山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

白銀バスケットチーム

2013-06-30 19:53:00 | 復興応援
二年前にSmileプロジェクトのお見舞いを届けた白銀バスケットボールチームです。
全員整列で迎えてくれました。

ああ、覚えている、覚えている、みんなの顔!
続けていることがなによりうれしい。

前に進むことが大事だというけれど、あの事情から、同じことを存続する、それが「進歩」。
黒板がウエルカムボードになっていました。。
コーチ陣も変わらぬ笑顔がうれしいです。

ママたちも。









多くのメンバーチェンジがあったそうです。
はじめましての子も、また来たよの子も、今日あえたことがうれしい。






お土産は、やっぱりスイカ。
お菓子のふくろはお楽しみ。

新じゃがは、みんなでわけたら、、、、
あはは・・・
ほんの気持ちだけに。







「みんなががんばっている姿をみているよ」って伝えたかったわけです。
地震が揺れたことがきっかけなんだけれど、身延からはなれた所に小さな友達が出来るってうれしいことです。

出来る限り続けていきたいなと思います。
身延に、みんなの成長を応援する人たちがいることを知っていてね。






子どもへの影響への不安は計り知れません。
でも、ここで生きてゆくと決めた人たちです。

あの時を越えて、ここで生きている大人たちが、きっと道標になってくれることでしょう。
子どのも幸せを祈る気持ちはみな同じです。

それぞれの幸せの形はちがうかもしれないけれど、子どもが「夢」を語り学んでいく環境に不安はないほうがいいに決まっています。

原点を忘れそうな、日本。
忘れなきゃ進めないこともあるけれど、わすれちゃいけないことの中に「平和」を見つめる時間があるように思います。


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準備

2013-06-30 19:39:00 | 復興応援
昨夜のライブは大成功!
たくさんの笑顔と笑い声に、包まれました。

今日は、二年前に訪ねた、子どもたちのバスケットボールチームを再度訪ねます。
朝、新谷のお父さんとお母さんがお昼のしたくをしてくれました。

子どもたちが所属している白銀バスケットボールチームとお兄ちゃんの中学校のバスケット部、ツクイいわき内郷はディサービスを中心とする福祉施設、楽寿荘さんは二年前にお見舞いした養護老人福祉施設です。

子どもたちにはお土産を渡し、その後の様子を聞いたり、交流をする予定です。
ツクイいわき内郷さんでは、ライブをします!

お魚のおいしいいわき。
かつては小名浜のおいしい魚が食べられたのだけれど・・・と、おとうさん。

お昼のおにぎりをお父さんが用意してくれました!
おこしに付けたきびだんご~♪
こわいもんなし!桃太郎の気分です。




いわき弁で、漫才のようなやりとりを仲よくしながら、、、
いやいやいや(いわき風に)いい光景です。

昨日のライブ後の宴のホストはお父さん。
最高に楽しい時間でした。
笑った、笑った・・・。

このお母さんあってこそ!
本当に素敵なご夫婦です。




今回皆様からお預かりしたお土産の全景の記録をし損ねました。
ごめんなさい。

身延の井上青果さんが仕入れて下さった野菜を中心に身延山の坊からスイカやプレミアムジュースを。Mさんから、みのぶまんぢゅう。Mさんからお茶葉。Nさんから、スポーツドリンク。Nさんから、はくばくそうめん。
わけてしまえば、少しずつになってしまうけれど・・・。

ライブの時の託していただいたお心で、子どもたちにお菓子のセットと差し入れを用意しました。




子どもたちの笑顔の背景にある現実。
しっかり感じてこようと思います。



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いわき市

2013-06-29 19:12:00 | 復興応援
実現しました!
Smile プロジェクト 新谷家 リビングライブです!
福島県いわき市に行ってきました。
新谷家のみなさんと、ご近所、親戚の皆さんがお集まり下さいました。

ここを故郷とし、ここに生きるみなさんです。





新谷家の姉妹の若夫婦は地震の翌日の原発の爆発直後、まだ情報も混乱している中、その恐ろしさを知っているからこその判断で、いわき市から避難しました。

「遠くへ遠くへ・・・」

数日後、山梨県北杜市の津金にある「なかや」という古民家で着の身着のままの生活がはじまりました。
「なかや」は私も想いの深いライブをした場所。

ご縁を感じました。
そこで出会った素敵な新谷家、矢吹家。
明るくてなつっこい子どもたち。




時を同じにして、身延にあった保育施設の閉園で家財道具を処分するはなしがあり、関係者の方は快く「なかや」の住人へプレゼントしてくださいました。
ここで身延にもご縁がつながりました。




私に出来ること・・・子どもたちの笑顔をつなげるプロジェクト、MJや身延町の知り合いの皆さんにも協力いただき、行政支援の手のとどかない所にお見舞いをする事に。
そんな出会いから、二年前の6月、新谷家と矢吹家の故郷、いわき市を訪れました。

身延の皆さんのお見舞いの気持ちを届けに。





その後も、「なかや」を後にした二つの家族を、身延から心ばかりの応援をしていました。
若いご夫婦にも新しい生活があるから、なるべく自然に・・・。

今回は、あれからもスマイルプロジェクトを知る方々からの想いを預かっていたので、お届けしながら、いわきでがんばっている子どもたちの元気な姿に会いに行く事に。

状況は二年前と違いました。
もう、出来る支援は「物」ではありません。

今回も「支援」ではなく「お土産」ですよ。
ブログを見て届けて下さった方々のお気持ちも一緒に持って参上!




スマイルプロジェクトのいわき市の拠点は新谷家。
お父さんもお母さんも明るくて、人情の熱いおふたり。
今回はまず、おふたりに、そしていわきに戻り新しい生活をはじめた若たちにつながる皆さんへ。

原発の影響でいわき市は被災者の仮住まいがたくさん、一気に2万人の人口が増えました。
おなじいわき市でも、行政やなんだかの支援を受けている方々と、まったくなしの方々がいます。
さまざまな歪みが生まれています。
みんなが同じように、前をむき、また懸命に歩き出したら支援のお金が生み出す歪みはなくなるのにね。
誰も悪くないはず・・・。


さて、今回のライブ会場となるのは真面目で勤勉な「新谷家」のリビング。
楽しい時間はあっという間に。

リビングライブって、想像していた以上によいです。




人生って何・・・悩む若パパ。




全員で記念写真を撮りました。
お母さんが用意してくれた宴のご馳走と、持ち寄りのご馳走で、にぎやかな笑顔がいっぱいの夜になりました。

身延の皆さん、しっかりお届けしましたよ。

いわきのみなさん、また、リビングライブやろうね。

ありがとう!


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福島へ

2013-06-04 21:58:00 | 復興応援
smile プロジェクト

今月末に福島、いわきに行く事にしました。
日程調整が、はじめから決まっていたようにすんなりいき、現地との調整をはじめました。

気になりつつも、二年もたってしまったね。
いわきの父ちゃん、母ちゃんは元気かな。

あの子はそろばんをはじめられたかな?
さて・・・
今、わたしに何が出来るだろうか?


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Smileプロジェクト

2012-03-17 01:23:00 | 復興応援
スマイルプロジェクトで応援している4年生の波音(ななと)くんの作文を紹介します。
わたしたちはずっと友だちです。


今までをふりかえって
              4年 矢吹波音

ぼくが今までをふりかえって思いだしたことは、次の三つです。
一つめはじしんのことです。
じしんではこうていにひなんして、それから体育館にあつまりました。そのときはとてもこわかったです。でも友だちがいたので勇気づけられました。そのあと津波がくるぞという声がきこえました。そのとき弟は高台にひなんしたのでよかったのですが、ぼくは高台ににはいきませんでした。母が学校にでん話して「津波がくるといっているんですがひなんしないんですか?」とでん話をしたら「わかりません」といわれたそうです。でもぼくの学校には津波はきませんでした。
「よかった」と思いました。
そのあと、おじいちゃんが弟をむかえにいって、ぼくのことをむかえにきてくれました。体育館では母をまっていました。そして母がきてほっとしました。あとは父がしんぱいでした。父はけんしゅうというべんきょうかいで福島市にいっていました。父とは夜中にあいました。これもやはりほっとしました。

二つめはげんしりょくはつでんしょのことです。
三月十二日次々とばくはつしてしまいました。
ぼくはそのばくはつをいまでもおこっています。あのばくはつのせいで山梨にくることになったからです。でも山梨も大好きです。でもあのばくはつのせいでぼくたちのくらしをこわされたのをいちばんおこりたいです。ぼくはげんしりょくはつでんしょではなく、自然をつかったでんきづくりをしてほしかったです。

三つ目はやまなしのことです。
最初に山梨にきたときもみんなやさしくしてくれました。なぜこんなにやさしいのかわからないほどやさしかったです。そしてぼくの弟いがいはみんな長坂小学校というところにいくことになりました。一日目はきんちょうしたけれど、二日目はがんばっていけました。山梨はよい所です。


震災直後、福島県いわき市から北杜市に避難されてきました。
元気にがんばっています。
山梨にいながら出来る応援はたくさんあります。
子どもたちの笑顔を応援するSmileプロジェクとはまだまだ続きます。


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