うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

キツリフネ

2020-07-23 | みんなの花図鑑

キツリフネの下にある花弁はツリフネソウよりも大きくぽてっとしていますが、逆に距があるお尻の部分はスッと伸びているのでスマートな印象があります。花粉の運び屋を取捨選択するために、密がある距の部分が細くなっているそうですが、花の開口部から入らずに距に直接穴を開けて密泥棒をする昆虫もいるみたいなので、そう上手くはいかないようです。

(撮影日 2020/7/12)


キタキチョウ

2020-07-23 | チョウ

裏翅の茶色い斑点には個体差があり、ほとんど目立たない個体もいて、黄色一色の別種のように見えることがたまにあります。茶色い斑点は、気温が低いと濃くなる傾向があるように感じます。

(撮影日 2020/7/12)


アカタテハ

2020-07-23 | チョウ

アカタテハの表翅の中央に見える茶褐色の範囲は、よく見ると前翅に食い込んでいてオレンジ色の部分をスパッと切っているように見えます。1枚の翅の中で模様の雰囲気がガラッと変わるのは面白いですね。

(撮影日 2020/7/12)