今日は母の月命日でした。
今年は南天の実が鳥に食べられずに
しっかり残ってます。
正月飾りに使おう。
母は白血病の闘病後
治療によって骨粗鬆症を始め色々と
体に不安があり寝込みがちになって
ベッドの横に袋いっぱいにお菓子を詰めて、
気が向いた時に気が向いたモノが
食べられるようにしていました。
食が細いのにお菓子ばっか食べるから
余計に食事が食べれないんだろと、
やれやれ困ったもんだなんて思ってましたが、
今になってはその気持ちがわかります。
腎癌で左腎摘出をしてから1年半ちょっと、
術後の身体は何処かおかしくて
今まで出来ていたことが出来ない。
前と同じ感覚でいたら、
虚血性腸炎で入院する羽目になったし。
もうそういう体質になったのだなと
諦めるしかないのですが、
食べたいけど何処まで食べて大丈夫なのか
わからなくて、食べるのが怖いという
気持ちが常にあります。
今、食べてるこの瞬間は平気でも
1時間後にはお腹を抱えて
苦しくて痛くて気持ち悪くて
しょうがなくなることがあります。
だから、たくさん食べれないけど
ちょびっとずつだけ色々と食べたい。
と思うようになりました。
そうすると、
お菓子を買う量が増えました。
食事と違って、
食べたい気分で食べれそうな時に
食べたいだけ食べればいいお菓子というのは
自由に食べれる楽しさや嬉しさがあるんだなと
しみじみ。
食べれる時に食べたい物を食べたいから、
色んな種類のお菓子を常備しておきたい
という気持ちがわかるようになるとは。
気軽に外食できない体質になって
食べる楽しみが凄く狭くなって
せめてこれぐらいは許してという気持ち。
母もそんな気持ちだったのかなぁと
今になって思います。
“やっと分かったのか”
と睨め付けられてる気がしました。
うん、あんまり実感したくなかったけどね。
どうにかこうにか折り合いをつけていけるよう
頑張ってるよ。
と報告しておきました。