多分アキカラマツだと思います。アキカラマツの高山変種、「オオカラマツ(別名:コカラマツ)」は花がまばらに付くそうなので、2枚目(写真は全て同じ個体)を見る限りアキカラマツと判断しました。オオカラマツはアキカラマツと比べて果柄がよく伸びるそうですが、果実はまだ生っていなかったので判断材料にはなりませんでした。
(撮影日 2020/7/13)
多分アキカラマツだと思います。アキカラマツの高山変種、「オオカラマツ(別名:コカラマツ)」は花がまばらに付くそうなので、2枚目(写真は全て同じ個体)を見る限りアキカラマツと判断しました。オオカラマツはアキカラマツと比べて果柄がよく伸びるそうですが、果実はまだ生っていなかったので判断材料にはなりませんでした。
(撮影日 2020/7/13)
翅にある白斑列が緩いVの字に並んでいるイチモンジチョウです。似た雰囲気の斑紋を持つ蝶に、サカハチチョウの夏型やメスグロヒョウモンの♀がいます。斑紋が微妙に異なるアサマイチモンジもいますが、白斑列をよく見ると見分けられます。
ユキノシタ科のトリアシショウマです。花弁が長く花序はよく分岐し、花は密に付くので全体で見るともこもこ感があります。花には芳香があるので、色々な昆虫が吸蜜や食事に来ます。「ショウマ」と付く植物は似たものが多くあるので、花や葉、咲き始めや花後の姿など比較のために色々と撮っておくのも良いかもしれませんね。
👇トリアシショウマの葉です。
(撮影日 2020/7/13)
バラ科で雌雄異株のヤマブキショウマです。花序は四方八方にピンと伸びて、針金みたいな雰囲気があります。写真は全て雄株の花になり、雌株と比較すると白い花弁や約20本ある雄しべで目立つ分、少し華やかな気がします。高山にあるものは花が黄色みを帯びる場合があるそうです。
👇ヤマブキショウマの葉です。
(撮影日 2020/7/13)
腹部にある四角い黒い紋が整っている形か不規則な形かで見分けるそうですが、分かりづらい個体もあるそうです。写真上がトンボエダシャク、写真下がヒロオビトンボエダシャクだと思いますが、間違っているかもしれません。
👇トンボエダシャク(黒い紋が比較的整っている)
👇ヒロオビトンボエダシャク(黒い紋が比較的不規則)
キツリフネの下にある花弁はツリフネソウよりも大きくぽてっとしていますが、逆に距があるお尻の部分はスッと伸びているのでスマートな印象があります。花粉の運び屋を取捨選択するために、密がある距の部分が細くなっているそうですが、花の開口部から入らずに距に直接穴を開けて密泥棒をする昆虫もいるみたいなので、そう上手くはいかないようです。
(撮影日 2020/7/12)
裏翅の茶色い斑点には個体差があり、ほとんど目立たない個体もいて、黄色一色の別種のように見えることがたまにあります。茶色い斑点は、気温が低いと濃くなる傾向があるように感じます。
(撮影日 2020/7/12)
アカタテハの表翅の中央に見える茶褐色の範囲は、よく見ると前翅に食い込んでいてオレンジ色の部分をスパッと切っているように見えます。1枚の翅の中で模様の雰囲気がガラッと変わるのは面白いですね。
(撮影日 2020/7/12)
少し分かりづらいですが、葉が対生するサワヒヨドリです。花序の大きさはヨツバヒヨドリよりも小さくなる傾向がありますが、ヨツバヒヨドリの花序は個体差が激しく大小様々で、花序の大きさでの同定はあまりあてになりません。対生するか輪生するかの葉の付き方で判別したほうが簡単ですが、上部にある葉はどっちつかずな場合も結構あるので少し注意が必要です。
(撮影日 2020/7/11)
タケニグサの葉表に落ちた雨粒です。ハスの葉と同じような構造でしょうか? 一見するとそのようには見えないオダマキの葉もよく水をはじきます。
(撮影日 2020/7/11)
展翅されて見えるキマダラセセリの表翅の模様は、黒とオレンジの部分がしっかり分かれていてメリハリが効いている感じがします。
(撮影日 2020/7/11)
紋流れというものでしょうか、裏翅にある隣同士の白紋がくっついて1つの白紋のように見えます。2枚目は通常のウラギンヒョウモンです。
(撮影日 2020/7/11)
花はクズの花を地味めにしてぐっと小さくしたような姿をしています。写真などで見るコマツナギ全体の雰囲気は大きく感じますが、樹高はだいたい膝丈くらいで、初めて見ると思ったよりも小さいと感じるかもしれません。樹高が2m以上になるトウコマツナギもあります。
(撮影日 2020/7/9)
オオウラギンスジヒョウモンの♂です。前翅の翅脈上に見える3本の黒い横線が♂の性標になり、同じヒョウモンチョウのミドリヒョウモンの♂の性標は4本になります。蝶は雨上がり直後だと綺麗な個体が多い気がします。右側に蛾の仲間のマドガがいました。
(撮影日 2020/7/9)
茶褐色の地色にオレンジの紋と白い点線模様、後翅にある長い尾状突起が特徴的なミヤマカラスシジミです。よく似たカラスシジミとはM状になる白い点線模様の角度が少し違います。2枚目の上にいる蝶はミドリヒョウモンです。
(撮影日 2020/7/9)