もう5月も4日目。入梅してから5日目。島で始まった水溶性天然ガス資源調査も5日目。
この調査は、沖縄県が本島南部と宮古島で実施するもので、水溶性天然ガスが賦存すると考えられている島尻層群とその下部について、人工的な振動を発生させその反射を測定、天然ガスの潜在的資源量を推定するデータ収集を行うものなのですね。
一部の専門家にはおなじみの弾性波調査ってやつですね。
さっそく、現場見学です。
いたいた、サトウキビ畑の農道を3台の起振車が地下に向かって振動を発生させております。
この調査、島に9本の測線を設置し、25メートル間隔で3~5分程度振動を繰り返し発生させ、路肩に置いた受信器で観測するそうです。
夕刻、また行ってみると1日の疲れを癒すようにキビ畑の中でお休みしておりました。
面構えといい、スタイルといい、少年心をくすぐる車で、キビ狩りに使うハーベスタ以来の興奮度でありました。
ひとつ心配があります。
この調査で天然ガスの存在が確かめられたら、またまた中国が清時代の話を持ち出して琉球は中国の領土だ言い出すのではないかという懸念があります。
清時代のいきさつについてはそっちのほうでど~ぞ
http://blog.goo.ne.jp/umiyako/e/45203e9aa2ee3dab8a9a46c5dff5c461
杞憂に終わればいいのですが。