ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

夏休み日記

2009年08月17日 | ペット
            アナタはダレどこから来たの

体長5cmほど。セミのような羽(透けている)でありながら胴体は色鮮やかなイエローとグリーンと茶でふさふさと毛深いです。この休憩の仕方は蛾なのか?毒がありそう。怖いものの珍しくて震えながら遠巻きに撮ったのでこんな写真に。急に飛ばれたりしたら絶叫するはずのわりには頑張った今日の1枚。

この写真を撮った後、ポロン亭に家族で(笑)行く。昆虫図鑑があるはずだ。

が:このヒト(セミと蛾のハーフみたいな虫)は載ってなかったのでした。ヤザワ目がけて飛んでさえ来なければ、飛ぶ姿も見てみたかった。ひらひらとあの羽で飛ぶとは思えないのよね。ぶーんと直線的に飛ぶに違いない。

調べもの中、くつろぐ2人。オスカルのおやつを忘れてしまった。ノエルのおやつはプロポリス入り犬用クッキー。

「なんだろうねー・・外来種なんじゃない?」というところに落ち着くものの、セミなのか蛾なのかも分からない。胴体の感じは蛾だと思うけど、足も長くて太かったのよね。前足なのか触覚?はバッタの後ろ足みたいだったような気がする。

「ここはオレのハウスなんだけど?」と覗きに来た看板犬「ぶんた」に:
「見せモンじゃねーよ!(シャーッ!)」とアイサツしたオスカル。柴犬は大きくて怖いみたいでした。

外来種で思い出した(笑)

つーこの娘のハナコ。私の友人の娘に「花子」が2人いますが、こちらのハナコは日本語が話せません。ということが分かってるのか、「ガイジンだっ」とノエルが慌てふためきつつ興味津々でビビりながらもハナコから目が離せない、という珍種の蛾を撮るヤザワのような態度で訪問中接したのでした。トイレまで付いてって待ってるくせに、怯えて吠えるという。ノエルの声を久しぶりに聞くし。こんな時に吠えてないで、ちゃんと番犬になってくれよ(憂)。ハナコの笑顔で平和なショットに見えますが、ノエルの内心は葛藤していたはずで尻尾が下がっています(笑)

というヤザワもNYのつーこん家に行った時には:「髪が黒くて長い東洋人の女の人をすごく怖がるの」と大型犬の♂、ニーノを紹介されました(笑)

一体、ナニを考えてるんだか。。一度ゆっくり腹を割って話し合っててみたいものだ。

と思って、最近ブームのアニマルコミュニケーターをお願いしました。以前から本は読んで、自分でも「話しかけて」みたけれど、こーゆーレベルでは全く無理です。12歳になるウエスティの「あんず」を飼っている親戚が最近、経験して「本当にビックリした!」というので早速、紹介してもらいました。超~た~の~し~み~

スピリチュアル系ではないんですが、「信じる、信じない」というレベルに落とし込む、人間以外に知性と理性のある生物はいないと信じている人にはカンケーない本ですけどね。大人より子ども(大学生以下:笑)の課題図書にすると情操教育にもなるでしょう。単純に読み物として面白かったです。こちらも。→ ペットの言葉が聞こえますか

コミュニケート出来たら、今日の蛾?セミ?の身元も分かったかも。

あきらめないで練習してみようかな。


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友達は人生の宝

2009年07月09日 | ペット
ポロン亭に集うわんこたち。看板犬の柴犬「ぶんた」が、犬連れでお店の前を通り過ぎると「お茶飲んでけっ!」と猛然と吠えます(笑)1度お店に入ると「ウチの客」と思って次から犬と通りがかっても吠えられません。なんて勧誘だ(笑)ウエスティの「モジャ」も常連。1歳半の女の子。

ドッグカフェでもないのに犬連れと犬の飼い主、猫好きが集まる喫茶店。


公園に行っても誰も(わんこが)いない時間にここに来ると誰かいるので遊んでもらえるという。こうして外でノエルを遊ばせてる間、店内では猫好きの誰かがオスカルを見ててくれます(笑)

井草の森公園近くのドッグカフェ。マスティフとセントバーナードをかけた超大型犬に遊びの誘いをかけてタックルしたノエル(←サマーカット前)。やめてくれ(汗)向こうが遊びモードになったら椅子やらテーブルが・・

仲良しビーグルのヴィーゴ

犬はこうやって散歩したりカフェに行って友達ができるけれど、その間オスカルは1人で留守番してるわけです。他の猫と遊ぶ機会もなく。家から出ることもなく。

最近は「もろこしあじさいバッグ」に入って一緒に公園で森林浴などはしてるものの「猫友」ができるわけではないし。

なんか可哀想だわー。。オスカルとノエルと仲良くできる猫をもう1匹飼おうか?
いや、もうノエルとオスカル2匹で限界。という気持ちを彷徨っています。

昨日の午後、バニラの長年の犬友「ごん」が16歳3ヶ月で亡くなりました。脳梗塞。これでバニラと友達の同世代のご近所わんこは全員、いなくなってしまいました。

人間よりずっと短い寿命で人間の子どもが親を選べない以上に飼い主を選べないペットたち。なんとか楽しく充実した人生を送ってもらいたいもの。バニラがいなくなって更にそう思うようになりました。毎日楽しく身体にいい美味しいモノを食べて暮らしてもらいたい。ヤザワも(笑)

とりあえず「猫マッサージ」をして、鳩のように盛大に喉を鳴らして蛇のようにクネってもらいましょう。


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ジャングル大帝

2009年07月08日 | ペット
    なんと凛々しい姿。 食物連鎖の頂点に君臨する風格


長毛の白猫で一度はしてみたいライオン・カット。家の中に「ジャングル大帝レオ」がいるなんてステキ


本人も暑がってますし
やりますか!


と思い立ってバリカンを握ったものの、猫の毛は柔らかくて長いので刈れません。まずは下準備カットからねと思い直してハサミで全体をテキトーに切ろうとして・・・皮膚も柔らかいので、どこまでが毛で皮膚なのか見極めながらカットしなくてはならないので思いのほか時間がかかります。

クシですいた分の毛をちまちまとカットし、休憩してお茶をいれ、オスカルにもおやつのにぼしをあげ、ノエルにもあげて一息いれたら、またカット。

さー今度こそバリカンで一気にいくかな?と思いきや、毛が柔らかいのでちょっと刈るとバリカンに毛が詰まってしまって。それを取りながら刈って・・・お茶をいれておやつをあげて、また刈って、お茶を入れておやつをあげて・・・・


3時間ほど経過


ハッと気がついたら五分刈りに・・

あやうくスキン・ヘッズというかボディにするところでした。毛が柔らかいので刈りだしたら今度はよく刈れて刈れて・・しかもあちこちムラを作ってライオンならぬ虎刈りに。。

なんか思ってたイメージとだいぶ違うな~・・こけしのようでもあります。

首周りをたてがみのようにもう少し残しておくんでしたね。ゴメン。でも可愛いよ?
「涼しくていいよ。どうせまた生えてくるしね。シッポはいい感じじゃない」


しかし!仕上がりを見たノエルが思いっきりバカにしたのでした。前足でオスカルの背中を叩いたり。嫌がったオスカルに両手で(猫は「足」じゃなくて「手」なの?笑)顔を挟まれたりしつつ2人で戯れています。

「なんだ~おまえ~ヘンなの~
「自分のこと棚に上げてよく言うよ。言わなかっただけでアンタもヘンなんだよ」「・・・・・

ベル・メゾン系のペット・グッズ通販で買った「もろこしあじさいバッグ」なるキャリー。なんと¥1980。可愛いでしょ?飛び出し防止フックも付いてカバーも薄い綿でいい感じ。5キロの猫だと肩にめりこむので自転車に乗せてますが。

さ、ちょっと疲れたので「ポロン亭」にお茶しにみんなで行くわよ。オスカルもキャリーに入ってれば全然分からないよ?(笑)


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しばらくぶり

2009年06月28日 | ペット
  「ボスがカットしてくれたの?ますます男前よ チュッ」
「涼しくていいよ~ オスカルもカットしてもらえば?これでボクも『チンチラ』だね」


刈り込みすぎて見晴らしが良すぎたかしら



ランキングも上がらないし、HPは手つかずだし、もうヤめちゃおー

と思ったブログですが、久しぶりにログインしたら毎日けっこーなアクセス数。どうしてブログ・ランキングが伸びないの?50位以内にランクインしてもおかしくないのに。ヤザワのことキライな人ばかりが熱心に読んでくれてるとか?(笑)


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耕しましたよ。 Geisha Farm Web

テキストはまだ大して増えてないんですが、画像とテキストの移動とかで、どこにそのファイルがしまってあるのかを探すのがもう大変で。ハードディスク、バックアップの大掃除から始まりました。

メールも沢山いただいてました。(←いかに手つかずだったことか)

以前のgeishafarm.comではジャンクメールを1日に50通とか受け取ってるうちにログインするのがイヤになってしまったこともあり、今回はメールボックスも工夫します。ジャンクメール・アレルギーになってましたが、今度は大丈夫そうです!メールは全て目を通し、返信が遅れたお詫びもかねてFAQのコーナーを作りました。こちらの英文も近日中にアップ予定。

まだ新しいブログまでたどり着きそうにありません。しばらくこっちで進行具合とか近況は報告しようかな?

押してくれる?(笑) → 

猫も暑がってるからカットしなきゃだし。

3着ほど試着して決定

その他進行中で近日中にアップ予定のことが3つに、新しいプロジェクトが1つ。ああー忙しい(ような気がする)わー

マイケル・ジャクソンの訃報を見て、「老けたくなければ死ぬしかない」と思いました。計り知れない心の闇を身体に刻みつけて死んでいったマイケル。最後のレッド・カーテン前での記者会見の姿は、どう見ても重病。この状態でムーン・ウォークとかやろうとしてたんだろうか。プロモーターも正気じゃない。マイケルのことがお金にしか見えなかったのね。焚き付けて死なせてしまったか。。合掌。


グルコサミン&コイドロチンを飲みだしたら肘がラクです。70歳近いヒトたちが宣伝してるやつ。過激なダンベルで軟骨をすり減らしたようです。

焚き付けられることもないので、細く長くやっていきたいです。

ブログも(笑)


よろしくです!

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スーパー・ドッグの育て方

2009年03月19日 | ペット
3月14日はバニラの15歳のお誕生日でした。


犬に欠点があるとしたら、寿命が短すぎるということだと思います。

オウムとかインコは80年とか30年とか生きるというのに。猫だって最近は20年近くは生きるというし。先に死なれるのがイヤなら亀とか鳥を飼うしかない。

ちぃ姐こと三橋千鶴さんちでは犬と猫の他、亀も飼いだしたそうです。私がバニラが亡くなって、すぐには犬は飼えないと、ひと時(笑)思ってた時、犬好きが猫を飼うとは思っていなかったようで、亀を勧められました。

「亀も可愛いよ~?『カメ』って呼ぶと、水槽の水からアタマを出すの♪」と。

その「カメ」はちぃ姐の姪が引き継ぐのだろうか。あまりに長生きでもそれはそれで。。

オウムやボタンインコは「犬くらい頭がいい」(と言うのも人間の奢りですが)ので、実はトイレの躾も出来るんだそうです。自分のカゴでトイレとゴハンを食べて、部屋で放し飼い、というのも可能だそうです。そういえばカラスは犬より頭がいい、とも言うものね。。。

ただ、全犬種を一括りで「犬」と考えられないほど、犬種によって能力差があります。

どれくらい違うかというと、例えば:

ジャーマン・シェパード、ボーダー・コリーなど賢くて有名な犬では、「おすわり」「待て」「伏せ」程度は5回以下(1、2回で出来る犬も多い)で出来るし、他の高度な訓練もほぼ5回程度で出来るようになるそうです。

バニラの犬種、ウエストハイランド・ホワイト・テリアはこういった種類の訓練は得意な方ではなく、15~20回ほどで「どうやら何か訓練されているらしい」と理解をし始め、さらに25回から40回ほどの実践でなんとか「おすわり」が出来るようになるというのが平均値らしい。(デキのいい犬、わるい犬『あなたの犬の偏差値は?』スタンレー・コレン著より

確かに。それくらいはざらにかかってた。犬だからそんなもんだと思ってたし、自分(ヤザワ)だってピアノとか英語とか、1~5回で楽に弾けたり話せたり出来ないから、何度も何度も同じ場所を練習して何日も練習して弾けるようになるわけで。だから「テリアは賢くない」なんてこの本を読むまで考えたこともなかった。それにシェパードは訓練されれば猟犬にもなれるだろうけど、テリアは天性のハンターだから訓練が要らないので、そういう意味ではシェパードよりずっと優れているとも言えない?(まーテリアはどんなに訓練しても警察犬は勤まらないけどね)

音楽家でも「1度聴いただけの曲を完璧に暗譜で弾く子ども」という逸話の持ち主が確かにいるわな。アルゲリッチとかそうだったらしいわね。同級生でもそんなようなのが何人かいたわ。人間のシェパード版か。ただシェパードは忍耐強さ、寛容さなどあらゆる美点も持ち合わせてるけど、人間はそのへんどうなのよ?高慢ちきになったりしないか?え?かえってテリア版の人間の方が努力家で誠実な傾向なんじゃない?(テリア版の遠吠え:笑。テリアは負けず嫌いなんですよ)ほら、天才は紙一重というのが人間界の常識だから。やーいやーい。(誰に何の喧嘩を売ってるのかまるで不明)

ドッグ・ショーで見るタイトル犬(~大会と~大会のチャンピオンで、両親も~チャンピオンで、祖父母も~チャンピオンで、みたいなスーパー・ドッグ)は、初めてその種のエリート犬を見る人には驚愕の生物だと思う。同じ犬とは思えない。自分の方がこの犬より頭が悪いんじゃないか?という畏怖の念が沸いてきます。「可愛いわね~♪」なんて頭をなでるのも畏れ多い雰囲気。きっと、天皇とかに謁見して握手する時とかの緊張に近いんじゃないかと想像するんだけど?

どうしたらこんなに気品のある風格を備えて、人間から見ても知性的な犬に育つんだろうか?

というのはずっと疑問でした。「賢い!人間みたい!」と友人知人に絶賛されたバニラですら、スーパー・ドッグの前ではただのイヌという感じになってしまったから。

という疑問はこの本を読んで解決されたのでした。

動物はすべてを知っている


ハリウッドのドル箱スター犬(年収何億)を一時預かることになったJ.アレンの手記です。ショー・ドッグを育てたこともない、ごくごくフツーに「イヌが好き」な人がスター犬との暮らしから得た動物とのコミュニケーションの仕方が書かれています。

J.アレンがスター犬を預かる際「これだけは守って欲しい」と頼まれたことに、毎日の食事内容、食事時間、ブラッシング法、入浴のさせかた、運動のしかた以外に:

1:「知的な人間に接するのと全く同じように接すること」
2:「いかなる時もみくびった態度で接しないこと」
3:「幼児言葉を使わないこと」
4:「決して本心ではないうわべの言葉をかけないこと」
5:「毎日、ためになる本を読んで聞かせること」

などがあったそうです。

「イヌに『ためになる本を読んで聞かせる?』」と思ったそうですが、何といっても相手はドル箱スター犬なので、そのようにしたそうです。そういうスーパー・ドッグの飼育(教育、といって差し支えないと思うけど)を通して、スーパー・ドッグは「世界最高の文学作品を読んで聞かされている」ということもJ.アレンは知ったのでした。

ショー・ドッグのタイトル犬も、文学をたしなむ犬であればこその風格であったわけだ。



なるほど。バニラに足りなかったのは『読書』であったか。。



バニラは生活環境上、クラシック音楽を聞くことが多かったので、道で会う他の犬とは違う「お嬢さん」という雰囲気があったのかも。それで読書もしてたらなー・・・とちょっと後悔。

確かに人間でも本を読むのが好きな人は、ノーブルな雰囲気がありますわよね?たとえ見当違いなことを発言されたとしても:「あの人はお嬢さんだから」「彼は育ちがいいから」で片付いていませんこと?


ノエルの今後の飼育方針が決まりました。

今晩は寝る前に、ベルトランの「夜のガスパール」を一緒に読みましょうね。ん?ナゼ耳を下げているの?詩じゃなくて小説がいいの?ん?その足下にあるのはナニ?

よく見ると・・・

おやつであげたにぼしのアタマ!なぜ突然残すように?目が合っちゃったの?

この後試しに5本ほどにぼしをあげてみましたが、どれも頭を残すのでした。

「頭から食べなさい!」(とヤザワは育てられた)と躾けるべきなんでしょうか。。




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ニャンダフル♪

2009年03月17日 | ペット
平野あん。♀ 7ヶ月。日本ネコ。ハーピストの平野花子さんの家族に2月からなりました。「あん!」と呼ぶと「アン♪」とお返事します。激ラブリ~♪


2月、3月はなんだかんだとありますね。確定申告を済ませ、区民検診に行きたいと2月から毎日思っているのに、まだ行けてないという。腕の治療にまだ週3回は病院に通っているので、どうしてもそちらが優先になってしまうし。他、今年4月以降から来年3月までのことで打ち合わせやら調整もろもろ・・・

そんな中、平野花子ちゃんのお誕生日兼、平野あんのお披露目パーティに出席いたしました!そうは言ってもネコ飼い主4人による気張らない楽しい集い。

 プレゼントは散歩中に立ち寄った古美術、陶器のお店で偶然見つけたオールド・ノリタケのハンド・プリンテッドの黒猫の絵皿と、「花子」にちなんだ鏡の3Wayホルダー。もちろん黒。(笑)とっても喜んでもらえて嬉しい。

昭和初期のものだそうです。ノリタケは刻印で明治とか大正とか分かるそうで、お店にノリタケの刻印年代リストがありました。ここまで日本画風な絵付けは珍しいと思うけれど、パステルな色調はノリタケ。


私は「平野あん」に会うのは2回目です。

花子ちゃんとヤザワは2月に、一緒にネコを探して里親面談とかに行ってたのでした。花子ちゃんは:「アメショーかキジトラか黒猫」を探していて、ヤザワは「白猫か白の長毛種で犬とも仲良くやっていけるコ」を探して、2人で保健所からレスキューされたコや捨てられたコのシェルターを訪ねたのでした。

オスカルともこのサイトでの出会いでした。→ 犬、猫の里親サイト

ノエルと一緒に面談に行き、2匹の様子を見て「仲良くなれそうですね」ということでウチに迎えることにしました。

特に純血種を、とはこれまで猫を飼ったことがない2人とも考えてはいなくて、漠然とした好み:「白か黒かふわふわか短毛か」と、「気だてのいいコ」ということで新しい家族を迎えたいと思っていました。花子ちゃんもヤザワも本当にいいご縁に巡りあいました。

「こんなにいいコをどうして捨てたり殺したりできるんだろう?」と、他にもまだ沢山いるであろう、こんな良いコで殺されてしまうかもしれないコたちのことを考えると胸が痛みます。オスカルは「爪はここで研いでね」と言った爪研ぎ以外では研がないし、テーブルにも上がりません。「テーブルには上がらないでね」と言ったら「分かった」と返事もしたし。あんも同じ。猫じゃらしで遊ぶときも、私の手を引っ掻かないようにすごく気をつけているのが分かります。「これじゃ思いっきり遊べないネー」ということで、最近は(去年配ってた→)ドコモ茸でサッカーをするようになりました。こっちは足。向こうは手。(笑)

昼寝中の2人。

犬の世界は厳格な縦社会なので、順位を気にしないですむ別の生物(猫)との暮らしはノエルにとって気が楽なようです。散歩中でも、通りすがりの犬でも、「自分と相手とではどちらが優位か?」というようなことを最初に考えて決めなくてはいけないので、犬同士のほうが緊張しているのが分かります。猫が道にいても全然気にしないのに。バニラだったら目の色変えて追いかけてるよ?(笑)

オスカルも実は、一度決まった里親先にいた先住猫2匹にいじめられて1週間で保護先に出戻り、「いっそ犬との方が気楽かも?」ということでウチに来たのでした。受け入れたノエルのことが大好きで、散歩から帰って来ると必ず玄関で待っていて、「お帰り♪」とノエルに猫キッスをします。朝も。「おはよ♪」って。私にはしないのに。

でもこうやってパソコンとかしてる時に横にいてくれるのはオスカル。お風呂上がりも待っててくれます。私が寝るまで寝ないの。ゴハンの時も必ず隣の椅子の上にいてくれるし。窓から飛び降りる時、ノエルを避けたために誤ってゴミ箱に転落したり。ノエルのクッションを干してたら、たたき落としてあげたり。(笑)

猫がこんなに愛情深く、気を遣う動物とは思ってもいませんでした。「猫はわがまま。自分勝手」という世間の評価はずいぶん不当だネー。そんな猫も1匹くらいはいるだろうけど、それで猫全体を決めつけないでもらいたいわよネー

と言ってます。そういえば、昔、母が子どもの頃に飼っていた猫というのはどれも賢く愛情深かったという話をよく聞きました。畳のへりを踏まないで、と躾けて、踏まなかった、とか。疎開先に連れて行く途中で逃げて、一度も来た事のない疎開先に1週間後に訪ねてきた猫がいた、とか。

私もずっと猫が飼いたかったけれど、小さい時は小児ぜんそくだったので猫を飼ってもらえませんでした。

里親募集サイトでも、猫アレルギーになってしまって、泣く泣くお別れする、というケースも多いですね。

掃除は毎日することにしました。オスカルと別れるなんてもう考えられない。

と、アンドレのようなことを言ってるヤザワです。(笑)

どうした、アンドレ?(ゴハンの)準備は出来たか?

「オスカル」って感じでしょう?最近は自分の名前はオスカルだ、と分かったようです。アゴの下の毛玉は解きました。

ノエルの話は次回に。




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ホワイト・フェチ

2009年03月05日 | ペット
矢沢オスカル。(チンチラ・シルバー。♂2歳半。2月20日入籍)

2月6日に入籍したノエルに次いで家族となりました。

**********

ブログに書いている通り、バニラ亡き後、私はまたウエスティを飼うつもりでした。イギリスのクラフト展で丈夫で賢くて可愛い子を見つけてもらって。でもそれまでの間に、私が不整脈やら高血圧で死んでしまう、早急に何か飼わないと。でも亀とか金魚とかじゃイヤ。犬が来るまで猫でも飼ってよう。昔から猫も好きだったし。

と思って、実は猫も(というか猫のが先のはずだった)探していたのでした。

そうは言っても、また生後2ヶ月とかの子犬やら子猫の子育てをする体力はもはや自分にはないと思っていたので、(そもそもバニラも私の母がだいぶ子犬時代は育ててくれていたから。やはり子育て経験者は違う)ある程度分別がついて、ものの道理というものが理解できるほどには育っている子がいいという希望ではありました。

外出したりピアノを練習する時には:家中のコンセントを抜いて、子犬や子猫がかじっても感電しないように、とか、飲み込んで開腹手術になりそうなボールペンのキャップとか落ちてないか、ゴミ箱からサランラップとか引きずり出して食べて窒息しないようにゴミ箱をテーブルに乗せて・・・etc.「トイレはここよ。ここでしてね」とか。

ということを考えただけで、「そんな事態はもう『孫』がたま~に半日くらい遊びに来る、だけでいい。。。」と悲しみのどん底にいつつも別のどんよりさ加減があったのでした。ヤザワが好きなのはあくまで『幼児プレイ』であって、『子育て』ではないんです。

ノエルちゃ~ん♪今日からお兄ちゃんでちゅよ~♪よろちくお願いちまちゅね~♪

と3時間半ほど2人にして外出。見合って見合って~!

「ただいま~♪」と帰ってくると、2人同時に:「お帰りー!出してー!」と騒ぐので、「お?もうナシついたんだ?」と嬉しく思って、まず先住犬のノエルのケージを開けて抱擁♪後、新参者のオスカルにも抱擁。

それからノエルと散歩に30分ほど出かけることにして、「じっくり探検しててね」とオスカルには言ったのでした。

散歩から帰ってくると、「お帰りー!(ニャー!)」と迎えてくれました。

「ノエル!」と呼ぶと2人セットで来るという。「オスカル!」と呼んでも誰も来ないんだけど(笑)。おやつは犬用の馬肉ジャーキーとにぼし。2人とも大好き。




2人ともオトナだから。


ホントに良く出来た子たち。飼い主に似るというけれど、光栄だわ♪

なかなかこうはいかないみたいね。↓

クリントン家の愛猫死亡




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もうすぐ四十九日

2009年02月22日 | ペット
1月8日(バニラの命日)に買ったバラ。1輪だけまだ咲いています。26日が四十九日となるその日まで、咲いてる気がします。ちなみにその日はヤザワの誕生日でもあります。。

この話(バラ)をすると、友人たちも「まだバニラはいるんだね。。」と言います。プリザーブド・フラワーでもないし、バイオ・ローズでもないし、ドライ・フラワーでもない普通の切り花。バニラ・カラーのバラ。

同じ日(1月8日とかそれ以降とか)にいただいたお花も3週間弱(それでも長持ち!)で枯れていったのに。この色のバラは見つけたら買う事にしよう。そう言われてる気がする。

前回の続き:

ノエルを連れてバニラの病院まで行って、真理先生に会ったとたんにまた泣きました。泣きつつもノエルを紹介して、「またよろしくお願いします。これ、ちょっと足りないかもしれないんですが、皆さんで召し上がってください」と酒饅頭も渡して。「あ!バニラちゃんにそっくりですね!シュナウザーの白は初めて見ました。シュナウザー、性格明るいしお利口ですよ」と言ってくれました。

病院を出てしばらく走っていると、ものすごく悲しい気持ちが突き上げてきて、運転しながら大泣きして家の近くまで帰ってきました。バニラが「他の犬と暮らすの!?」と悲しんでいるのが分かって。ノエルは後ろの座席のキャリーの中で息をひそめていました。

出かける時に悲しい気持ちだったのは、バニラはこのことを予感していたんだろうか?全くの偶然だと私は思っているけれど、縁というものに偶然、ということはあまりないらしいから。必然、らしい。

大泣きしつつも近所のペット・ショップに寄って、新しい首輪とマナー・バンドという腹巻きのようなものと、それに当てる『「多い日用」ナプキン』のようなマナー・パッドなるものを買ったのでした。男の子だし去勢してないから、家の中にマーキング(ション)しないように、家の中での着用を山本さんに勧められたので。ほ~。犬は♂がナプキンするのか。跳んでも跳ねてもずれないようにマジックテープで腹巻きを固定します。

人間の♀用よりずっと高く(10枚で980円!人間だったら大変な支出だ!医療費控除扱いでないと!)、コットン100%のマナー・パッド。お店の人は:「人間用のでもカーブがついてない形(ギャザー付き、パンツにフィット、はよろしくない)だったら大丈夫ですよ」と言ってくれましたが、高価だけあって肌触りは人間用よりずっといいので購入。いい子だったら(マーキングしなければ)ヤザワが使ってもいいしね。


バニラの臭いがまだ残っているだろうハウスでくつろぐノエル。ハウスのドアは開けてあるけれど、出てきません。緊張して疲れたんだろうね。今夜はゆっくりして、明日は近所の散歩とお風呂に入ってもらいます。マナー・バンドも外しておいてあげる。


その晩、何ヶ月ぶりかでヤザワは熟睡したのでした。安定剤を飲むのも忘れて。





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ノエルが来ました

2009年02月09日 | ペット
命名:矢沢ノエル。4歳半。♂ホワイト・M(ミニチュア)シュナウツァー。

青いバラを創りだすように人為的に発生させたホワイト・シュナウツァー。まだ見た人は少ないはず。ホワイト・タイガーほどの希少性。テリア種です。

黒みがかったグレーと白の皮毛をおじいさんみたく、あごひげを長くカットしたスタイルで有名なシュナウツァー。ぴんと立った耳は断耳されたもので、もともとはこのような垂れ耳。最近は耳もナチュラルなままでヘアカットもあまり作り込まないナチュラルな傾向のようです。

シュナウツァーのヘア・カット・カタログ。(耳も。。)


経緯:

バニラの点滴の針やら注射器が10月から溜まっていて、コンビニの袋1杯からこぼれそうになっていました。家庭ゴミとしては出せない医療廃棄物なので、獣医さんに持って行かなくては。。。と思いつつ、体調は悪いわ、もう1度バニラの最期の場所に行くのが辛くて。。。

封を切ってない点滴薬も何本も残っていたので、ついに意を決して行く事に。先生にも会って感謝の意を伝えたいし。

「バニラ。点滴の針を返して先生にお礼を言ってくるね」と壷に話しかけると、ものすごく悲しいムードが部屋全体を包んだのでした。

午前中には売り切れて店じまいの、近所の有名な酒饅頭を2包(1つ10個入り)み買って車に乗り込む。病院のスタッフ全員分はあるかな。アトピーだったバニラをホメオパシーで治療してくれた真理先生。バニラは真理先生のことが大好きでした。

運転している最中に具合が悪くなりそうになって、「そうだ。山本さんのドッグ・カフェでお昼を食べてからにしよう」と思いつく。

バニラもすごく御世話になったドッグ・トレーナーの山本さん。まだバニラのことも報告してないしね。。


「こんにちは」と訪ねると:「あー!お久しぶり!バニラは?」と聞かれて、「先月亡くなったんです」と報告すると、「ええ!?ちょっと待ってて!」と言って、スタッフ全員、出て来て話を聞いてくれたのでした。話してるうちにまた・・(涙)なことになりかけたのですが、ここは犬のプロに頼みたいことが。

「色んな獣医さんにも知り合いにも、ウエスティはやめたほうがいいと言われたんですが、どうしてもまたウエスティが飼いたいんです。横浜のドッグショーにも行こうと思ってるんですが、アレルギーのないウエスティを輩出しているブリーダーさんを紹介してもらえないでしょうか?」

うーん。。と考え込む山本さん。スタッフ全員で「あの~さんのところのウエスティは丈夫だね?」とか検討してくれています。

そうして会議になっているうちに、「そうだ!今月末にイギリスの世界最大のドッグショー、『クラフト展』があるんですよ。これはもうすごい規模の最高峰のレベルです。これに行く人がいますから、頼んでみてあげましょう。ショー・ドッグ希望ではなくて、丈夫で賢くて可愛い家庭犬としてのウエスティでいいんですよね?」「はい!よろしくお願いします!」

と話がまとまったところで:「沢山、犬いるから遊んでいったら?」と言われて、しばし犬たちと和むことに。

それにしてもジャック・ラッセル・テリアはすごいやんちゃね。庭がない家に住む人が多い東京で、ナゼこいつが人気者になってるんだ?こんなヤツが家の中を走り回ってたら発狂するわ。とかブツブツ言ってると:「見た目の可愛さで買って、手に負えなくて捨てちゃう人もいるんですよ」と。売ったペットショップは重罪。だいたいテリアは日本人にはあまり向かない犬種なのに。

そこに、お散歩から帰ってきたホワイト・シュナウツァー(ノエル)がカフェに来たのでした。

「あ!なに!?ウエスティそっくり!!」と、もう他の犬は目に入らなくなってしまったヤザワ。


泣き腫れた後に笑うヤザワ。

これまで30年間テリア(ウエスティ)を飼ってきた実績と、バニラが結んでくれた縁で、この希少なホワイト・シュナを譲っていただけることになりました。どうぞ今後もタレント犬としても使ってやって下さい。

「じゃ、今日シャンプーしてトリミングしておきますから、明日、迎えに来て?」と言われて:「いいです。私が家でシャンプーします!(山本さんの気が変わったら困るから)」と言ったら笑われて、「じゃ、ちょっとブラシだけしてきますよ」と。

「このコもテリアだから、カットをウエスティにすることもできますからね?ウチのトリマーさんに言えば上手にカットしてくれますよ(笑)」と言ってくれました。

シュナウツァー・カットで目の下をシェイブしているのが伸びたら!ウエスティ顔にしてください!とお願いして、車から酒饅頭を1包み持って来て「みなさんで召し上がってください」と言うと、シュナちゃんを車にケージごと乗せて、バニラの病院に向かったのでした。




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このコは?

2009年02月06日 | ペット
んん?


ちょっとちょっと・・



「はい?」




よく顔見せてよ?




足の長い耳もデカいしっぽが短いバニラのゴーストか!?顔はアリスとバニラのハーフ。目はアリス。アイラインばっちり!鼻はバニラ。声は・・まだ聞いてないんだけど。。。



とりあえずお風呂に入ってもらいましょう。




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彼岸の対岸の話

2009年01月23日 | ペット
昨日の夜、「そういえばバニラって・・」と思い出すことがあって:「あの時も可愛かったな~」と平和で楽しい気持ちになりました。

悲しみすぎてさんざん泣いたので、気分がもうこれ以上落ちようがなくて浮上してきた、と分析されそうですが・・・

部屋にヤザワの母と先代ウエスティのアリスが訪ねてきたような気がします。

ヤザワに語りかけてもどうも見えてないらしいとバニラも悲しんでいた気がするんですが、バニラが8歳までは存命していた母がバニラを訪ねてきて、バニラがすごく喜んでいるような気配。胸がつかえていたような感じが晴れていき、気分が明るくなってきたという。

今日も出かける時、3人が駅のホームまで来て「いってらっしゃ~い」と電車に乗るのを見送ってるような感じが。。「付いてこないんだ?」と思ったくらい。バニラがまだ自分の身体(壷)からあまり遠く離れることに躊躇してる様子。家で待ってるのよね。3人(母、アリス、バニラ)待ってるから早く帰らなくっちゃ、という気分。

ぬいぐるみと寝ると不整脈になる、というのもなくなる気がする。私はハウスダストにアレルギーはないので。しばらく母とアリスも滞在したら、バニラも連れて天国に行くのかなという予感。母もずいぶん丸くなった感じがします。これぞ仏?

母が亡くなって、母が亡くなる10日前まで寝ていた自宅のベッド(最期は入院)で寝た時、「朋子にはこういうことをしてあげたい。こういう人生を歩んでもらいたい」という母の思いの夢を見ました。布団に思いが染み込んでいたんですね。それが本当に私の望む人生では全くなかったので:「ああ。長い時間過ごした家族なのに、最後まで全くお互い理解し得なかった。そしてもう永久に心通じ合う機会も失われた」と欝になったものです。理解しようともしないで死んでいった母のことを怒っていたし、「こんな夢見せても無駄よ!」と、さらに怒ってたわけですが、その怒りも昇華しそうです。バニラをよろしくね。

遠慮がちにアリスと壁の近くに立っているので:「まあ散らかってるけど座ったら?」とか語りかけてます。バニラは相変わらず私がキッチンに行けばついてくるし、「見えないの?」と聞いてるよう。

友人たちは私が霊感のあることや、直感で言ったことがものすごく当たることを知っているので、こういうことを言っても「危ない」とは思わないようです。

月曜日にお世話になった動物病院へ電話をして、受付の女の子に「大変お世話になりました。8日の分も入れて請求書を送ってください」と言ったら、知らなかったようで:「?バニラちゃんの様子はどうですか?」と聞かれたので、事情を話したら声が詰まってしまったのでした。先生は話してなかったのね。

それから出かけて30分ほどして電車の中で、突然涙がこみあげてきたのでした。動物病院のスタッフの人たちが知って悲しんでいるというのが伝わって。私はこういう経験はよくするのです。私に限らず音楽家は感が鋭いから。

直感の通り何事も行えば、ほとんど問題のない人生だと思うんだけど、そうもいかないので逆のことをしてヘンな目に遭うと「あ~やっぱりね。。ま、しょうがない」と思うことにしてます。ま、霊感じゃなくてもそんなものよね?



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灰色の日々

2009年01月19日 | ペット
上から見るとバニラがパピーの頃にそっくりなコ。アリスの頃からいたと思うんだけど、アリスもバニラも攻撃するので隠してたという。

このコと寝ると不整脈になるということを発見。試しに椅子の上に置いて1人で寝てみたらならないし。

近所のわんこのご焼香(マーキング)も続いてます。やっぱりまだバニラはいるのね。と思って、ぬいぐるみは椅子の上に。

土曜日に横井さんがご焼香がてらランチに来てくれました。

子どもの頃に犬を庭で飼ってた、という横井さんのその犬は、亡くなって獣医さんが解剖したいというので献体したら、キレイな毛皮にして獣医さんが返してくれたそうで、いまだに実家に飾ってあるそうな。

という、江戸川乱歩の『黒蜥蜴』のような話を電話でさらっとヤザワにし、「もう生き返るわけじゃないんだからさ」とか「泣いてないでちゃんと仕事してる?」とか、安定剤を飲んで壷に話しかけているヤザワを諭そうとして:「もういいっ!もう電話しないっ!」ということになりかけ、ペット・ロスというものを検索して予備知識を横井さんが入れてからもう一度ランチの約束をしたのでした。

歯医者の帰りに寄る、というのでヤザワも午前中は医者に行くことに。

ヤザワの近所の美味しいフレンチで待ち合わせ。現れた黒蜥蜴(横井っち)は・・

ミラノのキャリアウーマンのようなボディコン・ミニのスーツを素肌(?ババシャツ見えないし)に着て、濃いアイシャドウに濃い口紅で髪をかきあげながら登場したのでした。(ちなみにヤザワはUV乳液だけ、髪は結わいてニットワンピ。医者とか歯医者に化粧して行かないよね?)

「???なんでそんな濃い顔してんの?先生(歯医者)がカッコいいの?」と不思議がるヤザワに:「だってOさん(女性)も来るかもしれないんでしょ?」とかかわしてたけど、夕方は(歯医者じゃない人と)デートだったのだ。以上、速報でした。

前日の11時頃に決まったランチでそれからOさんにメールしたので、結局Oさんは来られず2人でランチ。飼い犬の毛皮を保存してるという黒蜥蜴がどうやってペットロスのヤザワと2人で時間を過ごすのか?という疑問は濃い化粧とボディコンを見た瞬間に忘れ、フツーに和やかに時間は過ぎていったのでした。

「矢沢っちっぽい色だと思って」と紫のスイートピーと六花亭のチョコレートをくれました。紫って落ち着くよね。ありがとう。

バニラの小さい頃の写真を見たり、ビデオを見たり、思い出話をしてる間中、黒蜥蜴はぬいぐるみウエスティを抱っこしてたのでした。「かわいい~♪」「そう。アタシも白くてふわふわしてるのが好き。キティとか♪」「ウチの犬の毛皮も白いんだ~♪」「・・・・」

かわいいね~。コレは夢中になるね。これじゃお世話もするわ、とバニラの子犬時代のビデオを見つつも、またここから(子犬から育てること)は大変だねー、少し道理が分かったくらいには成長してる方がいいかもね、とか話は弾んだように見えたのですが、時間を気にしつつデートにすっ飛んで行ったのでした。


ヤザワの嘆きぶりを見て、マルチーズだったらいいコ紹介できるよ、と言ってくださる犬友ブリーダーさんもいるんですが・・

やっぱりウエスティがいい。愛玩犬というより、スポーティーで一緒に山登りとか海で遊んだりできる犬。ソファの上で気取ってるような犬じゃなくて。番犬にもなって深夜にコンビニに行く時の用心棒にもなる小型犬。とかいうとテリア種しかいない。

ウエスティを飼ってる人も、獣医さんも、「ウエスティはやめたほうがいい。アレルギー疾患(アトピー)がひどい」と言うけれど、前のアリスの時はそんなことは全然なかった。20年以上前でウエスティが日本ではまだ珍しい頃。人気犬種になって無理なブリーディングを国内で重ねたからだと思う。ウエスティに限らず、パグでもアトピーは深刻な疾患になってるし。ステロイドの服用がやめられず糖尿病になり、腎臓疾患になるというのをパグの犬友に最近聞いて愕然としました。バニラは糖尿だったのか。。(涙)

パグの犬友の3代目のパグには、ステロイド服用時はカリウム値が上がらないように(糖尿にならないように)、食事も手作りの低カリウム食でものすごく気をつけている、と言ってました。「3匹くらい飼わないと分からないのよね」と。5歳くらいになるとアレルギーが出てくるので子犬の頃は分からないし。ホルモンの分泌がなくてアトピーになるというのが最新の獣医学だそう。

そういえばバニラは2回お見合いさせたけど、妊娠しなかったのよね。バニラが「気に入った」という日本とアメリカのショーでチャンピオンになった高額なギャラのコにお願いしたというのに。「このコ(バニラ)との子ならウチでも引き取らせてください」とブリーダーさんにも言われて、生まれる前から予約も埋まっていたというのに。取らぬ狸の皮算用を地でいってしまった。やっぱりホルモンが原因だったのかな。。

お腹が空(妊娠していない)と分かった時は:「ナニ!?ただのデブだったわけ!?」とがっかりしてなじってしまったりもした。本人(バニラ)は悲恋気分で想像妊娠してせつない日々を過ごしていたというのに。悪いことしたわ。その後すぐアトピーになったのよね。「アンタ(ヤザワ)が精神的に追いつめるから!」と両親になじられたけど、原因はホルモンだったかも、というのがせめてもの救い。

パグともう1匹、セッターと柴のミックスを飼って一緒に仲良く散歩している犬友は:「雑種は健康だし頭もいいの」とも仰ってました。

まーパグじゃねー。ウエスティは賢いですから!

とは言いませんが、よく考えてみます。




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すでに。。

2009年01月16日 | ペット
親戚のあんず(手前のウエスティ)ん家で。バニラは奥。ゴールデンのサリーも何年か前に他界。

連休は:食っちゃ寝て泣いて食っちゃ寝て泣いて食っちゃ寝て泣いて・・・

涙の貯水量がだいぶ減ったと思ったら不整脈になりました。というより、ずいぶん前からなってたんでしょうね。そうでなきゃ夜中に具合悪くなって起きたりしないよね。バニラも起きてたけど、それは腎不全の不眠、不整脈もあったんでしょう。今思えば。しばらく安定剤を寝る前に飲んで様子をみます。

近所の犬友と犬を飼っていない友達やらにもこの喪失を嘆いてます。不謹慎ながら:祖父母の喪失(老衰による病気)よりはるかに堪えるのがわんこの喪失。みんなしばらく付き合ってください。

バニラが亡くなった日に父親が花と香典を持って来てくれました。

「まー可哀想だけどしょーがない」とか言われながら、近所の鰻屋に行き:「もう犬は飼うな。縛られる」とか「ウエスティは日本の風土には適さない」とか説教を垂れられ、「パパが死ぬよりはるかに悲しいんだよ!!分かってんの!?」「・・・」と正直な気持ちを訴えながら、うっまい鰻を食ったのでした。なんでこの父親に瓜二つの性格だと言われるのか(母親と弟が言う)理解に苦しむ。

脊椎間狭窄症なので歩くのも相当痛いらしいし、この性格なので「何か手伝うことがあったら声をかけて」と言ってくれる友人もいなそうな父親。同じ敷地に住んでいる弟夫婦は:「庭にゴミが落ちていても拾わないでまたいでる」そうなので、それこそ犬でも飼って「あれ持ってこーい♪」とか躾ければいいのに。異変が起きれば弟を呼びに行ってくれるだろうし。「巣鴨行って婆ナンパして再婚したら?伴侶と死別した婆や爺がたむろってるそうよ?」と言っても:「バーカ。女なんてもう懲り懲りだ」とか言うし。。

飯島愛も犬でも飼ってれば、あんな孤独死はしなかったんじゃないかとも思う。自分が具合悪くてもまさか死ぬとは思ってなかっただろうから、助けを呼ぶのが遅れたんじゃないかと。わんこがいれば、「具合悪くてゴハンあげたり散歩が出来ない」とSOSを出したと思うんだけど。

集合住宅でペット禁止、というのは法的にはなんの効力もないそうですよ?要するにご近所との関係、躾の問題なわけで、鳴きっぱなしのバカ犬とかベランダをトイレにしてシートや猫なら猫砂を使わないで新聞紙にして、しかもマメに変えないので臭いが・・ということを想定してるので:「迷惑だ」ということになるらしい。日本人は基本:ネガティヴ思考強いからね。そしてマジメだから「ここでは飼えない」と言われて、良い子なのに手放したり(殺処分)。ペットは法的に飼い主の財産、という位置づけなので、「財産を放棄しろ」と他人に言われる筋合いは本来ないわけです。たとえ飼育禁止の住宅でも。無駄吠え躾用のグッズもいっぱい売ってるし、犬とか猫を各家庭で1匹づつでも飼えば、30匹の猫と暮らす近所で迷惑な人、とかも減ってくるかもしれないし、命の大切さも分かって優しい人間が増えると思う。とにかく一番凶暴な生物が人間なんだから。

バニラは真ん中。私がカットしてたので。。

私もアリスやバニラにずいぶん導かれました。犬と暮らさなかったら冷たい人間だったと思う。振り返ってみても、「思いやりを持って人に接する」というような教育を学校でも親からも受けた覚えがありません。(小中公立→音校→音大)競い合って勝ち抜くこと。勝者同士で付き合うこと。さらに競争(高め合う?)すること。を奨励されてきたと思います。ファッションでも何でも、「人と差をつける」ということが個性によることではなく、お金(成功のシンボル)による差異を奨励しているよね。「ワンランク上のコーディネート」とか。

無人島に1ヶ月、誰かと2人っきりになるとして、誰とならつつがなく1ヶ月暮らせるか?と考えた時、1ヶ月という期間で2人っきりという条件なら、人間より犬のほうが気楽で楽しいと思う。ストレスの原因はほとんど人間関係だというし。どんなに仲が良くても人間同士だとムカつくことの1つや2つは言い合うし、身だしなみも整えなくちゃだし。



淋しい。犬が欲しい。




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新しい関係

2009年01月12日 | ペット
キレイなお花、ありがとうございました。

出棺には、バニラの好きだったサツマイモ、みかん、干し柿(柿が大好き)、クッキー、チョコレートとお花を少し足しました。(シクラメンが入っていたから)
トマトとキュウリも大好きでした。

一緒に八百屋さんに行くと、目を離した隙にブロッコリーとか白菜をかじってしまうので、野菜メニューはバニラが決めてました。(かじってしまったのを買うから)


 戸田斎場のペット斎場。札幌でお世話になった松永さんも干し柿やらいちごやら持ってかけつけてくれました。


帰りはバニラ(壷)は助手席のいつもの席。壷にシートベルトをして自分もシートベルトをしてハンドルを握ったら:「そ。ここはアタシの席。満足」と言われて、思わず壷を見てしまいました。

病院からの帰りもバニラの席(助手席)に乗せてあげるんでした。
病院を出て何メートルか走った時点で、トランクの箱から:「こういうことだったのね」とバニラに言われて、何だかカッとしてしまって「しょうがないじゃない!もう治らないんだから!」と言ってしまったら:「・・・・」。それ以来何も語りかけてくれなかったのでした。

あの時が脳死だったのかな。それまでは診察室の天井で一部始終見てたんだろうか。と思っていたけれど、やはりエリザベス・キューブラー・ロスの言う通り、魂は消滅しないのかもしれないと思いました。私は無宗教無神論者ですが、彼女の本は何冊か読んでいます。癒されて救われましたが、それだけではない現象も確かに経験しました。

「朋子ちゃん・・こんなになっちゃった・・」と、骨と対面した時にも語りかけられました。頭蓋骨がそのまま残っていたので、目が合ってしまってクラクラしたのだな、と思って骨を拾いましたが、壷を抱いた時に、確かにバニラの気配がありました。高温で焼いた骨がまだ温かいからか、と思ったけど。。。違う。それだけじゃない。

一緒にゴハンが食べられなくて淋しい、と壷に言うと、壷の気配も悲しそうになるし、アルバムを見ながら「ここへ行った時は楽しかったね」と言うと、気配が明るくなるの。ママ(ヤザワ母)の所には行かなかったの?ママの所にはアリスがいるから追い返されたのかな?

キューブラー・ロスの本に書かれているように、これまでとは関係が変わる(肉体の死によって)けど、無になるわけではないのよね。一緒に走って散歩してたのが、走れなくなって歩いての散歩になって、散歩も100mを15分くらいになって、の延長上の関係。





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15歳の壁

2009年01月08日 | ペット
矢沢バニラ(April Song of Kotaro.jp号)。09年1月8日午前4時40分没。14歳10ヶ月。腎不全。

犬の厄年の15歳越えはなりませんでした。

13歳の次は15歳の寿命の壁があると言われている犬。先代ウエスティ、アリスは13歳1ヶ月でした。ちなみにアリスは肝臓ガンでした。

15歳といえば人間でいうと80ちょい手前くらい。人間でも個体差があるけれど、もうちょっと長生きしてボケて食べ過ぎとかでぽくっと亡くなってほしかった。腎臓悪かったからそうは食べられなかったけど。4日まではお散歩してたんだから。

7日の夕方5時くらいから発作を起こし、座薬を入れて収まり、また発作を起こし、座薬をいれて、発作が・・・の感覚がだんだん短くなり、座薬も効かなくなり、苦しみだしたのが午前1時。

抱っこして撫でたり話しかけたりしながら「朝イチで獣医さんに行こうね」といってるうちにどんどん痙攣もひどくなって意識もなさそうな感じになり、「あーこのまま死んじゃうのかな・・」と思っていたら、2時半頃に痙攣しながらも正気に返った顔でヤザワを睨みつけ、「苦しいっ(ウ~ッという低いうなり声)」と怒りだし、ついに悲鳴になってしまったのでした。ご近所中が起きそうな大声。バニラの声を聞いたのは耳が聞こえなくなってから久しぶり。これは・・どうしよう・・もうしょうがない(涙)楽にしてあげるしか。9時までこのままにはできない。1時間でも10分でも早く楽にしないと。

とネットで「動物病院 24時間」で検索をしてる間も悲鳴のような遠吠えは続いて・・

かかりつけの病院は昭島市と近くないし、24時間はやってないはずだけど、誰かいるかも!とダメもとで留守録にメッセージを残してみました。午前3時10分。
5分もしないうちにお電話くれたので、伺うことに。

車の中でも「キャァ~・・ウゥ~ン・・」と手をかけてないと悲鳴をあげながら痙攣しているバニラ。

4時10分頃病院に着いたら、来慣れた臭いで「あっ」と思ったようで、診察台の上で悲鳴をあげなくなったのでした。「なんとかしてくれる」と安心したんでしょう。先生にはずいぶん病気を楽にしてもらってきたもんね。

心電図を取り付けて、安定剤を注射して、それが効いてきたら、静脈に麻酔を致死量まで。避けたいと思っていた安楽死は、人間には許されないペットの特権でした。

「もうすぐ意識がなくなるので、話しかけてあげてください」「呼吸が止まって20秒くらいは感触は分かるので触っててあげてください」


4時40分。苦しみは終わりました。
私の判断ミスで、4時間は余計に苦しませてしまったけど。

かかりつけの病院で処置してもらえたのは幸運でした。直前までは家にいたし。

先生が「こんな時間なのでお花が・・シクラメンしかないんですが・・」と鉢植えのシクラメンを切って箱に入れて下さいました。


いろんな人に可愛がっていただきました。ありがとうございました。




本当に楽しかったよ。ありがとう、バニラ。




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