去った6月3日は、「測量の日」でした。
恥ずかしながらこの業界に身をおきながら、この日を知りませんでした。
始まったのは平成元年6月3日。昭和24年6月3日に現在の測量法が制定されて40年がたったのを期に決められたという事です。
きっと、広く国民に測量の知識の普及・啓発を図るとかなんとかいう目的があるのでしょうが、最も近い業界に身を置く私ですら知らなかったのですから、その効果たるや推して知るべしです。
で、その日は何をやるかというと、島に15ヶ所ある三角点の清掃。
これが担当した三角点。四隅に置かれたその辺の石が守っています
宮古地区調査測量設計業協会会員が手分けしてお掃除にあたるわけです。
海岸や道路の清掃と違って山の中をかき分け掻き分け、虫に刺され倒木に蹴られいやはやです。
おまけに台風で倒木が行く手を阻みます。
空を見上げられるよう枝を落としスッキリです。
実は、島に来て3回目の6月3日なのですが戸外活動という事で勧められておりませんでした。
昭和24年生まれの法律と知って他人事とは思えず、高齢を押して参加したというわけです。
これを閲覧した皆様のほとんどがそんな日があるのをご存じなかったと思いますので、少しは国のめざした普及・啓発の一助となったことを喜ばしく思いますです。