Bunkamuraオーチャードホールでパリ・シャトレ座制作のバロック・ダンス・オペラ『レ・パラダンー遍歴騎士』を観てきましたー♪
11月4日(土)4時、11月5日(日)4時、11月7日(火)7時、11月8日(水)7時(東京:Bunkamuraオーチャードホール)
フランスのバロック時代の作曲家、ジャン・フィリップ・ラモーのオペラを映像、コンテンポラリー・ダンス、ヒップホップ・ダンスなどを取り入れた大胆な演出で、パリで大喝采を浴びたオペラの日本上陸です
楽しかったです
「バロック音楽にヒップホップ・ダンス」とか「バロック音楽にコンテンポラリー・ダンス」
そりゃーキワモノに違いない
と思うでしょ?
キワモノでした
ホントに抜群のセンスがないとダサダサだったり、観てる方が赤面したり、演じてる方も(歌って踊ってる)今イチ恥ずかしそうだったり、そうでなくても妙に開き直られた感じがしたりするようなスレスレの演出。
最高でした
いやー「あそこの映像は・・どーでこーで・・」と思わずうんちく言って、「いかに理解してしかも楽しんだか」と綿々と書きたくなるけれど、まだあと3公演残ってるのでヒ~ミ~ツ~
もともとバロック時代の音楽というのは、その当時はかなり早いテンポで演奏されていたという考証があって、それが古典、ロマン派を経て現代に近づくほど演奏のテンポがのろくなってきている、ということを古楽実習の時間に習った記憶がある。どっかに学生時代の資料があるはずだけど、探さないと出て来ないので専門的なことは割愛するけれど、古典時代にはメトロノームでいうと1拍が?くらい遅く演奏されるようになり、それがロマン期にはさらに遅くなり・・という具体的なテンポを検証した資料ももらった記憶がある。
バロックが専門の音楽史の先生が授業で「昔の人は悠長でのんびりしていただろうから、音楽もゆったりしていたはずだという偏見は持たないでください」とイヤミそうに言ったのもすごく印象的だった。久しぶりにその先生もオーチャードでお見かけしました。プログラムにエッセー(文献)もお書きになってるし
まーね。そう言われれば今より平均寿命もずっと短いバロック時代。家電もないから家事には追われるし、仕事もサクサクしないと子沢山な昔の人は子どもも餓死しちゃう。電気もないから働く時間も限られるし。実は猛スピードでいろんなことを片付けていたのかもしれないよね。
なので、「グラーヴ」(←ゆったりの意味)という表記でも、「のったり」ではないテンポだったらしい。
フランスからいらっしゃった古楽合奏団(昔の楽器のオーケストラ)も、軽快なテンポで楽しい素晴らしい演奏駄曲だってことなんか、ぜーんぜん気にならないし(おっとっと・・)
これだけ軽快なテンポなら、ヒップホップもコンテンポラリーも合うって 絶妙
ヤザワがとっても感銘を受けたのは、映像とダンサーの演出と歌手のスタイルの良さでした。
古典バレエの『ジゼル』の演出なんかにもこのアイデアは是非、使ってほしーなーって。
ナゼか
全公演終わったら、こまかーく「うんちく」しちゃおー
忘れないように今日はメモだけ。
そうそう。さすがにオペラなんでお子様の観客は見当たらなかったけど、オペラなら「18歳未満の方の入場はお断りいたします」とか「ご入場の際には身分証をご提示ください」とかいっさいなくてもコドモは来ないのね
オペラグラスでしっかりそのヘンも鑑賞してきました
そういえば:「ミケランジェロの男性像とかのナニが控えめなのは、美を追求した彫刻だから」みたいなことも昔どっかで聞いたか読んだかした記憶があるんだけど。
いやー・・けっこー実寸だったんじゃないかー?
カトリックは割礼もしないしね。
とか色々楽しめました
そう。ホントに全体の演出の中にとけ込む美しさ。控えめでソコだけに目が張り付いてしまってモゾモゾしてしまうようなことはありませんでした。「必然性」ってヤツかな!女性の胸も控えめでありながらやさしい曲線。
自信持って生きていきましょー
『レ・パラダン』あと3公演
ポチッとして?→
11月4日(土)4時、11月5日(日)4時、11月7日(火)7時、11月8日(水)7時(東京:Bunkamuraオーチャードホール)
フランスのバロック時代の作曲家、ジャン・フィリップ・ラモーのオペラを映像、コンテンポラリー・ダンス、ヒップホップ・ダンスなどを取り入れた大胆な演出で、パリで大喝采を浴びたオペラの日本上陸です
楽しかったです
「バロック音楽にヒップホップ・ダンス」とか「バロック音楽にコンテンポラリー・ダンス」
そりゃーキワモノに違いない
と思うでしょ?
キワモノでした
ホントに抜群のセンスがないとダサダサだったり、観てる方が赤面したり、演じてる方も(歌って踊ってる)今イチ恥ずかしそうだったり、そうでなくても妙に開き直られた感じがしたりするようなスレスレの演出。
最高でした
いやー「あそこの映像は・・どーでこーで・・」と思わずうんちく言って、「いかに理解してしかも楽しんだか」と綿々と書きたくなるけれど、まだあと3公演残ってるのでヒ~ミ~ツ~
もともとバロック時代の音楽というのは、その当時はかなり早いテンポで演奏されていたという考証があって、それが古典、ロマン派を経て現代に近づくほど演奏のテンポがのろくなってきている、ということを古楽実習の時間に習った記憶がある。どっかに学生時代の資料があるはずだけど、探さないと出て来ないので専門的なことは割愛するけれど、古典時代にはメトロノームでいうと1拍が?くらい遅く演奏されるようになり、それがロマン期にはさらに遅くなり・・という具体的なテンポを検証した資料ももらった記憶がある。
バロックが専門の音楽史の先生が授業で「昔の人は悠長でのんびりしていただろうから、音楽もゆったりしていたはずだという偏見は持たないでください」とイヤミそうに言ったのもすごく印象的だった。久しぶりにその先生もオーチャードでお見かけしました。プログラムにエッセー(文献)もお書きになってるし
まーね。そう言われれば今より平均寿命もずっと短いバロック時代。家電もないから家事には追われるし、仕事もサクサクしないと子沢山な昔の人は子どもも餓死しちゃう。電気もないから働く時間も限られるし。実は猛スピードでいろんなことを片付けていたのかもしれないよね。
なので、「グラーヴ」(←ゆったりの意味)という表記でも、「のったり」ではないテンポだったらしい。
フランスからいらっしゃった古楽合奏団(昔の楽器のオーケストラ)も、軽快なテンポで楽しい素晴らしい演奏駄曲だってことなんか、ぜーんぜん気にならないし(おっとっと・・)
これだけ軽快なテンポなら、ヒップホップもコンテンポラリーも合うって 絶妙
ヤザワがとっても感銘を受けたのは、映像とダンサーの演出と歌手のスタイルの良さでした。
古典バレエの『ジゼル』の演出なんかにもこのアイデアは是非、使ってほしーなーって。
ナゼか
全公演終わったら、こまかーく「うんちく」しちゃおー
忘れないように今日はメモだけ。
そうそう。さすがにオペラなんでお子様の観客は見当たらなかったけど、オペラなら「18歳未満の方の入場はお断りいたします」とか「ご入場の際には身分証をご提示ください」とかいっさいなくてもコドモは来ないのね
オペラグラスでしっかりそのヘンも鑑賞してきました
そういえば:「ミケランジェロの男性像とかのナニが控えめなのは、美を追求した彫刻だから」みたいなことも昔どっかで聞いたか読んだかした記憶があるんだけど。
いやー・・けっこー実寸だったんじゃないかー?
カトリックは割礼もしないしね。
とか色々楽しめました
そう。ホントに全体の演出の中にとけ込む美しさ。控えめでソコだけに目が張り付いてしまってモゾモゾしてしまうようなことはありませんでした。「必然性」ってヤツかな!女性の胸も控えめでありながらやさしい曲線。
自信持って生きていきましょー
『レ・パラダン』あと3公演
ポチッとして?→