このところヤマトの皆様には申し訳ないほどの好天続きで、ミヤコバルト満載です。
暑くなったり寒くなったり、吹雪いたり雨になったりと春を待ちかねる気持ちがわかります。
そんな緩い環境に甘えていてはいけないと、あることにチャレンジしました。
それは高校入試問題をやっつけるという試みです。
ところが着手草々、とんでもないことが判明しました。
高齢社会を迎えて宮古島の地方紙でも活字が大きくなり、普通に読めていたのですが.....
入試問題となると途端に活字が小さくなり、虫眼鏡がないと読めないのです。
そんなショックを受けながら社会の問題なら9割は大丈夫と思っていたのですが.....
自己採点は60点満点で47点という体たらく。
次の問題の答えは解りますか?
「14世紀に中山王察度が明との貿易を始めた。室町幕府も同じような形式で貿易を始めたが図のような割札を用いた貿易を何というか?」
中山王察度とは琉球王朝の王様ですが、全くわからなかったのですね。琉球王が始めた貿易がわからなかったというわけではなく、室町幕府が明との貿易に使った割札すら記憶にないのですね。
この答えは「勘合貿易」だそうですが、この単語を聞いても思い出さない。
緩い気候に灰色の脳細胞もなまってしまったのか。単なる老化か。
次いでに数学にも挑戦してみましたが、幾何が全くダメ。補助線を使った角度を求めたり、線分の長さを求めたりとなるとまったくお手上げ。
もはや高校には入れない脳を寒々とした空気が通り抜け、しばし天を仰いでしまったのであった。