今日は亡き母の誕生日です。
母の後期の鉛筆絵。
母が祖母に贈ったものです。
祖母も亡くなってますが、叔父が飾り続けてくれてます。
いらないなら引き取りたいなぁ。
今日で70歳になる筈だったのになぁ。
雨が母の悔し涙なのか、私の悔し涙なのか。
100歳まで生きると豪語してた人なので、69歳でも70歳でも足りないことに変わりはないと言うだろうな(笑)
母の体は闘病に次ぐ闘病でボロボロだったので、100歳なんて冗談としか思えない話なのですが、あの人なら達成するかも…と本気で思ってたこともありました。
それぐらい、母本人も本気で真剣に言ってたからだろうと思います。
せっかく母の誕生日なので、母の良いとこを思い出そうと思うのですが、偽悪的な人だったこともあり、良くも悪くもと言いたくなる(笑)
純粋で信念があり素直な人でした。
でも、繊細で脆い人でもありました。
父が母を大事にしていたことは、見た目に分かりやすいので自他共に認めることですが、母が父を大事に大事にしてたことは隠すので分かりにくく知られてないかもしれません。
母は、父の身体のことを気にかけて料理をしてました。(40歳ぐらいで料理を作れる身体じゃなくなったけど)
結婚後、父は体重を最大20kg近く落としたと聞いたことがあります。
肉料理より魚料理率が高かったのも父の為。
父が苦手な食材は母の好物でも全て封印してました。
カレーの辛さも父の好みに近づけるよう気にかけてました。
母が入院した時、私も父も妹も肥満体型になったのが良い証拠です(笑)
あぁ考えて気をつけて料理してくれてたんだなぁと身を持って知りました。
父が好きで母が嫌いなもの、山ほどあります。
でも、父はそれを知らなかったりします。
父は嘘つきなので、騙されてあげてたことも山ほどあったんだろうなぁ。
(白血病なのも長い間隠してたけど、知ってたんじゃないかなって思います。)
本当は凄く父を立てて、内助の功を頑張ろう頑張ろうと努力していた人です。
本来の我の強さで隠れてしまってたけど。
私は気づいてたよ。
知ってたから大丈夫だよと言ってあげたい。、
偽悪的なあの人は、アンタの妄想よと笑うかもしれないけど。