日曜日、八重山(石垣島から西の8島を八重山列島といい、宮古列島と合わせて先島諸島という)の小中高生70名が演じる「オヤケアカハチ~太陽(ティダ)の乱~」を見てきた。
学芸会程度とタカを括っていたけれどどーしてどーして、構成のうまさ、演技の素晴らしさ、郷土芸能とヒップホップなダンスに感動した夜であった。
ストーリーは、16世紀初頭の琉球政府の離島政策に反逆して征伐されたとされる「オヤケアカハチ」が、実は八重山の村人を救うために立ちあがったのだったという長編叙事詩を元にしたもので、その意思は八重山の道標として受け継がれているのであった というものである。
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これを演じる子供たちを見ながら、ふと、そう言えば八重山にも大学がなく、この子たちも島を離れて暮らすことになるのだなぁと思っているうちに、あの合格祝儀式の背景について推察してしまった。
そう、高校合格は、あと3年しか島で暮らせなくなる節目の日なのであった。この3年の内に、本島、本土の就職、進学先を見つけなければならず、親も子も経済的な面、これからの人生の覚悟を決める期間になるのである。
勢い、テンションが高くなるのはやむを得ないこと。この日を境に実はつらい日を迎えるカウントダウンが始まるのであった。
蛇足:オヤケアカハチ、同時期に朝鮮王朝の反逆者として実在した「洪吉童(ホンギルトン)」と同一人物であると説が韓国にあるそうな。もうひとつ、「サウスバウンド」、小生の挨拶状にも使わせてもらった奥田英朗の小説にもエピソードが出てくる。
そんなことを想いながら大団円を迎え、そーか爺もみんなの道しるべとなりたいものよのうと夢見た休日の一夜であった。
学芸会程度とタカを括っていたけれどどーしてどーして、構成のうまさ、演技の素晴らしさ、郷土芸能とヒップホップなダンスに感動した夜であった。
ストーリーは、16世紀初頭の琉球政府の離島政策に反逆して征伐されたとされる「オヤケアカハチ」が、実は八重山の村人を救うために立ちあがったのだったという長編叙事詩を元にしたもので、その意思は八重山の道標として受け継がれているのであった というものである。
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これを演じる子供たちを見ながら、ふと、そう言えば八重山にも大学がなく、この子たちも島を離れて暮らすことになるのだなぁと思っているうちに、あの合格祝儀式の背景について推察してしまった。
そう、高校合格は、あと3年しか島で暮らせなくなる節目の日なのであった。この3年の内に、本島、本土の就職、進学先を見つけなければならず、親も子も経済的な面、これからの人生の覚悟を決める期間になるのである。
勢い、テンションが高くなるのはやむを得ないこと。この日を境に実はつらい日を迎えるカウントダウンが始まるのであった。
蛇足:オヤケアカハチ、同時期に朝鮮王朝の反逆者として実在した「洪吉童(ホンギルトン)」と同一人物であると説が韓国にあるそうな。もうひとつ、「サウスバウンド」、小生の挨拶状にも使わせてもらった奥田英朗の小説にもエピソードが出てくる。
そんなことを想いながら大団円を迎え、そーか爺もみんなの道しるべとなりたいものよのうと夢見た休日の一夜であった。
子供の成長が楽しみな一方、
これから迎えるであろう厳しい現実、
期待と不安、良くわかるわな~
指笛を吹いて囃子たいのだけれどまだまだなのさぁ