババアを取り合って殴り合いのケンカして入れ歯を吹っ飛ばしてんだぞー」と報告してましたな。挙げ句、ボケてもないのに「塗り絵」したり「夕焼け小焼け」歌ったり、介護士のタメ口もヤなようで、孤独死を受け入れた様子

 

「独りっきりで死ぬ瞬間」を想像して、それがコワくて、塗り絵やら夕焼け小焼けの日々なら、自分の気に入ってる生活を出来る限り長く続けたほうがずっと良いとは思う。

 

なんだか(猫ボランティアしてるほど)ヒマなのに、感傷に浸る気持ちの余裕があまりない日々。ショックすぎるというか一種の思考停止なんだろうけど。

2007年

ビル(ウィリアム)ダックワースとノラ・ファレル@杉並公会堂

初めてビルとノラが日本に来た時

03も07年も、ヤザワが企画したプロジェクトで招聘してお呼びしたのでした。イヴェント後は、このメンバーで京都旅行をしたのよね。楽しかったなぁ。龍安寺とか開門前に無理ヤリ「米国の著名なケージの研究者ですから!VIPですから!」で、1時間、貸し切りにしてしまったり。

 

2012年の9月に、ノラから突然「ビルのメモリアル(追悼)イヴェントをします」とメールが来た時には、PCの前で凍り付いたものだった。

そして今日:

 

btw, on a sad note: Nora Farrell (widow of Bill Duckworth d. 13 Sept 2012) died on Sept 6 last year in Brisbane, a sudden heart attack

 

ノラとヤザワは同い年。NYでヤザワがレーベルを立ち上げる時に尽力してくれた、元ボスでもある。

'12にビルが亡くなる前の1年を、看病して看取ってから5年。

 

やっぱり再婚することもなく、失意のうちに亡くなってしまったのかと悲しくも思う反面、これでビルにも会えて、辛いことも終わり。良かったね、という気持ちもする。心配したビルが呼んだのかもしれない。友人を訪ねた旅行先のオーストラリアで客死とは、周りの人もショックだけど、きっともう独りでNYに帰りたくなかったんだろうなという気もする。

 

ショックではあるけれど、友人としては、ノラのアセンションを祝福しなくてはいけないような気がして。

 

人に嫌われたり迷惑をかけるというのは、死ぬに値しない理由だと思ったということでした。

 

 

 

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さくら猫との付き合い方

2018年01月28日 | ペット

「パパ」と「ママ」は手術しても、やはりカップルのようで、相変わらず大所帯を切り盛りしてる様子。とはいえ、子猫たちもだいぶ大きくなったので、べったり一緒にいるわけではなくなってきています。

 

昼間に会うと、みんな喜んで走って来てくれて、木に登って見せたり、電柱を登って塀に乗ってみたりと「見てー」と自分の得意なことを披露してくれます。みんな楽しそう。

 

猫ってこんなに身体能力高いんだーと改めて感動します。

ウチで食っちゃ寝、食っちゃ寝で、家から一歩も出れず、こうやって木に登って遊ぶことも知らないヤザワ家の猫と、どっちがシアワセなのかなーと考えてしまう。本来は庭付きの一軒家で、納屋とか物置が庭にあって、そこは猫が眠れるように出入り自由にしておくのが理想なんでしょうね。昔の人はそうして猫を飼っていて、貯蔵の穀類とか食品をネズミから守ってもらってたんですよね。

 

「野良猫」は野生の猫ではありません。イエネコという人間と共存して生きる種で、サーベルキャットのような野生種ではないんですよ。だから人間にもなつくんです。野生種は餌付けがほぼ出来ない。出来たとしても飼うのはとても難しい。

 

「野良猫」というのは、人間で言えばホームレスの状態なんです。もう納屋も物置もないので、猫はどっか行って下さい、というのは人間のワガママのような気がして。

 

もともと土地には猫以外にもネズミ、昆虫、鳥などが住んでるのがフツーで、それを人間が不動産として購入して、「今日からここは自分の土地だから、動物は出て行け」というのは侵略者の理論じゃないかと思う。アメリカもそうやって先住民のインディアンを殺戮して建国した国でしたね。

 

日本のこの殺処分数は、近いうちに世界的な非難を浴びると思います。

 

猫が増えてしまうのは、飢餓状態だからということもある。自分も死にそうなのに、種の保存という本能から、どんどん産んでしまう。そして子猫はほぼメス。人間でも危機の時というのは女の子、メスが産まれてオスはあまり産まれないと聞きます。オスは小さい時は弱くて育ちにくいから。そして平和で十分な人口になってくるとオスがいっぱい産まれて成長して、今度は戦争して人口淘汰をするという。もうこれは人口調整なのか?という感じだよね。。

この『どうぶつ基金』提携の病院が沖縄にも出来て、「ママ」と子猫たちはそこで手術してもらいました。

 

「さくらねこ」って?

 

「みやざわ動物病院」の先生は、以前ケルビムにいた先生で、この4月に開業したそう。「パパ」の手術をケルビムでした時に、「そういえば宮沢先生はお元気ですか?」と聞いたら、開業したと教えてもらったのでした。先生には里親に出した猫、パリス、ノエルも手術してもらったんです。

 

先生は麻酔代くらいにしかならないんじゃないかという施術代で野良猫の手術は引き受けてくれてます。手術は予約で一杯。「先生、大変ですね。ありがとうございます」と言ったら、「いいの。これがやりたくて独立したんだから」と仰ってくれました

 

病院にも「さくら猫」だけど首輪を着けてる先生の猫ちゃんもいました。ここで手術の時にはケージ持参です。ケルビムと違って宿泊スペースがありません。

アタチたち、どうなるの

手術前日の夜12時前までに食事は済ませ、次の日の午後3時以降から手術です。「ママ」は大泣きしたので術後すぐにリリースしてしまいましたが、出来れば1週間は安静にしてもらいたい。

術後。みんなぐったり

また無邪気に「見てー」とヤザワに木登りを見せてくれたりするかな?と思う。

 

グレーのキジお姉ちゃんは:術後、「アタシはもう子どもが産めないのね。子どもが欲しかったわ・・」と、泣き顔でした。伝わりました。チビと黒はナニが起こったかよく分かってないようだけど。

お姉ちゃんは、もうすぐ発情期直前だったんでしょうね。危なかったけど、なんか哀れで・・

術後、お姉ちゃんだけは何も食べなかったんですよ。丸1日絶食。

 

玄関には毎日、ママもパパも他の姉妹も弟も来てます。みんな3匹が心配で。

 

里親募集中のグレー系キジの「チビ」を面会させたら、お姉ちゃんは「このコは大丈夫だわ」と、チビのアソコの匂いをチェックしてました。まだ子猫なんだけど、手術したら途端にオシッコの臭いもキツくなくなりました。もうホルモンがないから。大人猫ならもっと臭いが減るんです。

 

術後の3匹のお水には「Transition」を垂らしました。他、カレンデュラや、オリーブも。お姉ちゃんもだいぶ落ち着きました。

オーストラリアンブッシュ トランジション 30ml

コンビネーション フラワーエッセンス

日本国内正規品

AUSTRALIAN BUSH FLOWER ESSENCES
 

 

猫の希望は無視して人間のルールを押し付けてますが、この環境で子猫を産んでも、母乳が出なかったり、それで弱くて子猫が死んじゃったりというのが現実なのでね。。実際、「ママ」の子猫も2匹、亡くなってしまいました

 

術後に奮発して「カンガルー生肉」を3匹に差し入れしたら、イヤ〜な顔をされて、ダレも口をつけませんでした。なので外で待っていた「ママ」やチビにも勧めたんですが、食べませんでした

 

自分(ヤザワ)は動物は食べませんが、猫と犬のためには買ってます。みんな生肉が食べれるようになるまで、けっこー時間かかりました。アガタは3ヶ月以上かかったな〜。最初は全員・臭いを嗅いで「ゲッ」て顔でした。

 

今どきの猫は基本・カリカリとか缶詰しか食べないんです。あとは人間の残飯。元・飼い猫なので、捨てられてしまったらゴミから残飯を漁ったりしないと生きていけない。ネズミを猟って食べるなんて猫自身、想像も出来ないことなんです。

 

目の前をネズミが横切ったら追いかけるとは思うけど、「それはアンタのゴハンよ」と言っても「はあ」という世界ですよ。。

 

「てびち(豚足)」の骨とか、出汁をとった後のカツオブシを猫にあげてるつもりの人がいるんですが、豚骨なんて猫が食べれるわけないし、出汁をとった後のカツオブシも栄養ゼロで、よほど飢餓状態でない限り食べません。ケンタッキーの骨もあげてるようだけど、「加熱した骨」は危険なんですよ。骨なら生でないと。

食べられない残飯を道に置くから、猫も食べられなくてゴミとしてその場に残る。

 

ここは「ホームレス」の方に接するように接して欲しいもの。人間のホームレスに「ホラ、骨しゃぶって出し殻だけどカツオブシ食べて」とはさすがにしないでしょう?たかが体重3キロほどの猫。茶碗に半分も食べないです。

 

人間のモノなら塩分のないもの(犬猫に塩は結石を作って詰まって死んでしまう。野良猫の死因1位。人間の残飯とやっすいカリカリと缶詰を食べるから)、調味付けの前のもの。

釣りで釣った魚を生であげるのもダメ。寄生虫で死んでしまいます。焼いてあげて下さい。もともと猫は100%肉食なので、魚より肉が身体に合ってるし魚は塩分多いから。

 

でも出来れば猫用のゴハンをあげて下さい

お水も飲めるようになってるといいな。汚いお水を飲んでるとオシッコの臭いがキツくなるから。

 

台風とか寒波の時は、避難に入れるようなものがあるといい。子猫はたいがい、そういう時に濡れて体力がなくなって死んじゃったりするから

 

えひめAI-1 家庭まるごとこれ1本 4L
タオプラニング株式会社
 

手術してればオシッコはだいぶ臭いがなくなるけど、気になればこういうのを撒けばいいし、ペット用のを飲み水に入れておけば、本当に臭いが減る。自分の排泄臭が気になるほど:笑

 

こちらがペット用。室内犬とか室内猫にもオススメ

ラクトAI猫用ドリンク 2L 乳酸菌で臭いを分解

これも「えひめai-1」シリーズのペット用 消臭スプレーもありますよ〜

自然素材なので家の中でペットの消臭対策の強い味方  

あとコーヒーの出し殻も消臭効果抜群なので、豆腐パックとかプラケースにでも入れて部屋の隅にでも置いておくと全然違う。ヘンな消臭剤とか芳香剤は「香害」で今や社会問題。

 

 

「さくら猫」は地域猫 

 

喉乾いてないかな?とか、お腹空いてないかな?とか、みんなで可愛がって遊んで欲しい。得意技を見せてくれて、猫サーカスみたいだから

 

「ノミ・ダニ取り」の薬も出来れば1ヶ月に1回、首の後ろに垂らしてあげるといんだけど、コレはけっこー劇薬なので、重複してしまうと肝臓悪くしてしまうから近所の人と確認して。

 

ウンチもゴミの日の前に拾ってゴミと一緒に出しましょう。2分もかからないから。

 

家の中で飼われるより、猫も幸せなんじゃないかとふと思ってしまいました。

 

あと3匹(←手術:メス2, オス1)     

 

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里親募集中:美少女グレー系キジ

2018年01月14日 | ペット

    生後4ヶ月ほどのグレー系キジトラの美少女。フレンドリーでワンちゃんもOK!

 

経緯:

去年の10月に突然・一家で近所に現れました。子猫が産まれたので捨てられたのでしょう。飼い猫だったようで、行動範囲も200メートルほど、アスファルトの上しか歩きません。人慣れしていて子猫たちとパパはワンちゃんとも仲良くなれます。

 

パパはすでに去勢手術済み、ママも手術日程が決まっています。夫婦は地域猫としてリリース予定ですが、子猫はまだ小さく人慣れしているし性格も良い美人揃いなので、里親を見つけてあげたいと思っています。

 

とても賢く猫というよりは犬のような性格なので、1匹でお留守番が退屈なワンちゃんのお友達に、また初めて猫を飼う人にも飼いやすコです。トイレも上手。トライアル後、相性を見ての譲渡とします。ウチではすでに保護猫3匹と犬1匹でこれ以上は飼えないので沖縄県内で里親さんを募集します。室内飼い希望。

 

子猫ちゃんは、ロシアンブルー調のコ、茶系キジ、白とグレーのコもいます。アイラインがバッチリ入った美猫揃いです。

 

メッセージはコメントから送信して下さい。認証制ですので反映されません。

簡単な自己紹介(ペットの飼育歴、飼育環境など)をお知らせ下さい。

もし、手術代を躊躇されてる方がいらしたら、2匹、姉妹か兄弟で飼ってくれるんでしたら私が負担しますよ。

みんな仲良し兄弟なので、せめて2匹一緒で飼われて欲しいなぁとは思うんです。飼う方もラクだし。

順次、今月から手術しますので桜猫希望でなければご連絡下さいね。

 

********************

沖縄は先週から冷え込み出して、一昨日は「あられ」が降ったんです

去年も北部で雪がちょっと降ったんですが、そんなことはこれまでほとんどなかったので、「みぞれ」と「あられ」の違いが分からないーというツイートがあって、なるほどねーそうだよねーと思ったのでした。

 

「みぞれ」は水分多めで雪に近い感じ。大根おろしの入ってる料理を「みぞれ」とか言うでしょ。「あられ」はヒョウを砕いた細かくした感じ。氷の小さいヤツ。

 

火曜日からはまた24°とかに戻るようですが、寒いです

 

「これはあまりに寒い」ということで、フード付き猫トイレを避難所に提供いたしましたよ。

寒いからコレに入って

みんなで寝ればあったかい

雨が入らないように空気穴はトイレのドアで塞いで石を乗せて入り口は家のほうに向けて。ダンボールのほうが暖かいはずだけど雨がすごく降ってたから。

翌朝見たら、みっしり猫団子になってました

パパとチビも

顔がボケちゃったのが「パパ」。

 

「ママ」(のはず)をお預かりしました。手術が近いのでノミ駆除などを済ませないと。

チビがいると安心

ママだけでは不安でしょうから、チビも付き添いで。チビは里親募集用の写真も撮ってと

チビがゴハンを食べてたらママも食べました。

食後は2人で寄り添ってるけど、それはトイレなんですが・・

ママも美人

まあトイレする時には「ん?これはもしかしてトイレか」と分かることでしょう

ママをどうするのー

と・外では家族が心配してますが、このまま1週間ほど預かります。術後の経過もあるのでね。

チビは手術の間はパパと姉妹と一緒に外で遊んでてもらいましょう

 

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イクメン猫パパ

2017年12月21日 | ペット

「ママを病院に連れて行くから、パリス、チビたんを頼むよ?」「ほいきた

 

子猫を連れていたママ猫は、ウチの前で待つまでの仲になりましたよ

待ってる待ってる

ということで、ゴハンを食べてる時にノミ駆除スプレーを首にスプレーして、まずチビを保護。チビの世話はヤザワ家で1番フレンドリーなパリスに頼んで、次に:子どもそっちのけでガツガツと食べてるママを捕獲。そのまま病院に連れて行きました

 

搬送先は:宜野湾のケルビム動物病院。ここは里親譲渡会を開催したり、シェルターを運営したり、野良猫の避妊/去勢手術は割安で実施しているという、まるで欧米の動物病院のようなところ。ヤザワもここでこれまで野良ちゃんの避妊・去勢手術をしてもらったり、譲渡会で里親が見つかったりとお世話になってます。

 

「野良ちゃんなので歳とか分からないですよねー」「そうですねー」とか話しながらも、いちおカルテに記入するので名前やら歳を書き込みます。「1ヶ月くらい前に最初に会った時、見た目2ヶ月くらいの子猫を3匹連れていました。もう子猫はカリカリも食べられるので離乳してます」など状況も説明。

 

そういえば名前も付けてなくて、「ママ」と呼んでいたので、そのまま「矢沢ママ ♀ 2歳」とかテキトーに書いて、体重を量って(2kg以上の成体でないと手術できない)、手術方法は埋没法にするか、家で1週間ほど療養させられるなら外側も縫って抜糸にするか、耳カット(手術済みの地域猫の印)の有無などを決めて、ママちゃんを病院に預けて帰ってきたのでした。

 

ケルビムはいつもボランティアの人たちが手術のために連れてくる猫たちでいっぱいなので、1泊預けて翌日以降に手術をすることになります。手術は全身麻酔なので、当日のゴハンを抜く意味もあって。野良ちゃんはどこで最後に食べてるか分からないからね。夜ゴハンは病院でちゃんともらってますよ

 

「ただいま〜

チビがものすごく怒ってます「ひどいなんでこんなことするの」とニャーニャーと文句を言われました

 

こういう時:「しょせん猫相手に話しても無駄さ」と思わずに、丁寧に感情を込めて情景を思い描くようにして話しかけます。自分の中で「映像」になると、それは動物にテレパシーで伝わります。この動物と会話する「アニマル・コミュニケーション」は欧米ではスペシャリスト認定されていて、犯罪捜査にも協力しています。

 

「あのね、ママは今、病院で他の大勢の猫仲間といっしょに手術を待ってるの。手術が終わったら帰って来るから大丈夫だよ。ママはこれで心配事(妊娠と子育て)が減って、チビたんと楽しく安心して暮らせるよ?」

 

と、病院での映像から車で帰ってくるところ、チビと道でのんびり日向ぼっこをしてるところをイメージしながら話しかけました。

 

パリスはケージから出して、チビは今夜は1人で寝ます。オスカルは1度、挨拶に来ましたがアガタは居留守。ライトが目を爛々と光らせてヨダレを垂らし、尻尾をブンブンと振って、今にも飛びかかって食べそうな勢いなので、チビもケージから出たそうではなかったので、就寝。

なぜか・猫が全員・ヤザワのアタマ周りを囲んでましたけどね。ヤザワの気持ちというか考えを読もうとしたんでしょうか?

 

それにしてもライトのあの態度は何なんだもしかして子猫を食べたことがあるのか?とちょっとヤな感じがしたな。ライトも捨てられて放浪してたところを保健所に捕獲されたコなのでね。

 

翌日

ケルビムから電話 「今、麻酔して手術しようとしたら男の子なんですが」と言われて:「違う猫と間違えたんじゃないですかキジ柄で、鼻の周りが白くてお腹も白くて足先も白いコですよ?鼻の横にはシミのようなのがあります」と伝えたら、電話の向こうで:「もう1回見て来て!キジの鼻が白いコいる?いないわよね」などバタバタしてる気配があった後、

 

「やっぱりこのコです。男の子です。タマが付いてます」と言われて、「ええ 3匹も子猫を連れてたんですよ今は1匹になっちゃったけど、いつも連れてるんですよ」と驚くヤザワに:「そういう保母さんみたいな男の子もいます。猫は割とオスの兄弟で子育てしたりするんですよ」と言われて呆然としたのでした。

ママじゃなくて「パパ」だったのか・・・   

 

「それで手術はどうしましょうか?しますか?」「して下さい」「耳カットもですか?」「はい。カットして下さい」

 

迎えに行ってみれば、「ママ」ならぬ「パパ」も、すっかり怒っていらしたのでした  

 

パパ〜

喜ぶチビ。これでチビの人間不信は収まりました。やれやれ

 

傷口も浅いのでチビと一緒に大事をとって一晩ケージで過ごした後、玄関前にゴハンを置いて:「また食べに来るんだよ?」とリリースしたのでした。ゴハンは奮発してターキーの猫缶とカリカリとあげましたよ。術後だし。ウチの猫たちが喉をならしてましたが、今日はパパとチビだけ。

食後はしばらく玄関前で身繕いをしてましたが、そのうちいなくなってました。

 

次の日

 

ママ・・じゃなくてパパとチビはどうしたかな?

と探しに行ってみれば、ヤザワの顔を見てチビは駆け寄って来ましたが、パパはすっかりビクついて近寄りません。

「そうなると思って。ハイ」とカリカリを取り出したら、パパも近寄ってきたのでした。元気で良かった

 

次の日

 

やっぱりもうヤザワの家には食べに来なくなってしまったので、探しに行くと、最初に会った付近の家の庭にパパがいました。「ここのウチもゴハンくれるの?良かったネ」などと言いながらカリカリのお皿を置くと:

ええ

あれはチビだ

隣が「ママ」なのか

あれよあれよと

グレー系のキジというか、リンクス・キャットのような5〜6ヶ月くらいの子猫が4匹と、ロシアン・ブルーのような毛並みの3〜4ヶ月の子猫と黒の子猫、チビと「パパ」を含め、(今日のところは)総勢11匹のコロニーだったのでした

 

「パパ」の担当は3匹だったのが1匹になっただけで、コロニーにはママなのかパパなのか分からない成猫2匹が「パパ」の他にもいたのでした。

 

こりゃ大変だ さっさと手術しないと来年2月にはまた繁殖シーズンだ

 

一瞬、猫の顔がお金に見えました。オス1匹¥5000でメスが¥10000(← 手術代)

 

ううー・・ しょうがない。稼ぐか

 

とりあえず手術さえして耳カットが入っていれば、保健所に捕獲されて殺されることもないので、手術はヤザワが受け持って、ゴハンをあげてる人は、そのままゴハンをあげてくれればいい。と思うことにしてます。

 

公園やケルビムではボランティアをしてる人たちに会いますが、フツーの住宅地の住民に「エサをあげる外猫の避妊、去勢手術をしましょう」なんて話すだけ時間の無駄なんです。それで増えれば、他の住民から保健所に電話されて殺されてしまうから。

 

手術代は高いから払いたくないけど、ゴハンをあげるくらいならいい。という感覚。

 

どう考えてもファイナンシャル・リテラシーが低く、絶対ボンビーから抜け出せない、カネ貯まらないだろうなーとは思うけど、人生それぞれだから。

 

どんなに安いカリカリでも、どんどん子猫を産んで増えちゃったら、けっこうな出費。手術をして増えなければ半年ほどで損益分岐点を迎えるはずなんだけど。

 

でもその人も家の中で飼ってるわけじゃないから、自分のモノでないものに、まとまったお金(5000円とか10000円)を出すのはイヤなんでしょうね。ひと袋¥800ほどのカリカリを1ヶ月に2袋買うのは平気でも。

 

私の場合はまず、猫を殺すことに使っている税金を納税していることに罪悪感があるし、猫を地域で大事にしたいと思っている。人慣れしたカワイイ猫がいれば里親を見つけて家猫として飼って欲しいと思ってるし。

 

と以前、畑の老名主。みたいな婆さんに言ったら:「へぇ。ありがたいことだねぇ。あんたみたいな人がいて助かるねぇ」と言われて、私の電話番号を「この人に電話すると手術した猫をタダでくれるよ」と悪意込みで撒かれ、不愉快な思いをしたので、それ以来、黙ってやることにしました。

 

「善行は隠れて行う」の真意は案外、こんなもんかもしれませんね。

「備蓄の成否は近所の人間に悟られないこと」とも言いますしね。だいぶ意味が違いますね

 

ボランティアというと、物好きとか、金持ちの余暇と思うような心の貧しい人間が多いです。そんな人と交流したり交際費を使うよりは、動物の保護活動に使うほうがいい。

 

日本人の40%近い人が:「自力で生きていけない人間を(税金で)助けるべきではない」と考えているそうで、先進国中、もっとも冷たい国民だそう。ヨーロッパはたいてい10%未満なので、日本人は大丈夫なのかと思いますね。猫のコロニーのほうが、ずっと支え合ってるように見えるし。

 

 

猫は「猫可愛がり」と言われるだけあって、本当に子猫を可愛がるんですね。「パパ」も子育てしてたりさー

そういえば昔、「子連れ狼」という侍テレビドラマがあったよね

猫とか狼はイクメンなんですね 

 

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猫マッサージ

2017年08月26日 | ペット

            楽しみにしてた猫マッサージ・ワークショップ

 

人間用のマッサージは覚えたところで自分で自分に出来るでなし、商売にする気もナシで、興味ゼロなんですが、犬用猫用となれば、これは自分の犬猫に出来るのでとても実用的。参加してきましたよ〜

1月の展覧会以来のギャラリーtomari

『那覇でパステル・ゴシック展』

色んなイヴェントを開催してますね。今回は猫マッサージ

模型とぬいぐるみで説明を受けて・・

気だての良いモデル猫でツボを探してみたりマッサージしたり温灸してみたり。

ホントに良い子です。知らない人々にこんなに触られたら、ウチの猫なら「シャーッ」と怒ってパンチされたり引っ掻かれてます

「里親募集中の”のんた”よ」

人間(鶴見さん)の腕で熱さを確かめて

猫に温灸です後ろは企画の鶴見さん

「気持ちイイ〜

 

猫の夏バテはエアコンでの冷えかもしれないので、温めてみるのも一案だそう。

            

            

早速・家で4匹に

 

効果テキメン!でしたので先生にご報告しましたよ

 

初心者でも分かりやすい「五臓六腑」のツボ6カ所分かればいいのと、分からなくてもマッサージで血行が良くなるので、みるみる猫の「コリ」がほぐれていくんですよ もうビックリ。

小さいし、人間のように複雑な暮らしぶりではないからすぐに効果が出るんでしょうね

 

こんなことしてたら 猫だってなかなかほぐれないですよ。人間は大変だよね

 

 

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長寿な鳥の悩みを聞いて下さい。。

2017年08月05日 | ペット

明日はミシェル・ダルベルトのリサイタル in 沖縄 です

 

本当に久々にダルベルトの生を聞けます  

 

浦添市てだこホール開館10周年記念事業〈第3弾〉
RBCピアノセレクション ミシェル・ダルベルト ピアノリサイタルin沖縄

 

「1975年のクララ・ハスキル国際コンクール優勝」とか、「1984年に初来日!」などの宣伝文から、「どんな味わい深いピアノを弾くお爺ちゃんなんだろう?」と思いますよね

お爺ちゃんが涎を拭きながら・しみじみと演奏するには、随分と若作りなプログラムです。やはり全国1・子どもの多い県でのコンサートということを考慮してでしょかね。

 

同年代のミシェル・ベロフは17歳で彗星のようにデビューして、30代前半で腱鞘炎で活動をほぼ停止して以来、コンセルバトワールの教職についてますが、ふとダルベルトのプロフィールを読んでみれば、やはりコンセルバトワールで教えていて、しかもコンバトの定年は60歳のはずなので、そろそろ定年も間近というほど月日が流れていることに改めて驚いたのでした

 

パリのコンセルバトワールだけは演奏家ピアニストでないと就職出来ない、世界で唯一の音楽教育機関なのではないでしょうか。

当然・先生は演奏旅行で忙しいので、次のレッスンは2ヶ月後で、1年に何回レッスンあったっけみたいなことになりがち。そのために秘書のようなアシスタントがいて、先生不在の間はアシスタントが下稽古をつけてるわけですが、先生の退職と共にアシスタントも退職するんです。アシスタントだって、けっこーなキャリアなんだけど、そこは厳しい実力・階級社会のフランス。もっともアシスタントほどには弾ける学生が多いので、縁故採用では回らないんです。

 

今はヴァカンスの季節なので、先生(ダルベルト)も安心して演奏旅行に精を出せますネ。コンバトを卒業して、大学院のようなコースに生徒が受かると、1人につき月額60万だったか、給料がアップすると聞いたことがあります。2人受かれば120万がコンバトの受け持ちの学生分に+されることになるので、先生も「やる時はやる」と気合いの入ったレッスンをするんですよ

まあそれほど受かるのが難しいんですけどね。〜の生徒が2人も受かった!ウハウハだね〜と噂されるほど。しかも・その学生は「世界で活躍されることを期待された人材」だから、国が授業料を払っているので、やはり演奏家に仕立てないと給料泥棒になってしまう。

 

日本では正規職員の定年が65歳になり、今度は年金支給は75歳からになりそうだとか

その間の10年を、どうやって生き延びるのか

しかも老後が不安で貯金をしても、使わずに死んだら預金は没収されることになるかもだそう。

音楽家や自営業は「生涯現役」とはいえ、やはり引退の時期というのはあるんですよ。「いぶし銀の魅力」とか持ち上げたって、体力がさ・・・ せっせとプランターに水やりをするしかない気がしてきますね。。

 

なんてことをダルベルトは考えなくても良いんだろうなー もうアーティストがそんなことを考え出した時点で、その国の文化は終わってるよなー

とも思ったのでした。でも明日は楽しみ

 

長寿な鳥の悩みを聞いて下さい。。

 

観て 色々・思う事がありました

「白い孔雀」を飼うのが憧れなんですが、ふと寿命を調べてみれば野生で20年、飼育下で16年ということで、猫と違って飼われるのはストレスなんですね。

 

長い羽を切られていないインコ(ペットショップでは逃げるのを防止のため切ってある)が、すごい速さで飛ぶ動画を観て、「こんなに速く飛べる鳥なんだ」と驚きました。

しかも小型のインコでも犬ほど賢い 3分からがビックリ

 

遊んでもらって嬉しくてたまらないセキセイインコ Budgie

 

昔、小学生の頃にインコとジュウシマツ飼ってたんです。2羽から増えちゃって、小屋を建てたんですが、猫に網を破られて襲われて、逃げて、気がついたらいなくなってたという。

 

手乗りインコから生まれた野生化したようにビュンッと飛ぶインコ(羽を切らなかったから)になり、ペットなんだか、なんでこんなになってるのか、ワケ分からなくなってましたが、この動画を観て、「悪いことしたな〜・・」と思いました。病気になってたインコもいたのかもしれないけど、よく分からなかった。

 

苦い薬を頑張って飲むインコ・点鼻薬シーン有り Budgie

 

水も飲み水と水浴び用は一緒だったと思います。水浴びが習慣というのも、両親も知らなかったんでしょうね。ごめんね。。

 

お水ないよ!お水下さい!水浴びします!白文鳥&桜文鳥 文鳥動画

 

こんなに小さいのに、人間の言うことが分かってる。カラスはどんなに賢いことやら・・

 

我が家の鳥 一斉にシャワーします  

 

 

音楽教室の仕事を始める時に:「子どもに教えたことないんです・・」と言ったら、「大丈夫!犬猫と一緒ですよ(怒ると逆効果)」と言われて、おそるおそる始めたんです。

 

4ヶ月経って、小学生までは、犬猫よりは小さい、「小鳥」のような気がしてきました。セキセイインコとか。

かつては:インコが「ダルい」とか、病気とか、想像したこともなかったんですが、体調不良だと不機嫌で、それを訴える手段が犬猫より分かりづらいと思うんですね。

 

「この指使いで音階を弾いてごらん」と言った6歳児が・不機嫌で、わざと左右の手を1音ずらして弾いてみたりする(←これはこれでスゴい。すぐにでもブーレーズを弾かせたいところ)のは、何だろうね

という糞態度をしたりするんですが、ある日、ふと:ピアノの楽譜をアゴを上げて見ている横顔を見て、「もしかしてこの子、首が痛いんじゃないかな」ということに、ようやく気がついたんです

そのままの姿勢で30分とか、それ以上、キープしてるんだからね。

 

遅まきながら、楽譜はコピーして、半分に切って横に並べて、なるたけアゴが上がらないような体勢になるように指導しましたが、もうコレってインコの飼育の世界だよなぁと、ふと思ったわけです。

小さくて意味不明な相手ながら、知能はある。昔、私が粗雑に扱っていたインコの生まれ変わりかもしれないと思って、もう少し丁寧に接するようにします。

 

ガサツなのは父親譲りで:私が小学2年の8月31日の夜、お腹が痛くて騒いでたら、「コイツは夏休みの宿題をやってないので、仮病をつかって明日を休もうとしてるんだっ」と父親に怒られたんですよ。

それでも痛くて、「宿題はやってある」「ホントだなっ」みたいな不毛なやりとりをして、救急病院へ行き、破裂寸前の盲腸を手術したのでした。「あと1時間遅かったら危なかった」と言われて。

 

このことは、今でも・機会があれば・父親に言う んですが、「オマエ(ヤザワ)は人間の医者に切ってもらっただけマシだ。オレの盲腸は獣医が切ったんだ」とか吹くんですよ。

 

まあ父親の胃癌の手術の前日にもその話をして、「私の盲腸の時は夜中で麻酔科の先生がいなくて麻酔ナシで手術した(←ホントですよ!昭和の話)から、自分の内蔵とか見ちゃったけど、パパは全身麻酔だから、血も内蔵も見なくて済むし、万が一の時でも無痛だから成仏しなね

みたいなことを言って、プレゼントの「お守り」を手渡して、父親の恐怖に震え上がった様子を見て、トラウマが溶けていったのでした

 

子どもにはインコのように接する。

親には恩と借りを「きっちり」返す。

本日の人生の指針。

まあ「親の愛は無償の愛」とも言うので、何も返さなくても良いんでしょうけどね。

「お礼参り」をとてーも怖れてる気配ですし

 

それにしても日本はどうなっちゃうんでしょうね

 

 

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