「〈超現実派の散歩〉と収蔵品選」を観に「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」に行ってきた。
東郷青児あの独特の女性像の絵で知られる東郷青児の作品が初期の作品も含めて展示されている。
購入時に話題になったあの有名なゴッホの「ひまわり」は、ポール・セザンヌの「りんごとナプキン」、ポール・ゴーギャンの「アリスカンの並木路、アルル」とともにガラスケースに納まっていた。
その黄色の絵は意外な大きさと筆のタッチが生々しく、何かが迫ってくる。
ランチのあと、ボッティチェリの代表作「パラスとケンタウロス」が34年ぶりに来日します。がキャッチの「ウフィツイ美術館展」に廻った。
14世紀の工房作品やボッティチェリ(「ビーナスの誕生」は来日していない)の細密画もすごいが、淡いフレスコ表現で妙に迫ってくるアンドレア・デル・サルトの「ピエタのキリスト」(1525頃、アカデミア美術館蔵)と、マリアがイエスに授乳しているアンドレア・デル・サルトの「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」(1540頃、ウフィツイ美術館蔵)が私的には印象的だった。