3月3日は、桃の節句“雛祭り”ですね。
女の子の無病息災やらを願う日。
子供の頃、“男の子の日”は『子供の日』というのに、“女の子の日”は『子供の日』とは言わないのは何故か疑問でした(笑)
そして『子供の日(男の子の日)』は休みなのに“女の子の日”は休みじゃないことも疑問でした(笑)
逆に“女の子の日”は女の子の絶対領域な感じなのに、“男の子の日”は『子供の日』なので男の子の絶対領域ではなく、女の子だと2回祝って貰えて得だなぁと思ってました。
ややこしい。
これ以上、この話を展開すると男女平等問題に突入するので、そんなことはどうでもいいからやめよう(笑)
というわけで、
こちらも適当でどうでも良いウンチク。
雛祭りといえばの雛飾りですが、
2/4(立春)頃に飾り、
3/21(春分)までに仕舞う。
のだそうです。
ただし、21日まででいいけれど3日が終わったらなるべく早い方が良いということらしいです。
オトナの事情が漂ってます(笑)
飾るのも立春って考えるとボヤっとしたイメージですが、節分(2/3)が終わったら雛祭りの準備なんだと思っておけば良いかと。
男雛と女雛の左右の話はややこしい。
私たちから見てではなく、人形の目線で左右をいうので更にややこしい(笑)
(左大臣、右大臣もややこしい。)
基本は、右が男雛で左が女雛。
(見る側からは左が男雛、右が女雛)
京都は逆が一般的だったっけ?
何故なら、本来は左側の方が偉いから!
左大臣がいる方に男雛がないと辻褄が合わない訳ですよ。
でも昭和天皇の即位の時の並びが、
右に天皇、左に皇后だったことから雛飾りの男雛と女雛の位置が逆転したと言われています。
ここを深く掘り下げてくと長いからやめよう(笑)
でも色々と意味があった配置であり、歴史の流れと共に移動したりもしているんだということが分かってれば良いかなと思うんですが、どうでしょう?
要するに男雛と女雛の位置は、どっちでも正解だと言い切れるということです!
どっちかというと、左大臣と右大臣の方が言い逃れ出来ない(笑)
さて、桃の節句の食べ物といえば
『雛あられ』ですが、
地域によってポン菓子(お米)だったりするようですが、丸い色んな彩りのあられですよね。
昔はお雛様を持って出掛ける風習があったそうで、その時に“おやつ”として持ち運びやすく、お友達と分け合いやすくということで、小さいお菓子になったわけです。
色に意味があるとかも言われますが後付けじゃないかなと思うので、女の子(娘)を喜ばそうという気持ちから、色んな色をつけて小さいコロコロしとした可愛い祝い菓子になったと思う方が素敵かなと私は思ってます。
『菱餅』の3色は、
赤(ピンク)が魔除け、白が長寿、緑が厄除けだと言われてます。
願いを込めて、
クチナシ(赤)、ケシの実(白)、ヨモギ(緑)が練り込まれてます。
『蛤のお吸い物』の理由って、セクハラくさいと思うのは私だけなんでしょうか?
何か嫌なことがあったんですねと察して頂ければ(笑)
昔の行事は、願いを込めて色んな意味を作り出来上がってるんだなぁと思いますが、特に雛祭りは、時代の流れと想いや願いの変化と共に不思議がいっぱい詰まってます。
考えるとキリがないので、あまり深く考え込まずに、健やかでありますようにと願い、春の訪れを感じるイベントとして楽しんでしまえば良いかなと思います。