ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

新年を迎えました(バニラと)

2009年01月02日 | ペット
          あけましておめでとうございます。

皆様におかれましても健やかで良い年でありますように。


と30日までは言えないと思ってました。

バニラが29日に丸一日、水も飲まなかったんです。スープをあげても「イヤ」と顔をそむけるし、でも「これじゃないものが食べたい」と言うので、ヨーグルトやらいろいろ並べてみてもどれも食べてくれなくて。。

用事があって出かけるヤザワは、バニラに:「死ぬんじゃないわよ」と言うと、「あい」と返事をしたのでした。

その脱力した感じの返事で少し安心したヤザワは:「一体、ナニが食べたいんだろう?」と出かけてる間中考えてみたものの思いつかなくて・・

30日の朝、バニラと近所の犬友に会うと:「人肌に温めたミルクは?」と教えてくれたので、急いで帰ってミルクを温めてみると・・飲んだのでした!

実は29日にノイローゼ気味になったヤザワ。毎日「大丈夫かしら?」とバニラが寝返りをするたびに起きてしまう、というかほとんど寝てない、という状態が2週間以上続いたら、風邪のような胸苦しさ、頭が重い、悲観的な気分、というのが抜けなくて、眠っても悪夢にうなされて起きてしまう、という状態。食欲もなくて1日1食がやっと。

ついに「死神が玄関の鍵を開けて入ってくるので、バニラをベランダに避難させて、包丁を取りに台所に行って、死神を仕留めないと!」と玄関で死神を待ち伏せて息を殺している夢、というのを見るにいたり、

「あーこりゃダメだ。ノイローゼになった。病院に行かなくちゃ」と29日に東洋医学と西洋医学をマッチングさせているお医者さんに行って漢方薬を処方してもらい、まずヤザワが持ち直したのでした。看病とか介護って精神力要るよね。。

薬が身体に合ったようで、翌日には正気になってみれば、調子の悪い日もあるけれど比較的安定してる状態のバニラ。ナニをヤザワ1人で取り乱してんだか。という気にもなって。

あー疲れた。もー今日はステーキ食べてワイン飲んで寝ちゃおー

と最近お気に入りの岩手牛(野趣のある肉らしい味。ヤザワの好きな肉のタイプ。)のステーキ肉を買って、牛の脂を敷いてお肉を焼いていると:「何?ナニこのいい臭い!」とバニラが臭いをかぎ出したのでした。

「そういえば肉はだめだけど脂身はいいんだっけ」と思い出したので、脂をスコーンの間に挟んであげてみたら・・

「美味しいっ

とガツガツ食べてるし。

なんだー。もう少し「低カリウム食」というのを調べてみるか、という気になったのでした。悲観的な時はそんなことも思い浮かばないのよね。

ステーキを食べたヤザワとステーキを焼いた脂身を食べたバニラは大満足で、「お正月のお飾りを買いに行こうか?」と近所にお出かけしたのでした。

29日からテレビは見ていません。おめでとう、とか言いつつ正月特番の合間にどうせ凄惨なニュースでもやるに決まってる。そんなの見たら、また具合悪くなっちゃう。立ち直ったばかりなんだから。

ヤザワが安定して幸せそうにしてると(ステーキ食べたりとか:笑)バニラも安定するみたいなので、4日までは本を読んで音楽を聴いたりお料理をするだけにします。

やっぱりテレビは要らないかなー・・


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峠越え(バニラ)

2008年12月25日 | ペット
奇跡的にバニラが持ち直しました。

抱っこしても首がだらんと後ろに反り返って力もなく、スープをちょっとしか飲まなかったバニラ。

土曜日を境に病状が好転したのでした。お散歩はもう無理だけど、自分で歩いて外で用も足してます、と担当の獣医さんに報告したら:「・・・エラいねぇ!頑張れ!」と驚きながらも喜んでくれたのでした。電話の横でバニラも誇らしそうに上半身を上げてるし。

確かに一度、木曜日の夜に布団の中でヤザワはバニラに:「じゃあね。アタシはいなくなるから(行くから?)」とじっと顔をみつめられたのでした。

「(うわ~ん!うわ~ん!!)」と胸も潰れる思いで大泣きしてるヤザワを見つめていたバニラ。ヤザワが疲れて泣き止むと、なんとバニラが上半身を起こして:

「スープは?」と聞いたのでした。

「はいっ!」と急いで布団から出てスープを持ってくると、ヤケクソのようにバニラがびちゃびちゃとすごい勢いで飲んだのでした。あごの毛からスープをしたたらせながら「薬は?」と聞くので、これもすっ飛んで取りに行って飲ませたら・・顔をしかめながら飲んだのでした。

そして全身を震わせながら横たわり、歯を食いしばって:「ほらね。飲むと気持ち悪くて」と辛そうにしています。

水曜日から薬もいやがって飲まなくて、無理に飲ませようとして指を噛まれたヤザワ。こんなことは初めて。バニラに噛まれるなんて。もう食べたり飲んだりしないと動物自身が決めたら、もう食べさせるのは絶対に無理。点滴に栄養を入れるしかないわけだけど、それはやめようと思っているから。なんとか自力で食べてもらいたいわけです。

スープと薬を飲んで、飲む前よりずっと辛そうに横たわっていたバニラは、その後横たわったまま「ウウッ」と苦しみながらオシッコをし、ウンチ(軟便)をし、そのオムツとシートを替えて、お尻を拭いて、夜が明けて、点滴をして、スープを飲んでもらって(というほど辛そう)、薬も飲んでもらって、オムツを替えて、お尻を拭いて・・・

という日が4日ほど続き、外出するたびに「発作起こして死んでたら・・」とドキドキしながら家に帰り、「ああ良かった。息してる」とオムツを替えようとしたら・・土曜日は何もしてなかったのでした。

「ん?」と思ってそのままハウスにオムツを取って寝かしていたら、突然、

「うひゃー!大変だー!」というように焦ったバニラが前足だけでハウスから這い出てきたのでした。

「這ってる!」

と驚いてハウスに行ってみると、てんこ盛りのやわらかウンチが!

それを片付けて、シートを替えてハウスに入れると:「なんか食べたい」と顔を見るので、かぼちゃのスコーンを少しあげたら食べたのでした!

半分ほどスコーンを食べてスープを飲んだら、疲れたみたいですやすやと穏やかな息で寝たのでした。

枕元には6時間は効く(その間に病院で安楽死を選ぶか、奇跡的に治まるか)、という発作止めの座薬を18時間分とビニール手袋を用意して介護したヤザワ。

寝不足と月曜日の気温差で風邪気味です。お医者さんで薬をもらってクリスマスは安静に。

バニラも回復したとはいえ、闘病の寝不足で疲れたようで、よく寝ています。人間の4、5倍のスピードで生きている犬。4日の寝不足は命取りになるところ。ほんとによく回復したね。

とこれはこれでまたうれし泣きをしたのでした。

バニラが生死の瀬戸際だった4日間、家の前から他の犬のマーキング(オシッコ)がされなくなったのでした。斜め前の家にはあいかわらずしてあるのに。

いつもは「あーもーくっさー」と思っていたマーキングは、決してなわばり主張だけではなく、あいさつだったんだと改めて分かりました。帰宅して誰も(犬ね)オシッコしていないのを目にするたび、「バニラは・・?」と家に入って生存確認するまでぞっとしたのでした。

火曜日(23日)に1週間ぶり以上で「外に出る」とバニラが言うので外に出てみると、何歩か歩いてオシッコとウンチをしたのでした。寝たきりにはならないのね、とまた感動。

24日の朝も外に出てみると、1匹のマーキングが!

「ほら!誰か来たみたいよ?」とバニラにかがせると、すごく喜んで、その横に自分もマーキングしたのでした。「どう?」「おかげさまで」と会話してる様子。

夕方にもう一度外に連れ出したけど、新しいマーキングは増えてなかったのでした。クリスマスだからかな?人間が忙しいのね。バニラも「なんだ・・朝のだ・・」とがっかりした様子。返信があるといいね(笑)。もう水で流さないから。大事なメールだもんね。

キッチンでヤザワがお料理(毎日鍋。そのスープがバニラ用)していい臭いが漂うことが、バニラのモチベーションになっているので(上半身を起こして臭いを嗅ぐ)、外食は控えてます。そういえば帰ってくると、出迎えてくれてお土産を探したり必ず「何食べてきたの?」とヤザワの口の臭いを嗅いだバニラ。美味しそうなものだと:「・・・いいなぁ・・」と羨ましそうに舌なめずりしたものでした。

もう出迎えてくれないし、お風呂上がりも待っててくれない(ドア越しにいるのが見えた)けど、穏やかにフェードアウトできたらいいと思う。枕元に座薬は準備してるけど。

ヤザワも風邪を治します。



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バニラの容態が・・

2008年12月18日 | ペット
バニラの体調が急変して8日目。

先週の水曜日の明け方に、ただならぬ気配で目を覚ますと:「気持ち悪い・・」という顔のバニラと目が合い、急いでシートを広げたのでした。

8時まで背中をさすたり胸をさすったりしながら30分おきに吐くバニラに付き添い、2時間ほど居眠りした後、点滴をして11時。「苦しいっ苦しいっ」と横になったまま手足をばたつかせて痙攣しだし失禁したのでした。

パニックで子機を何度も床に落としながら病院に電話。「支えて立たせてあげてみてください。落ち着くかもしれません」と言われ、子機をあごにはさみながらまたそれを落として・・バニラを立たせて・・全身で息をしながらも痙攣は止まった。ああよかった。もうこのまま死んじゃうのかと思った。

その後は部屋の隅を移動しては鼻を押し付けて肩で息してます、と報告(電話は繋がっている)すると:「来れますか?」と聞かれたので、パジャマの下だけ着替えて(上はパジャマのまま。パニック状態)車に乗り込み病院へ連れて行ったのでした。

前日の火曜日まで何かと用事があって毎日出かけていて、火曜日の夜に帰宅したら玄関に吐いたものがあって、「あ、これはまずい。ずっと安定してたのに」と思い急いで点滴をした後はゴハンも普通に食べて落ち着いていたのに。。

検査の結果:いつ心臓が止まってもおかしくないほどカリウム値が上がっていたのでした。腎臓の数値は少し落ちているというのに。。。

心臓はだいぶ前から不整脈があって咳をしたりはしていたけど、よもぎ茶とドクダミ茶、ルイボス茶で乗り切ってきていたけど、ここにきていよいよ。。。

点滴をカリウムが入っていない液に変えて、野菜や果物は禁止。腎臓も悪いからタンパク質もダメなわけで・・もう食べるものがかなり限定されてしまう。

あずきは腎臓にいいし糖分は大丈夫、あと乳製品も。と言われてどら焼きやらたい焼きを買い込む。バニラは大好物が食べれて嬉しそうだったんだけど・・

土曜日にはあんこを食べなくなり、ヨーグルトにカッテージチーズを混ぜたのを火曜日まで食べ、昨日(水曜日)からはスープ(鍋の後)しか・・

どうしても、の外出も気が気でなくてすっ飛んで家に帰ってます。パソコン開けたのも4日ぶり。メールは携帯で見て、緊急のものだけ対応。電話は常時留守録。これもどうしても、だけ対応。
月曜日からもう立てないのでオムツをして一緒に寝てるバニラ。近くにいたり抱っこすると呼吸が安定するので、できる限り一緒にいます。

ヤザワが泣いてると顔を近づけてきてじっと見ているバニラ。お互いにこれまでの人生が走馬灯のように浮かんでいる感じ。座ってコーヒーとチョコレートを食べる時も膝の上にはバニラ。「一口ちょうだい?」と言う(以心伝心)ので少し溶かしてからあげると5ミリ角程度のチョコを食べて「おいしいね」という顔をするけど、それ以上は食べないバニラ。付き合ってくれてるのよね。

忘年会のお誘いメールにも返信してません。ごめんなさい。行けないと思うし、今考えられない。年賀状も失礼します。インフルエンザが流行っているので、みなさまどうぞ健やかに年末年始をお迎えください。








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犬への愛は血圧を下げる

2008年10月17日 | ペット
バニラが不調です。

先週、2日ほど雨が降って気温が下がった日に体調を崩したヤザワ。丸2日、葛湯だけで過ごしたので、バニラもそんなものかな?と思っていたら・・

消化のいいおじやも戻すし、何をあげてもダメ。本人も焦って「食べなくちゃ」と何度も挑戦するんだけど、全部戻しちゃう。こんなことは初めてなので、怖くなってしまったようで震えています。

病院で検査の結果、かなり腎臓の数値が悪くて尿毒症を起こしているとのこと。(涙)

14歳8ヶ月という年齢を考えて、入院はさせないで自宅でヤザワが点滴を施すことに。

朝、晩と150CCを入れるのですが、「じっとしていてね」とこればっかりは人間のようにはいかないので付きっきり。15分ほどかけて点滴するんだけど、かなり辛そう。30分くらいかけた方がいいんだろうか。

背中をさすったり胸をさすったりしながら食事も一口づつ。。。先週まで全然元気だったのに。我慢してたんだね(涙)

札幌でバニラと散歩してると:「けっこうトシでしょう?いくつですか?」とかよく聞かれたけど、犬と一緒に知らない土地に長期間住むというのは、本当に楽しくて心強かった。「老犬だから預けていけない。国内だし」と、面倒を見るというような気分だったけど、全然違ったの。

2年くらい前?に犬猫の検疫テストが変わって外国にも連れて行きやすくなったけど、ニューヨークでも一緒に暮らせたら楽しかっただろうなと思ったし。セントラル・パークとか連れて行きたかった。

バニラの犬種、ウエスティは完璧にヤザワのタイプ。体型も大きさも顔も気質も、身体の隅々のどこを取っても可愛いと思う。寝てたって可愛いし、後ろ姿も可愛い。しっぽもつい引っ張りたくなるし。(そのように改良されたしっぽらしいけど)こういう「完璧に容姿が自分のタイプである」家族、というのは犬とか猫しかありえないと思うし、だから14年以上も毎日「かわいい~」で幸せだったのよね。人間はやっぱり容姿だけで選ぶわけにはなかなかいかないけど、結局全ての問題はそこに帰結するのよね。よく言う「犬は絶対服従だから」というのはウエスティという犬種には当てはまらないので、これこそ真実の愛。(あーもーなんか滅茶苦茶だ)

生後2ヶ月で来て、長いこと人生をともにしている家族。一緒に入れる永大供養の納骨堂も既に購入済み。ずっと一緒です。ヤザワの父親は「散骨してくれ」と言ってるし、母親は「実家のお墓に入りたい」と言っていたので「隙を見てすべり込ませる」と父親は言ってます(笑)。弟夫婦は「動物と一緒の墓なんてイヤ。笑われるよ!墓を買う!」と言ってるけれど、子どもは1歳ちょっとの女の子1人。すでに無縁仏確定か。一体、誰に笑われるんだか。

とまあ少子化に伴うさまざまな問題のある日本なのでした。(墓は男しか継げないので無縁仏続出とか。皇室問題にも通じるのでしょうか?)

さてー

朝から点滴なので早起きしないと。


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ハクビシン

2006年02月13日 | ペット

実家にハクビシンが出現した様子です!(撮影byヤザワのブラザー)

ちなみに東京23区内。

庭の柿を食べてた?上の方のひからびてるヤツ?

夜になんか庭に出た弟が「大変だ~~!!庭にタヌキが~~!!」とカメラを取りに家に入ってきて、それから1時間ほどかけて威嚇されたりしながら撮影したそうな。ちなみにタヌキは2匹で夫婦の様子。よく「タヌキ」だと分かったな~と感心。まーブラザーはヤザワと違って視力イんだよな、確か。コレだけじゃ「デブ猫」にしか見えないんだけど。だけどさらに写真を見ると・・変わった線が顔に縦に入ってる模様の「大デブ猫のメス」に見えます・・そして・・

さすがにこんなヘンな猫は見たことありません。暗くて顔は分からないけど、可愛いのかな?

しかし、タヌキが塀に乗れるとは知らなんだ。ネコ科なのけ?とか調べもしないでアホーなこと言ってるヤザワです。写真を見たお嫁さんのユリちゃんが早速調べると・・ハクビシンだったそうだ!ヒョエ~・・

ンなもんが野生でウチに!?「近所では有名らしいです」とはユリちゃんの弁。「ダレか飼ってたのを逃がしたんでしょうねー・・気性が荒いらしいですから・・」って。餌付けして庭で飼えば?とか提案したんだけど、そういえばハクビシンはSARSの原因だったっけ?

「タヌキ汁なんかにするとSARSになっちゃうよー」と、いちおーヤザワもハクビシンについて知ってることだけは教えたり。中国じゃ食べるんだよね?それがSARSの原因だとか何とか言ってたような気がするんだけど。食べなくても触るだけでもダメなのかしら?なんかキツネにはけっこうやっかいな寄生虫がいたよね?

ハクビシン、安全だったら餌付けしてほしーな庭にタヌキがいるなんてファンタスティック(←滅多に実家に行かないのでこーゆーことを提案するヤザワ)
「増えちゃうからヤだ」とかゆってたけど。

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