11月も中旬になった今日、朝から冷たい雨が降り続いた。冬が近い。
ふと、何故か「不要物整理!」との全く脈絡もないスイッチが入って、
定期購読誌や限られた蔵書の処分作業を始めていると、”積読”コーナーに目が行ってしまった。
「これはまずいパターンだな」と意識したが、そう感じてしまった以上、逃れられない・・・。
その中に、直木賞作家である故・立原正秋の、娘が書いた「風のように光のように ~父 立原正秋」
があった。1998年に刊行された父を想うエッセイ。これは 某古書店で手にすることが出来た貴重
な本。今年6月のことであった。ようやく見つけた一冊だが、実は、まだ目次以降は開いていない。
私の中で整理が必要だから・・という勝手な意味付けで。だから??そう、だから・・。
ついでに言うと、立原と同世代の芥川賞作家の故・高井有一が立原を論じた本も未だ開いていない。
小説家立原正秋には表現の美しさを学んできた。そして、もうひとりの私淑作家福永武彦の世界と
併せ(馬鹿みたいだが)究極の事実を知るには相当な事前準備が必要・・か?
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