ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

台湾:2回目!「ザーサイ」を探して

2015年06月12日 | 日常

夕暮れの九份。絶景ポイントでの撮影@6:00pm。撮影ちうに蚊に刺されること5カ所

 

今年に入って初泳ぎより先に台湾に行ってきました~   

沖縄も連続3日で熱中症厳重注意報発令ちうではありますが、台湾も暑かったです

 

「明日は九份に行こう」と早起きしても、朝から暑くて(32° 湿度80%)とても観光どこじゃなくて。

ゴハンもローカルで安くて美味しい道路にテーブルを出してるような店では、暑くて何食べてんだか分からない感じ。口の中で味覚だけする・・というか、食感が暑さで鈍ってるような・・

 

しょうがないので、1階にはシャネルとかナーズとかの化粧品売り場、各階にはデザイナーズ・ブランドが入っていて、上階には「とんかつ」「天ぷら」「寿司」、イタリアンなんかが入ってる・六本木ヒルズみたいで・クーラーのよく効いた・つまらないデパートで・まぁまぁの・さほど安くもない点心を食べたりして・Wi-Fiでネット見たり4時近くまで台北で暑さをしのいでから九份に行ったのでした。

 

台湾:2回目!

 

5時頃に九份に着いたんですが、見所の路地は観光客でいっぱいで、牛歩状態。風通しも悪くて暑くて辛かったです。月曜日でこれじゃ休日は山手線とか渋谷のスクランブル交差点状態だろうね  

絶景ポイントは風があるんですが、涼しくなると今度は蚊に襲われて 。歩いてないと刺されるんだな。

 

「もういいや。また冬に出直そ・・」と1時間ちょっとで根を上げて、台北行きのバスを見かけたので飛び乗って帰ってきました。

 

今回はこの日1日だけがフリーの出張だったんですが、前回会えなかった友人のウェンにも会えたし、出張だったので「ザーサイとメンマはどこで買えますか?」と聞けば案内してもらえたんですが、3日間・1滴も酒を飲みませんでした。

 

私は菜食主義者です:我是一個素食主義者
小麦アレルギーがあります:我對小麦有過敏
小麦を入れないで下さい:請不要放小麦在菜裡

 

と伝えたんですが、そうすると相手は坊主を扱うような感覚なんですね。まぁビールはもうアレルギーで飲めないし紹興酒も麦麹大丈夫かな?という感じではあるけど、ワインとかスピリッツ、日本酒はオッケーなんですけどね。

日本の坊主は葬式の後とか仕事の後に飲んでますよね。ヴェジでもないし

台湾では10人に2人がヴェジタリアンなので、店に入って「素食にして」とさえ言えば、ヴェジ仕様に変えてくれるんです

 

こういう仕事の時ほど効率よく動くので、朝は5時頃から起きて朝市に行って、季節のライチ、マンゴ、パイナップル、バナナなどフルーツを買い込んで朝食。公園で食べようとすれば雨が降るし。それでも雨上がりの公園に行ってみれば、蚊に刺されまくってフルーツ抱えてホテルに逃げ帰るし。なかなか頑張ってるでしょ(笑)

気候は沖縄と似てるんですが、蚊は台湾のほうが多いと思ったのは、那覇の近所の公園でフルーツなんか食べないせいかな?

ビーチでは食べるんですけどね。ビーチには蚊はほとんどいませんから。

 

台湾ポップスの80%を制作しているプラティナム・スタジオを下見したり、他のスタジオにも行ったりピアノを弾いたり。どこも涼しかったです。夏は仕事で来たほうがいいですね。観光は冬

 

ところで前回の旅行で買えなかった「ザーサイ」を今回はどうしても見つけ出して買うのが目標だったんですが、「どうしてそんなにザーサイが欲しいのか?」と不思議そうに聞かれるんです。

「ザーサイ食べないのと・驚いて聞けば:「食べるけど、刻んで餃子に入れるくらいだけど?」と言われて。

台湾ではあまりポピュラーではないらしく、それで見かけないみたい。私があまりにザーサイザーサイとメンマと騒ぐので、「日本のデパートに売ってるはず」とSOGOに連れて行かれました。

 

ありました

「SeeThis is Zatsuai 」と味見も出来たので、案内してくれた台北フィルハーモニーのディレクターとプラティナムのエンジニアと3人で味見をしました。

「ん・美味し」とカゴに入れつつ・ふと裏を見てみれば・・

imported from Japan なのでした・・・

 

「買うの?コレ?」と2人に聞かれ、「嫌。Made in Taiwanがいい」ということで、売り場をくまなく探して・ようやく見つけたザーサイとメンマを各メーカーごと2袋づつ買ったのでした。クレジットカードでザーサイを買う私に:「ヘンなヒト~・・」という2人の視線が注がれました。 

「パイナップルケーキとかはいいの?」と聞かれたので:「ホラ、私、小麦アレルギーだから」と言ったら、ようやく2人とも「そうか・・それでザーサイなんかを土産に・・」と納得したような不憫そうな顔をしてましたな。はっきり言って:パイナップルケーキ不味いですから美食天国の土産にしちゃあんまりですから沖縄の「紅芋タルト」といい勝負ですぞ。

 

3日目最終日の九份の後、NY時代の友人、ダンサー/パフォーマーのWu Wen Tsuiと15年ぶりくらいで再開しました

 

来月、新潟での公演を控えてリハーサルが立て込んでいる忙しいウェンのスタジオにお邪魔して、ウェンが用意してくれていた素食弁当を蓮根酵素ジュース(雪水)で食べつつ、15年という歳月も忘れて、「いかにして私はザーサイとメンマをゲットしたか」話を繰り広げたのでした。

 

「ザーサイというのは:マンダリン(広東人)が台湾に持ち込んだもので、調味料としては使うけど単品では食べないし、そもそも調味料としても今や常備もしないけど?どうしてそんな昔の食材が食べたいの?」と・ここでも心底・不思議そうに聞かれたのでした。

 

「ザーサイは日本人にとって”漬け物”なのゴハンと一緒に食べるのツマミにもサイコーなの」と言って、SOGOでの話をしたら、「それは日本でザーサイが進化したのね。私もMade in Japanのザーサイを食べてみるわ」と言われたのでした。「そのMade in Taiwanのザーサイも、SOGOかMITSUKOSHIでしか売ってない日本人用に特別に作られたザーサイとメンマだと思う」とのことでした。それでもいいの

「メンマはラーメンと一緒に食べるものなのよ」と言ったら:「そうラーメンに入ってたメンマ」と言って「それは日本人にとって、なくてはならない食べ物ね 」と笑って、「筍は台湾では1年中採れるの。春、夏、秋、冬で色も違ってそれぞれ美味しいよ。今度、冬に来たら九份案内するからメンマも食べよう!」と言ってくれたのでした

 

「沖縄も近いから遊びに来てよ~。散らかっててもよければウチに泊まって?」と言ったつもりだったんですが、「私、ダニも大丈夫よ」と言われたのでした。"messy"は「不潔」だったか??

 

「え(なんで分かるのかな)」という顔をしたら:「猫3匹に犬1匹じゃダニだらけなんでしょ?」という顔をされたのでした。(ダニ)いないとは言わないけど。。私は刺されてないしノエルだけだから

 

とは言ったけど・・ウェン、来るかな?

 

ウェンがお土産に空豆のスナックと蒸したサツマイモ、「明日の朝に食べて」とマンゴと三尺バナナをくれました。

「芋~~~ 」と言ったら:「これは全然違うから素晴らしいサツマイモだから食べてみて」というウェンのイチ押しのサツマイモを食べてみれば、栗きんとんの甘過ぎないような・・モンブランの栗が薄い味(笑)のような・・本当に素晴らしい食感と味で驚きました。

 

今度はこの芋と空豆のスナックも買わないとね

 

年月をあまり感じなかったのは、変わらないウェンのスタイルの良さと肌のキレイさのせいだと思う。ダンサーだから当然の管理だけど。昔からウェンは宝塚の男役のようなカッコ良さだった。それでいてよく気がついて繊細でインテリ。

 

ヤザワもデブってなくてよかったです

 

昔からヤザワはフェミニン系な容貌ではあるんですが;世界の中心は自分で・大食いで・繊細というよりは神経質で・典型的な専門バカ。という容色が衰えたら→かなーりヒドい個体ではあった。

深ーく自覚したので:ヴェジにもなったし、道路にゴミが落ちてれば拾うし、ボランティアも活発になりました。今は「自分が生まれた時よりは良い世の中にしてこの世を去る」ことを自分に課してるんです。アタシが歩いた後はキレイになってるようでないとね

負けず嫌いなので、美質が欠点を上回らないと気が済まないんです 

 

 

それはそうと。台湾はデブが多いです。ちょっと太め、というよりは肥満体。たぷたぷと脂肪を震わせて歩いてる感じ。

以前:「烏龍茶とかジャスミン茶は油を分解するので、中国人は脂っこい食事をしても太らない」と聞いていたし、実際にスマートな人が多かったと思うんです。

各国料理が食べられる先進国とはいえ、やはり中華が食事の中心。昔からの食生活なのに、なぜ肥満化するのか

 

次回、ウェンと検討してみたいと思います(ウェンからアンチエイジングを聞き出す目的 )

 

留守ちうのニャンたち ダニなんかいないわよー失礼ね~

このシッターさんは写真が上手

オスカルの似顔絵が描きたくなっちゃう

 

 

 

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