さて、どんな旅になるのやら
そろそろ胃が疲れてまいりました
だって朝からこんなにいっぱい・・・
9:00 鳴子峡へ出発
15分ほどで到着
まるで期待していなかったけど ビューチホー
やっぱりお天気がいいと紅葉も色鮮やか
奇岩と松の緑と紅葉のコラボはお見事~
今回の17人、私達以外7組の夫婦・・・だと思ってたら、一組は父娘だった
昨晩の露天風呂で「母が亡くなり、父との旅行なので話すことも無くて・・・母娘はいいですね」そんな事をおっしゃってた
80歳だというお父様はとても姿勢が良く、お若く見えたので
( 年の差婚 なのにあまりお話しないのね・・・) な~んて勝手に思っちゃってた
お父様と一緒に旅をするなんて、親孝行ね
昨日の抱返り渓谷の時に
少し腰の曲がったご主人が母に「大丈夫ですか?」と話しかけてきた
私が見たところ、確実に母の方が年長なんだけど・・・
「奥さん失礼だけどお幾つ?私はしょうろくですよ!しょうろく!同じくらいじゃないの?」
ん?しょうろく?
「 あ~はいはい、こちらだい15です 大15」
「え~~そうなの~」
どこまで略すのか昭和6年生まれ
その後、その主人は3婆から「昭六おじさん」と命名・・・するよね~
あるご夫婦と話していたら奥様が「娘さんたちもアゴ足付きで親孝行できていいわね~」とおっしゃる
ここで言うアゴ足付きとは、旅行代金は母のでと言う事だ
「 いえ いえ いえ いえ 」中小婆
小婆が「いえいえ割り勘です 純粋な親孝行と言う事で」と言えば
中婆も「いえいえ我が家は自立してますので」
どうでもいい弁明
んん・・・やっぱり人間観察だと筆が進む・・・
途中道の駅に寄りながら塩釜へ移動
お寿司の昼食 ピンボケ~
この旅最後の観光地・松島へ
瑞巌寺
左側の杉は津波の塩害で300本伐採したそうだ
平成20年11月~平成30年3月頃まで
平成の大修理期間で本堂は見られないとの事
その代わり
庫裡・仮本堂
陽徳院御霊屋
が 特別公開
ご本尊だって
政宗様たちのご位牌だって
こんなに真近にで見られちゃう
集合前に五大堂も見て
松島は島々のお陰で、津波の被害が甚大にならなかったのね
と書きつつも気になったので調べてみたら
因みに松島は比較的被害は少なかったですが、同じ松島湾内の塩釜は甚大な被害を受けています。
島々が全ての町の被害を緩和した訳では有りません。
あくまでも松島の一部地域が津波被害が少なかっただけです。
とのこと
そんなこんなで
大婆アイドルとマネージャー化した中・小婆の旅、無事終了
この頃はとぼけた事を言ったりやったり、歩く速度も急に遅くなった母だけど
元気なうちに旅行を計画しなくちゃね・・・
あっ その前に
母の帽子の前部分に「88歳・割り勘です」と刺繍しなくちゃ
ほくそ笑む中小婆であった
=完=
昨晩から数えて3回目の も無事完了
朝食も完食し
8:00 秋田県・抱返り渓谷へ出発
車中から見える山頂付近に冠雪
昨日は気温が下がり、八幡平は雪で通行止めになったそうだ
標高の上下で紅葉が変化、なんだか得したような気分になる
燃えてま~~す
添乗員から事前に徒歩ルートを聞き、大丈夫かな?と思っていたので
母に「バスで待ってる?」と聞くと
「なんで?」 はいはい
緩やかに昇る、砂利道を、各々のペースで歩きます
酸性の強い水が流れ込むので青く見えるんだって
滝が見えてきた
ここが折り返し地点
砂利道を息も上げず完歩 おみごとです
途中ほっかむりをした地元のお婆ちゃん2名とすれ違う
「滝まで行ったのか?」 秋田弁でそんなような事を聞かれた
「はい滝見てきましたよ、綺麗でしたよ~」 と中婆
腰を曲げ、ショッピングカーを押しながら歩いている連れを指差しながら
「あの人だって80歳にもなるけれど、頑張って歩いているんだから大丈夫」 たぶん・・・そんな感じ
「いやいやこのしぃど(母)は、はつづうはつぅ(88)だぁ」 その場にすぐ馴染む 小婆
「ひゃ~たんまげだぁ」
大婆ますます嬉しくなり、これで足取りも軽くなり、寿命も延びる
角館へ移動
黒塀がいい雰囲気ね
青柳家
しだれ桜の咲く頃はすごい人出だそう
武家屋敷ホテル・樅の木亭で「稲庭うどん膳」の昼食
はい観光終了
今日のお宿 鳴子温泉『吟の庄』へ~
公共浴場 『滝の湯』と姉妹館『ますや』のお風呂にも入れるんだって
さあ めぐり しなくっちゃ
まずはすぐお隣の『滝の湯』へ
いつぶりでしょう 浴衣にカラコロ下駄で歩くなんて
体は洗えず、お湯に浸かるだけ
じゃらんnet からお借りしました
手前のお湯が超~熱い!45度くらいあるんじゃなかろうか・・・
その超~熱いお湯を手桶でザンバザンバ かける トドみたいなお姉さん座りの地元のご婦人数名
奥の ぬるい方のお湯に入った後に
せっかくだから熱いほうにも入っとくか・・・
フンガっ!
10秒で降参
と思ったら
湯船に母がいた・・・さっきから入ってたらしい・・・恐るべし大婆
でもここのお湯は最高
体が芯から温まる
さすがに母は湯あたりしたらしく「旅館に先に帰る」
姉と2人で『ますや』のへ
滝の湯の勝ち~
今晩の は簡単
はい、おしまい
寝る前に旅館のに入り、めぐり終了
父が生きている時は4人で行っていたので
母・姉・私の旅行は生まれて初めて
さて 大・中・小 三婆 東北の旅 スタート
今回は高齢の母と一緒なのでゆったりしたちょっとランクなパッケージ旅行
東京駅8:48 → 一関駅11:23
私、生まれて初めてのグリーン車
なんか座り心地がいいんだね~知らなかった~フットレストも楽ち~ん
今回ご一緒するメンバーは17人
車中で早めのお弁当を食べたら もう一関 到着
45人乗りの大型バスに17人 こちらもゆったり
少しだけ 細めな天童よしみ似のベテランバスガイドさん
山形弁も暖かく、お話も中々お上手で、車中を和ませてくれました
三日間よろしくお願いしま~す
まずは厳美渓へ
しとしとが降ってきた
「滑るから気をつけて!」
「ほれ!そこん所危ないから!」
娘2人からやいのやいの言われても馬耳東風
これが長生きの秘訣か・・・母88歳
気が付いたら、娘達より先に岩の先端まで移動しているし
平泉・中尊寺へ 移動
日本の原風景って感じ
専門の ガイドさんの説明を聞きながら
まずは金色堂へ
周囲の厳かな雰囲気とのギャップもすごい!
豪華絢爛 すばらしい
金色堂 横の讃衡蔵内を見学し
健脚・芭蕉さんに恥じないように、この旅 頑張って歩きましょう
経蔵
本堂
あとは月見坂を下れば
観光終わり~
この日はシトシト雨が降り寒かった
今日のお宿 つなぎ温泉『四季亭』 16:00到着
この旅、ほんとうにゆったりしてる
こんなパッケージもあるんだね
てか母が転ばないように・・・母の足元ばっかり見てるわ
私が「腕持てば?」って言っても「大丈夫~」ってお返事
露天風呂で
「お母さんと娘さんですか、いいですねぇ」
「お元気でいいですねぇ」
みなさんが話しかけてくださる
母はちょっとしたアイドル並み
そして・・・母の年齢を言うと毎度のパターン
そういえば一昨年亡くなった父も、年齢よりも若く見られるタイプで
亡くなる2週間前に4人で温泉に行き、毎度の様に父はマッサージを呼び
そのマッサージ師に
「91の体ぢゃないだろう グヒヒ」とか言ってたっけ
変な夫婦
今回は 頑張りました
先付
御造り
箸休め
鉢肴
替り鉢
食事
あっデザートの写真忘れてる
あ~おなかいっぱい
福島旅行
むか~し昔働いてた会社の先輩大兄を訪ねる旅、今回で3回目
子育て中は年賀状のやり取りだけだったけど
10年位前からお付き合い再開
会社の先輩大姉(こちらは細く長~いお付き合い)と東京駅から新白河へ
いつもは2泊だったが、我が夫の事があるので今回は1泊に短縮
新白河の改札までお出迎えいただき
さっそく昼食の白河ラーメンを食べ、南湖公園へ
桜満開~
こちらは可愛い八潮つつじ
塔のへつり
長い年月をかけて自然が作り出したこの渓谷は、塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から「塔のへつり」と名づけられました。
へつりとは地元の言葉で断崖のことで、1943年に国の天然記念物に指定されています。
途中 道の駅に寄りつつ
会津若松の町を散策し、今日のお宿東山温泉へ
今日のお宿は 原瀧
お宿あれこれの記事にしようと思ってたのに
部屋の写真もすっかり撮り忘れ
ひたすら飲み、ひたすらしゃべり続ける3人
もう30年以上前
郡山のとある会社の東京支社で同時期に働いていた
3人一緒は2年くらいの事だけど、なんだか心が気楽な仲なのだ
おじさんは おばさん化し おばさんは おじさん化し
人類皆兄弟 姉兄妹みたいな・・・
翌朝 早めに鶴ヶ城へ
会津地方の桜はまだ3分咲き
前回天守閣に登ったので今回はパス
実は大姉膝イタ、大兄腰イタなもので・・・
いつ見ても綺麗なお城ね
会津・七日町通りをぷらぷら~
裏磐梯を回り 五色沼
道中はまだ雪が沢山残っていた
食べ物は美味しいし、酒も美味いし(大姉・大兄談)、見所だっていっぱいある
それなのに大震災後、福島は取り残されてない?
それはもちろん言わずもがなの・・・原発のせい
福島の果物は本当に美味しいのに・・・
農作物だって海産物だって豊富だったのに・・・
福島産は買ってもらえないなんて・・・
皆で買い支えてあげて欲しい・・・と切に思います
福島は 故郷の無い私の『心のふるさと』 です