天橋立駅前からバスで約1時間乗って丹後半島の東端に向かうと、映画に出てくる風景の舟屋群の港に着く。
海に面して舟(ボートサイズ)のガレージ付き家屋がぎっしり密集していました。
波静かな若狭湾の、さらに静かな伊根湾の懐にある環境(年間の干満差50cm)ならではで、独特な建築様式で続いてきたのかも知れません。
この風景の中に、フーテンの寅さんとか高倉健さんとかが佇むシチュエーションが浮かんできます。
やっと日本三景の最後の場所にやって来ました。
京都丹後鉄道の天橋立駅に近い「飛龍観」(天橋立ビューランド)と言う場所へリフトで上ってきました。
対岸は、股のぞき発祥の地と言われる笠松公園ですが、この日は快晴の真夏日で向こうは霞んでいる状況でもあり、ここで股のぞきをすると確かに海の上遥か天空に向かって龍が登っていく姿を実感しました。
股のぞきで見るべし!です。
日本三文殊の智恩寺(御朱印もGOOD)手前の小天橋(廻旋橋)を渡った先に日本三景碑(寛永二十年 日本國事蹟考 林春斎と刻まれている)が建っています。
さらに大天橋を渡った先には海水浴場、岩見重太郎仇討の場(天正十八年9月20日)と、延々続く松並木の道が続いています。
宮内庁管理の広い回遊庭園で、茶室などの建物も多い。
事前予約で、1グループごとに案内員の説明を聞きながら1時間ゆっくり巡られます。(1グループが終わった後に次のグループがスタート)
州浜の先端に灯籠を据えて岬の灯台に見立てたり、中島と石橋のつながりで天橋立に見立てたり、随所に細かく工夫がなされている。
建物も、襖の引手まで凝っていて、見学コースからは一部しか見えない外側には畑などもあるようで、こだわり尽くした素晴らしい庭園です。