まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

蓼科と父の思い出

2021-10-18 |      中部

毎年夏には蓼科へ行っていたのに

今年の夏は夫の通院&入院で行かれず・・・

時はすでに10月

標高1600mなのでもう寒く、私は行きたくない  けど

「蓼科に行きたい」という夫の希望をかなえ

計画したら  予報

 

一週間延期するつもりが、予報に変わり

やっぱり行っとこう

 

ってことで2泊3日 蓼科へ

 

 

 

今まで、何度も登場しているここは、蓼科ビレッジという別荘地

父に詳しい話は聞いてないけど

その当時、ゴルフ仲間が別荘を持っていて

自分も山の家を建てたい・・・しかし予算が無い・・・でも建てたい

そんな感じの、48年前に建てた小さな 別荘 山小屋があるんです

 

父は光学関係の仕事で、諏訪に何度も来ていたし

子供の時に父に連れられ、兄と女神湖でスケートをした記憶もあり・・・

父と蓼科は、なにかしらご縁があったのね

 

今では

両親と姉家族と一緒に過ごした思い出の場所で

田舎のない私たちの「田舎」的存在になった

 

安普請で  現在の気密性に優れた家とは違い、隙間だらけ

断熱材だって入ってなさそう

 

雨風はしのげるから、贅沢を言ってはいけないけど

 

敷地は広いが、リビングを挟んで和室2部屋

総勢10名、寝る時は雑魚寝状態だった

 

甥×2と息子×2は団子になって遊んでいたし

その後10年くらいは、姉宅のゴールデンレトリバーも毎回参加

 

「もうおにぎりは食べたくないよ~」

「山じゃなくて(遊技場がある)蓼科湖に行きた~い」

「歩きたくな~い」

 

そんな不満げな息子たちを連れ、おにぎりと水筒を持ち、あちこち歩きに行った

 

「こんなにみんなが使うようになるとは思っていなかった」

父は言ってたっけ

 

それが、今ではひ孫まで使ってるんだから

喜んでるんじゃな~い

 

 

「なんで南向きにしなかったの?部屋が暗いじゃない」

「リビングから八ヶ岳が見えたんだよ」と言ってたけど

樹々が育ち、通いだしたころからすでに何にも見えませんけど

 

今時の家は周りの樹々を結構伐採し、すっきりしているけど

48年前は樹々はなるべく残しましょう的だったのかな?

 

それでも、細めの樹々は父が伐採してたけど

残りの樹々はすでに、素人では太刀打ちできないほどの大木に

 

これから伐採するにはなので、手つかずのままで

 

雨戸の戸袋に鳥に巣を作られる

に洗面所の石鹼をかじられ

置いていた麦わら帽子にティッシュで巣を作られる

空の浴槽に  事件もあった

そのたびに、大騒ぎする私達の傍らで片付けてくれる父

 

父が亡くなり、もうすぐ9年

管理センターに依頼すればしてくれるけど

なるべく自分たちで修繕しよう

 

いつもは宵っ張りの父が、蓼科では早起きし

木を切り、枯れ枝を掃除し楽しそうだった

 

昨年、屋根の掃除や枯れ木の整理をし、父と同じことをしている自分に気づく

 

3年前には黄色スズメバチに巣を作られ

翌年に、義兄が隙間を修繕 

 

2年前は台風で樹が倒れ、屋根の一部を壊す

これは大工さんに修理してもらった

 

昨年は布団の中にに巣を作られ

布団を廃棄 

 

気温はもう少し低かったし、蜂はいなかった

 

そして、1番大きい変化は鹿出没

家屋に対して悪さはしないけど

年々増加

 

当然、庭のあちこちには鹿の落し物が 

 

それもこれも気球温暖化によるものだね

 

今回、夫が「何もしたくない」と言ってるけど

何もしなくて済むのか、私・・・

続く

 

 

コメント (2)
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