青森県黒石市住の詩人、高橋憲三さんが『地球よりも青く』を出版された。
これまで詩集『走り始めた空』、『青くあれ』、『深層風景』を世に出している。
「わたしは好きで詩を書いているが、その何たるかはあまりよくわかっていない。したがって、自分のことを詩の好きな人間とは思っているが、詩人などとは考えたこともない。しかし、いつも書きたくて、書きたくて鉛筆をとる。そして、書きためた作品をだれかに読んでもらえれば嬉しいと思う気持ちも強い。あとどれだけ書けるものかはわからぬが、とにかく書けるまでは書きまくりたい。」・・・これはあとがきの一部である。詩を書く一人として共感する部分もあるし、うらやましいところもある。おそらく、高橋さんは「いつも書きたくて、書きたくて鉛筆を」とり、燃えながら「とにかく書けるまでは書きまく」っていくに違いない。その力強さが伝わってくる。
作品の紹介はいつか、したい。
高橋憲三:1949年青森県黒石市生
発行日:2016.07.15
発行所:土曜美術社出版販売
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます