死神に嫁ぐ日 10巻
漫画、椿カヲリ
1人ぼっちの初(うぶ)ちゃんは
死ぬために生きていて、
死神の棯里に恋をして
彼に嫁ぐために頑張るお話。
鉄次くんが死にかけて棯里さんが現れ
3度目だと言われる。
最初は何のことか わからない鉄次だが
棯里が死神だと気づく。
そして、初を1人で泣かせてることを心配したり
棯里が初の指輪の相手(想い人)だ気づいたり
ど直球で棯里に初が好きなのか聞いたり
愛してると言われて驚いたり
初を死なせないと言ったり
鉄次くんらしさ爆発です。
棯里さんは、
ちゃんと鉄次が戻れるように
道を示してくれます。
そして、もう3度目だから4度目はないぞと
釘を指します。
鉄次は目覚めて、
初に棯里さんに会ったこと話します。
そして好きだと
まだ嫁に行くなと伝えます。
それに対して初は「なんかお父さんみたい」
笑います。「娘は嫁にやらん!」みたいだと。
その後、鉄次くんは治療して回復し
また初と自転車で学校に通えるように。
初は子供たちから仲直りに『宝物』を貰って
涙します。
村での初の立ち位置が変わってきたようです。
葬儀屋さん(妖狐)に薬草を教えてもらう初。
お喋りをしてて葬儀屋さんに
五人の妻と十一人の子供がいたことが判明。
そのうちの2人(匹)は幼くして亡くした
そうで、子供を亡くす気持ちは少しはわかると
語ります。
(長生き葬儀屋さんの妻子はすでにみな他界)
初は棯里さんが人として生きていく自分を
大事にしてくれてるから
人として生きていたいと思うけれど、
そうすると死神の森に住み着くことが出来ない
と嘆きつつ、でもやっぱり棯里さんの希望に
添いたいと思ってるようです。
陳皮(みかんの皮)と薬草の入浴剤を作り
ぎっくり腰が早く治るようにと
棯里さんに足湯をしてもらう初。
お喋りから棯里さんの名前の由来が
空木の里出身から空木里→棯里になった
らしいです。
読みは同じ“うつぎり”ですが、
込められた意味に揶揄が入った名前のようで
なんだか悲しい。
目を覚さないカンナだが、
初は森を歩いてると何となくカンナを
感じるような気がする。
ある日、初が森でコケたら
目の前には人の形をしたモヤのようなもの
が自分をみていたが、すぐ消えてしまう。
棯里に話してみたら、
危ないものかもと言われるが
初はカンナかもと感じたという。
棯里は体はここで寝ていても
森に心があっても おかしくないと
肯定してくれる。
次に初が遭遇した時は、
猫耳の子供になっていたが
それよりも初が気になったのは裸だったこと!
思わず “寒くない?” と声を掛けてしまう。
というところで以下次巻。
鉄次くんは、初が大事すぎて
死神 棯里と両思いで幸せそうな初ごと
大切にすることにしたようです。
初ちゃん、
頑固だから心変わりはなさそうだもんね。
棯里さんも初ちゃんへの気持ちを
隠さなくなったし、付け入る隙はないよね。
あとはカンナちゃんです。
現れたのはカンナなのか違うのか
どう考えても初ちゃんは保護するよね。
棯里さんはどう判断するのか。
初に甘い棯里さんだからきっと…
と思ってます。
いつも綺麗な花嫁衣装の初と
棯里さんとのツーショット表紙ですが、
10巻の表紙は、
2人とも白い衣装で両想い感が強くて
いつも以上に綺麗で素敵です。