セントラルリーグ各球団戦力分析(その2)

2017年03月10日 | 井戸端会議
続いては永遠の宿敵。昨年2位。

読売ジャイアンツ


【スターター】◎
菅野 ・マイコラスの2枚看板。
FAで新加入した山口俊が3番手か?
内海・大竹・田口・高木は安定感ある投球が期待出来、ローテーを形成。
日ハムからトレードでやって来た吉川光、かつてはMVP左腕の期待は大きい。
復活を期す杉内がローテの一角を任せられれば先発陣の厚みが増す。
昨年のドラ1桜井は怪我からどこまで状態を上げて来てるか注目。
2年目の中川は期待大の注目株。今村、畠も虎視眈々。
余りある先発陣だ。
【リリーフ】○
先発に反して不安が大きい救援陣。
セットアッパーはマシソン。
今オフにソフトバンクよりFAで獲得した森福と成長著しい田原を左右で上手く使い分ければ十分終盤を任せられる。昨年抑えの澤村は球に力があるものの不安定なゲームも多かった。新加入でメジャーバリバリのカミネロの期待値は大きい。こちらも制球面に不安があるがストレートは最速164キロ。抑えを務められれば厚みを増す
その他リリーフ陣は西村・戸根・ 宮國 ・山口鉄と実績は十分。
ここにも外国人枠によりカミネロはベンチ入りさえ出来ないことも考えられる。
【ディフェンス】△
現時点、内野固定はショート坂本ひとり。ここ以外は流動的なポジション争いとなる様だ。
新加入のマギーをどう使うのかにより、一三塁の阿部・村田、両ベテランの守備不安を取り除くことが出来る。
セカンド候補筆頭は昨年怪我に泣いた片岡。外国人枠の問題がなければクルーズもある。また、若手の有望株2年目の山本は将来性も魅力だ。ドラ1吉川尚も走守に光るものを持ってそう。寺内、脇谷もいる。羨ましいかぎりだ。
外野陣はFA加入の陽岱鋼をセンターに補強。昨年は怪我の影響で安定感を欠いてしまったが、今季復活を果たせるかどうかで戦力に大きな影響があるだろう。
ライトは長野で問題なし。
レフトには昨年から引き続きギャレットが第一候補となるが、外国人枠次第では亀井・橋本・立岡がスタンバってる。
【オフェンス】◎x2
1.2番は陽と片岡となると、走攻の原動力となり、相手投手は気を使わなければならない。
その後を坂本・ 阿部・村田 (マギー)で中軸を固められる。上位打線の破壊力はセNO.1!
分からないのは、長野をどの打順に入れるのかは首脳陣次第。チャンスメーカーなのかポイントゲッターなのか?
若き主砲、岡本の長打力も外しがたい。
ギャレットを下位に置く余裕がある。
嬉しい悩みは外国人枠の使いかた。投手との兼ね合いもあり、特に緻密にやる必要があるだろう。
代打の切り札、堂上剛には要注意。
昨年で引退した足のスペシャリスト鈴木に代わる重信の機動力は驚異。
役者が揃っている。
【総評】◎
大型補強により選手層の分厚さを増した。どこのポジションも一人や二人離脱しても痛くもかゆくもない戦力は恐ろしさを感じる。
今オフ、弱点を的確に押さえ、選手層強化が出来た。球団フロントの成果である。
戦力を整えた巨人は、間違いなく優勝候補筆頭だが、由伸監督の采配が最大のカギを握りそうだ。
由伸監督以下首脳陣の選手起用を間違えればチームとして成り立たなく恐れがあり、ここが最大の弱点か?
【ドラゴンズの戦い方】
昨年、唯一勝ち越したチーム。
今年も自信を持って戦ってもらいたい。
ホーム、ビジターで違った戦い方がをしていきたい。
ホーム、ナゴヤドームでは守り勝つ野球。ミスが出にくい野手布陣を起用し、1点を大事に監督が掲げる次の塁を取りに行くアグレッシブさで相手にプレッシャーを掛けていきたい。
ビジター、東京ドームでは打ち勝つ野球。あえて空調が吹き荒れる中での空中戦を挑んで欲しい。ノーガードの打ち合いは今年のメンバーなら十分戦かえる。
僕らドラファンも東京ドームが一番🔥
【予想オーダー】
8 陽
4 片岡(クルーズ)
6 坂本
3 阿部(マギー)
5 村田(マギー)
9 長野
7ギャレット(橋本)
2 小林