玄関から見えるwanikoの家の前の山。雨で洗い流され緑が鮮やかに…
裏庭のサクランボの白い花も青空に映えます♪やっぱり青空は気持ちが良いです(●^o^●)
6日から久しぶりの青空の日が続いてます。夜遅くから強い雨が降りほこりが洗い流され,
空も緑の木々の色もすっかり爽やかでした。
先日の青空が淀んでいる~千恵子抄を思い出しましたが、
あの時の詩≪あどけない話≫はあまりにも有名でしたがwanikoこの年齢まで
阿多多羅山って名前しか知りませんでした。
ネットで検索すると福島県にあって写真も掲載されていて…今って便利ってすごく思いました。
造り酒屋のお嬢さまだった千恵子さんは実家の破産から精神を病み(統合失調症)、
睡眠薬で自殺を図ったというところまで知っていたのですが
去年、高村光太郎が千恵子を想い岩手県花巻郊外の山間で
7年間山小屋生活していた様子を再現したTV番組を観ました。
畳3畳の土間と小さな畑…7年間も人家から離れた地で、千恵子を想い暮らす幸太郎。
生涯一人の人を思い続けるすごさ…辛い生活に身を投じる強さに驚きました。
自然に囲まれた福島で育った千恵子の言う青空は山や森の木々反映された青空だったから、
東京の空は本当の空ではなかったのでは…
海沿いで暮らしたwanikoの青空は、札幌の空の色とは違うと感じることが多いのでそんな気がします。
道東では、海の色も空の色を映しますが、空も同様に流氷があるときは違った空の色でした。
形には残っていないけど、心の奥底に残ってる色…孫たちにも残って欲しいな~
そして、色々高村光太郎調べていて≪レモン哀歌≫を読み~
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとった1つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズ色の香気が立つ
~レモンを噛んだ千恵子が正気を取り戻し
幸太郎に笑いかけ死んで行く様子が書かれたこの詩
レモンの丸かじりが怖くなったのを思い出しました。
それと、トパーズではなくトパアズ色の言い方がとっても素敵な色にカンジたっけ…
黄色から褐色のトパーズを初めて見たときもこの詩を思い出しました。
30年以上前に出会った詩がこんなにもしっかり記憶されていたことにびっくりのwanikoでした。