しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

来年もよろしく

2017-12-25 17:47:10 | その他

今月は4日以来3週間ぶりの更新となりました。

それでも毎日40人以上の訪問者があって、私の背中を蹴っていただきありがたいことです。

今年の最後は久しぶりの可能な限りのお仕事紹介。

伊良部大橋が開通して人気となっている伊良部島の北端に白鳥崎公園という景勝地があります。

ガイドブックにはこんな写真が上がっており、この先の海が南風が吹く時のダイビングポイントとなっているところです。

     

このブログでも、「Wアーチ」「クロスホール」「白鳥埼」などのポイントを紹介したとことがあります。

右手の入り江に面した公園を白鳥崎公園といい、その遊歩道にはこんな橋が架かっています。

     

20数年前に合併前の伊良部町が建設した木橋です。上の画像は、入江側からのもので、ちょうど北西方向から南東方向へ向けて撮影したものです。

ところがこの橋、冬季の北風と毎年のように接近する台風の風と潮で腐食が激しくついにこんなことになっています。

     

左側の歩行者が落下しないように設置されている高欄と呼ばれている柵が飛び散っているばかりか、橋自体が陸側に移動して、現在は通行できなくなっているのです。

これの修復をどうしようかというのがお仕事でございます。

橋の専門家ではないのですが、専門家と共働して、色々な角度から最適な橋を提案しようというものです。

今年度の検討結果をもとに本格的な設計に入り、工事が終わって開通まで生きていられるかどうかはわからないのですが、この年になって新しいことに挑戦できるなんて嬉しい限りです。

というわけで、元気なしょう爺をお伝えして来年を迎えましょう。

ってまだ早いか。まだ1週間ありますものね。機会があったら更新します。

  

 

 

 


悪魔上陸恩恵あり

2017-07-24 17:00:52 | その他

2009年7月20日にこのブログを開店してから早8年。

色々な記事を探して巡り歩いてまいりましたが、唯一避けてきたものがありました。

日の出です。

「何が楽しくて前夜の飲酒を我慢してまで」というのが大義名分でした。

たぶん仕事で最北端の池間島の港に行ったときに撮影したものがあるだけで、島一番の見どころでの日の出は知らんふりをしてきました。

この日の日の出時刻は午前6時10分。

本土との時差は約1時間。日の出は遅く、その分日の入りも遅いわけで、日の入りは自宅からも拝めますがわざわざ早起きして島の東側まで出かけるなんてと思っていたら、例の悪魔のボス、ビッグベンが見に行くとのたまい決行へ。

天候はこのところの好天続きで全く心配していませんでしたが相当な感動モノでした。

 

 

肝心の水平線からの日の出は突然現れた雲により遮られましたが、べたなぎの水面に上る太陽は地球創成期にタイムスリップしたかのようでございましたです。

このひと時をプロデュースしていただいたリトルベンのお姿を紹介しておきます。

 

        

大騒ぎとわがままとママに会いたい、のリトルベン様4日間でした。

 


見上げてごらん宮古の空を

2016-08-08 17:34:00 | その他

最近地上には面白いことが少ないのね。

ないことはないのだけれど記事にしにくいのですが。

でも書いちゃいます。

「人頭税はなかった」か?

昨年発刊された沖縄国際大学名誉教授来間泰男氏著の「人頭税はなかった」が今、島の一部で物議を醸しています。

宮古・八重山に課したとされている過酷な税制、人頭税(にんとうぜい または じんとうぜい)

一般には、宮古・八重山から琉球王府に収める年貢(粟と反布)を15歳から50歳の男女人口の増減、穀物の豊凶にかかわらず定額と固定し、配布率をもって賦課する税制で「頭懸(ずがかり または ずがけ)」とも「定額人頭配布税」ともよばれています。

教授の主張の最重要点は(あくまで個人見解です)

・人頭税とは「能力の差に関係なく、各個人に一律に同額を課する租税」(大辞林や平凡社世界百科事典などを引用)であるが、実際の賦課は個人にかけられたものではなく、村負担の総額を決めたものであるから人頭税とはいえない。

・さらにこの呼称は、明治に入って役人が言い始めたもので、税制が始まってから200年以上使われた形跡はない。

・人頭税は過酷な税制と言われているが、もともと先島は生産力水準が圧倒的に低い地域であり、生活水準の低さの原因を租税水準の高さに求めるのは間違いである

てなことを彼なりの証明の仕方で綴ったものがこの書籍なのです。

これに対して、「宮古郷土史研究会」ではこれを読み込み、その議論の結果を発表する場を定期的に設けています。

税の制度としての名称の議論なのか、税制そのものの議論なのかどっちの主張もよくわからないのが実情です。

何しろ当時を振り返ることのできる文献が乏しいのです。

ただ驚いたのは、参加者の中に、島にある「人頭税石」(150センチほどの高さの石がおかれており、身長がこの石を超えると課税されるということをある時期まで小学校で教えていたらしい)の誤解を持ち続けている島民がいるということです。

教育というものは恐ろしいものであるのである。

ということで空を見上げるとそんなこととは関係なく空がある。

 

      

逃げる龍かΣ記号か

 

      

二重てぃんばう(虹)

こぎげんよう

 


梅雨入り

2016-05-17 17:48:42 | その他

昨日から沖縄は梅雨に入りましたとさ。

それより不気味なのは、今年はまだ台風が発生していないこと。

昨年はこの時期すでに6号が通過していましたから、帳尻合わせで大変なことになるのではと心配しております。

おかげで庭のお花がすくすくと成長し、つい最近いただいて移植したテッポウユリもしっかり根付き、四周に向けて花開いております。

     

     

先週は、沖縄本島に渡り、グスク(城跡)見物をしてまいりました。

その時の北谷海岸半月夜景であります。ここの海は昼間は見られたものではありません。

    

それにしても穏やかすぎて怖い。