その人の「してはいけないこと」はその人の価値観によって決まる。
しかし、現在の日本で年金詐取、労災の不正申請は間違い無く「してはいけないこと」だろう。
これを「しても悪しからず」と公に認めたら、相互扶助の理念を元に構築されている日本の社会保障制度はたちまち行き詰まってしまうだろう。
「佳代さんの事例は事実婚に当たらないから遺族年金詐取とはならない。」と得々と解説する人々がいるが、規約に照らして遺族年金受給資格があるかないかが問題なのはない。
佳代さんが勘違いにしろ自身に受給資格が無いという認識の下で、遺族年金を受給しようとしたことが問題なのだ。
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元婚約者との金銭トラブルもさりながら、遺族年金の詐取、労災の不正受給を実際に目論む人物を親族とするというのなら、それは公の公たる皇室が「年金の詐取も労災の不正受給も問題無い。」と考えているということになるだろう。
相互扶助の精神で成り立っている日本の社会福祉制度を眞子さまも秋篠宮殿下妃殿下はどのようにご覧になっているのでしょう?
天皇皇后も二人の結婚に対して「賛成もしないが反対もしない」という立場を貫くなら、それは間接的に「国民による年金詐取も労災不正申請も苦しからず。」と表明していることになるし、日本人が持ち得た高い精神性ともいうべき「相互扶助」の精神を否定していることになる、と私は思う。
相互扶助の精神を平易な言葉で言えば「お互いさま」になります。
残念ながら日本では、いつのころからか、「お互いさま」より「自己責任」が声高に語られるようになりましたが、全てを「自己責任」に帰するのなら、社会福祉制度は要らない制度なのですよね。
さて、大切な社会福祉制度の不正利用を目論む狡い人物を皇室は親族とするのか、どうか。9月11日にはおおよそ解るでしょう。
秋篠宮殿下は条件付にしろ「結婚は認める」と言ってしまわれたからね~。
それでも、今ならまだ「その後、知らなかった事実も出て来たから。」と破談にすることもできますからね、殿下よーく考えてくださいね。