ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

怪談

2010年08月06日 | 日常
母親の遺品の時計。亡くなる2年前から「文字盤が(老眼で)よく見えない」ためあまり使ってませんでしたが、色違いで緑のも持ってたお気に入りの時計。

涼しい感じで夏によさげ。「大人カワイイ」系ファッションにも合いそうなので、この夏、初めて使ってみました

といってもまだ3、4回ほどしかはめてません。


月曜日:ホメオパシーのセッションに行く時にはめて行きました。この前にもう1回ほどはめたと思うのですが、思い出せません。

1時間ほどのセッションの終わり当たりで、ホメオパスの先生のご家族の話になり、音楽一家だと分かった途端:

「まぁ~。それはよろしいですねぇ~。お子さんは音大に進まれるんですか?」

おほほ

と突然、おばさま言葉に豹変したヤザワ。そのまま時間にして2分もなかったとは思うのですが、まるでヤザワ母のようなおばさま口調と手振り、仕草になったのでした。

帰り道、「さっきのアタシは一瞬どうしたのだ?」と不思議な気はしましたが、暑いしお腹も減ってたので、それでそのことは忘れました。



水曜日:打ち合わせに某スタジオに行く際、この時計を着用。昔から知ってる社長と「どうも。お久しぶりです」と挨拶して打ち合わせ。そのうちに・・

「あら。そんな。大丈夫ですよ。ほほほ」

また突然母親のおばさま言葉に手振り、仕草になったのでした。


アタシは女コロッケかい
しかもネタが自分の母親じゃ全っ然ウケねーし分からねーし

というほぼ瞬間芸なのですが、もちろん練習をしたわけではなく、かつてそんな感じで話したこともないわけです。そもそも「おばさま言葉」と「おばさま所作」を習得するような環境で生きた経験がありません。

その「おばさまになる瞬間」の意識はヤザワのままなのですが、なんか話したくてムズムズするような感じがして、次の瞬間「おばさま」になって話しているという。

目の前の人も驚いてると思うのですが、それより自分がまずビックリです。

時計をはめなければ、あのムズムズという感じはしなくてヤザワのままです。



時計に母が憑いてる。と思うのが自然でしょう。

でもまー母なので別にお祓いやらお清めもいっか。

と思ってるのですが、どうなんでしょね

成仏できてないということでしょうか。それともお盆で帰ってきたのかな?それにしちゃ早いけど。霊界も帰省ラッシュで時期ずらしたとか?

母をよく知ってる人に会う時にはめていってみよ
豹変したら驚くぞ~

という時計のお話でした(実話)

 なにかヒトとか見えます?

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