宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2016/12/10
松山にやってきました。成田を17時過ぎに出るジェットスターで、松山市内には20時着。はまださん馴染みの赤丹は21時クローズなのでちょっと間に合わなさそう、ということではまださんに事前に教えていただいていた呑舟というお店にやってきました。二番町の歓楽街にあるこちら、シックな佇まいです。



扉を開けると、左手すぐに小上がりがあって、奥に長いカウンターがあります。カウンターはほぼ満席ですが、ご常連さんたちがずれてくださってひとり潜り込むことができました。まずは最初の1杯目に生ビールをいただきます。



お通しの写真を撮ろうとしたら、ご主人が「写真を撮るなら彩りが必要やね」とパセリを載せてくださいました。そんなきっかけで、すぐにお店の雰囲気にうちとけさせていただけました。ボクの左隣には、ほぼ毎日いらっしゃるという大常連のTさん。ご主人との掛け合いがとても楽しいのです。ビールも空いて燗酒をお願いし、注文していた刺し盛りも出来上がりました。



地の魚でいただく地のお酒。これが本当に美味しいのですよね。1杯目の燗酒も空く頃、Tさんとご主人が川亀というお酒の話題に。なんでも3杯吞むと壊れてしまって失敗の元に、と。ボクもそれをいただきたいです、ということでお願いしました。



すっきりした飲み口なのに、しっかりしていてそれでいてフルーティ。陳腐な表現ですが、何とも素晴らしく、不思議に美味しいお酒です。すいすい進み、Tさんの忠告を振り切り2杯、3杯といただいてしまいました。



生産量の関係で東京まで流通しないという貴重なお酒。そして、ご主人とご常連さんたちとのあっという間の時間で、気がついたら2時間お邪魔しちゃってました。さすが、はまださんご推薦の銘酒場でした。ご主人とサポートのAさんにごちそうさまをして、次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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