ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華

2018年04月23日 | 文化・芸術

  5月6日まで!浦添市立美術館。展覧会場としてもピッタリだった。良かった〜

 

普段は琉球漆器を展示してる美術館で、図書室も風情があってステキです。カフェがオシャレなら1日居たいです

近くには沖縄そばの名店「てだこそば」があって、以前は美術館前にカフェ兼マフィン・ショップがあったのに、それは閉店してしまった。

 

アール・ヌーヴォーは大好きなのと「ミュシャが沖縄で」と驚いて行ってきましたよ〜

 

ミュシャはロートレックとかビアズリーをローランサンで割って、アール・ヌーヴォーにして・・という、これまでの(ヤザワ独自の)解釈を覆されました。スゴい画家だ天才だ 「スラブ叙情詩」を観にプラハに行きたい

 

製作期間18年に及ぶミュシャ渾身の「スラヴ叙情詩」は写真での展示でしたが、それでもその写真の絵が、ちょっと離れて観ても「光が当たってる場所と暗い場所」というのが分かって、まるで映画のようというか、すごいテクニックで驚きました。こんなに「描ける」画家だったんだ〜

 

『スラブ叙情詩』の本物はプラハで、1枚の絵が6m×8mとかのサイズらしい。ものすごい迫力だろうな〜

 

ミュシャの「芸術のための芸術ではなく、大衆のための芸術を作りたい」だったかな?発言は、ミロとかウォーホールもそうだったような。その中でもミュシャはダントツに素晴らしい。やはりデザインをやった画家は違う。どのような絵ならプロと言えるのかーという洗礼を受けているから。音楽家もそうなんだよね。劇伴(映画やらドラマの音楽)をやったりしないと、マスターベーションが形を変えた自己実現や趣味の延長に過ぎなくなってしまう。

 

生き方も素晴らしい 

 

ポスターや挿絵で稼いで、『スラヴ叙情詩』はチェコに寄贈。切手もお札も銀行の領収書も、祖国のための仕事は無償で引き受けて。その愛国心からナチスに目をつけられて拷問(厳しい尋問)されて肺炎になって亡くなって

 

当時のミュシャがデザインした紙幣がまたステキで。日本も北斎の「ラ・メール」(←笑。「海」ね。あまりに外国で有名で)とか「赤富士」「雨の日本橋」あたりを千円、5千円、一万円札にしたらどうだろうねヒトの顔なんかよりずっとイイよねもう著作権もないんだしと一緒に行った友人と話してました。日銀に意見書受付ってあるのかな?

 

これまでチェコとかプラハなんて全く興味なかったんですが、ミュシャの絵を観に行って、ミュシャがデザインして今でも使われているユーロの切手とかも欲しくて。会場にも展示されてたけどカワイイ

 

私が食べれそうなのは:ジャガイモとカリフラワーのスチームと酢キャベツか。というように、私はどこかに行くとなると、その土地の食べ物をリサーチするんですよ。それで滞在期間を決めるという。口に合わない食事の街に3日以上は辛いから。プラハは最長で2泊と見た。向こうで検索すればヴェジとかヴィーガンのレストランもあるのかな

 

日曜日はあいにくの雨でしたが、そのせいか混んでなかったです。落ち着いて観れました。外は稲妻がすごかった

帰りは北谷のTacos&Coffe。北谷はアメリカ人が多いのでヴィーガン御用達のお店が多いんです

ここも行く度に肉系メニュー減ってるし アメリカ人用に味付けも濃厚でボリュームあって美味しい

豆腐チョリソのタコスと2ビーンズ・ヘヴンがオススメ

 

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