書肆えん(代表 横山仁さん)がシリーズの小詩集第3冊目となる『秋田地名詩集』を発行した。これまで『猫の詩』、『犬の詩』とどちらも気軽に手に取って、かつ、買ってみてもいいかなと思う手ごろな値段の詩集を刊行してきた。ローカルでここまで自腹覚悟で出版するには度胸が必要、な、はず。我々?詩?を書く側にしてみれば「よっ!社長!!」と叫んでもなお届かないほど高貴な仁徳ある仁さんだ!。
地名を主にした詩は書いたことがなかった。だから戸惑った。自意識の中で、自分が生きてきた所在を意識し過ぎてきたから簡単には通り過ぎること困難。出来るはずがない。
不器用だから、38年も前の詩を取り上げていただいた。感謝。