宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2010/01/15
出張で広島にやってきました。仕事を終えて取引先との懇親会が終わったのが20:30頃。バスセンターの源蔵に向かいますが既に閉店状態でした。そこで、はまださんにメールをするとすぐに「おでんのたぬきはどう?」と住所と電話番号付きで返事をいただきました。携帯で場所を調べ、比較的すんなり辿り着くことができました。



寒さに背中を丸めながら縄のれんをたぐってお店に入ると、中はとっても暖か。眼鏡を真っ白に曇らせながら、逆L字カウンターの手前左端に座ると、カウンターの中から女性店員さんが暖かいお手ふきと、眼鏡を拭くためのティッシュを手渡してくださいました。まずはビールをお願いします。



お通しはポテサラですね。さて、おでんは何を選ぼうかメニューを眺めます。懇親会では〆に広島風お好み焼きまで出てきて、既に満腹状態。あまり食べられません。豆腐のおでんと、せっかく広島なのでカキのおでんを頼むことにします。



豆腐はしっかり濃い味が染み込んで美味しいです。カキも小ぶりながら味が濃くて絶品。ビールを呑み干して、お酒にシフトすることにします。



誠鏡(せいきょう)の燗酒。中尾醸造という竹原市の酒蔵のもののようです。燗酒を啜っていると、これまで満席だったカウンターのお客さんがすっかり出払ってしまいました。



もう閉店モードかなと思っていた21:40頃。団体客が次々にいらっしゃって、再びお客さんでいっぱいになりました。創業60年というこのお店、イイ感じで歴史を重ねてきたのが実感できる雰囲気でした。



1時間ほどの滞在で、お会計は2,450円。心も体も温まって、再び寒い広島の街をホテルまで戻ったのでした。

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