8/1(土)対ヤクルト8回戦
先発
ドラゴンズ=勝野 スワローズ=小川
ゲームは7回終わって1-1の同点。
両先発投手は勝野100球前後、小川90球前後とどちらも完投ペース。
ゲームが動いたのは8回裏、先頭の福田が左線二塁打でチャンスメーク。
ベンチはすかさず二塁ランナーを遠藤に代えた。
打順は9番勝野(ここで降板となる=お疲れ様、よく頑張った)から代打に武田を送った。
ゲームの勝負所、ベンチの
サインは送りバント。武田の今シーズン、バント成功率は100%。カウント2-1からきっちり三塁方向へ転がした。送りバント成功だぁ!と喜んだ瞬間、小川が捕球を焦りファンブルし武田自らも生きた。
無死1.3塁。チャンスが拡大した。
打順は1番戻り井領。粘りを見せていると、小川の6球目の変化球(球種は不明)を捕手西田が前に弾く一瞬の隙をついて進塁した。無死2.3塁。
1塁ベンチ、3塁ベンチが慌ただしくサインを送る。
3塁ランナーは遠藤。3塁コーチャーズボックスの荒木コーチがブロックサインで井領、遠藤に伝えた。先が読めない緊迫する場面。
結果、井領は粘り最後は四球を選び満塁で大島を迎えた。
無死満塁は最初のバッターが大事と良く言われる。ライトライン際へ浅めにヒットした。
3塁ランナーはホームに還った。2塁ランナー武田もホーム突入しチョークホームイン。好走塁となった。
ゲームは結果3-1ドラゴンズが勝利した。
ずっと待ちこがれたこんな采配を見たかった!適材適所な起用に選手もそれに応える1点に拘るドラゴンズ野球を魅せてくれた!
ヒーローは8回好投した勝野と勝ち越し打の大島。
しかし、影のヒーローは武田の随所に渡る脇役ぶりが勝利を導いた。
遠藤や武田はいつもベンチを温め、ここぞの場面でベンチから託された作戦に見事応えることが出来た。
強かった落合野球を見てる様だった。
選手それぞれ一人一人がピースとなり、チーム10%底上げしペナントを制した強かったあの頃。
控えの選手は落合監督から託されたスペシャリスト揃い。
遠い昔にさえ感じてしまう強かった頃のドラゴンズをこのゲームで魅せてくれた様な気がした。
大満足な観戦となりました。
今シーズン、自分観戦はこれで3勝4敗。こんなチーム一丸となった現地観戦が出来、やれば出来るじゃん!と思いながらドームを後にしました。
頑張れ、ドラゴンズ!
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