Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

月下美人 EX AGS AJING 64.5L-S 羽軸 インプレ

2017-11-12 | ロッドの話
アジングをやろうと思って買った最初のロッドです。ボクは形から入るタイプなので、実力を無視してハイエンドから買う事が多々あります ただ買ってからもうだいぶ経ってしまったので、すでにカタログ落ちしてしまいました



まずはエンドキャップからですが、こちらはお決まりの〝D〟ロゴ。正直つまらん まぁ あまりここを重要視している人は少ないでしょうけど。



このロッドの最大のって言っていいほどの特徴が、自重58gっていうその軽さ それを象徴してか極端なほど肉抜きされてたグリップ。このグリップは好みの分かれるところだと思いますが、ボク的には繊細な釣りをするってことではアリです。と言うよりむしろ感度が上がっているように思います。握りこむという使い方ではなく、リールフットを挟んだ指と指の間に軽く乗せるというイメージでしょうか。リールのサイズは1000番〜2000番。ロッドの軽さを生かすためにも軽ければ軽い程良いと思います。



ガイドは初代AGS。アジングのような釣りの場合マイクロガイドのものが多くありますが、これは径が結構大きいので老眼のオッサンにも対応致します するするタケちゃんもしっかり通るしね ガイド数も7個と最近のロッドとしては意外に少ないかもしれません。AGSはPEに対しては糸絡みにあまり強くありませんが、フロロやエステル系に対してはほぼ問題なく使えてます。

ティップはソリッドですが軟らかく曲がるというタイプではなく、いわゆるパッツンな感じです。ティップが軟らかいタイプのロッドだと、ディープエリアでのルアーアクションが思った通りに出来ないので、そういう場所だったりボトムを多く探る場合などはこの手のロッドが使いやすいかと思っています。

まぁしかしこの自重とAGSの組み合わせは感度が抜群に良いですね






テーパーとしてはティップが入りベリー前半にかけて曲がっていきますが、そこから先はそうそう曲がりません。この辺はメバルロッドとの大きな違いかもしれません。キャストに関してもファイトに関しても、ロッド全体で負荷を受け止めて投げる・やり取りをするって感じではないので、負荷が大きく掛かることを長時間行うと疲れるかな。これにはグリップのデザインも影響してると思います。まぁジグ単の釣りをしてる分には問題なく、軽さと感度のアドバンテージを生かせる良いロッドだと思います。ただ値段が高いですけどね