陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

福司満全詩集刊行される

2020-06-05 | 詩関係・その他

 

 

 2018年12月、83歳で他界された福司満さんの全詩集が発行日(6月27日)
を前に届いた。

 福司さんは秋田県藤里町生まれの詩人、郷土史家。生前の著書に詩集『流れの中で』
『道こ』『泣ぐなぁ夕陽コぁ』『友ぁ何処サ行った』、郷土史書『藤里の歴史散歩』。
この全詩集に収められたのは各詩集、郷土史書、単行本未収録の詩、エッセイ・評論、
俳句、川柳のほか病床ノート。本人朗読のCDが付属されている。

 詩行に方言をルビで付す形で書かれる作品は、絶妙なニュアンスで文字と方言とを
結びつけている。朗読を聞くとそれにイントネーションが加わり、より”生”(せい)が
伝わってくる。

 全詩集は刊行記念特価で販売される。

 
・発行日:2020年6月27日 
・編 者:亀谷健樹、寺田和子、佐々木比佐雄 
・発行所:株式会社 コールサック社  
・体 裁:A5版350頁 ・定価:3,000円+税                                                                                                                             


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