≪ふたりの老女≫
草思社 ヴェルマ・ウォーリス 亀井よし子訳
アラスカの極北に住む遊動民族のお話です。
ある寒さの厳しい冬、激しい飢えにみまわれたグウィッチン族のある集団が全滅の淵に立たされます。集団のリーダーは、その苦境を乗り切るために、2人の老女を棄てることを決心します。老人を大切にする集団の伝統にそむく決断。
棄てられたことでプライドをよみがえらせた、二人の老女はとことん闘って死んでやろうと知恵と経験から冬を乗り越えていくのです。日本の「楢山節考」の老人と違うこのふたりの老女。棄てられたことで、どんどんと生き生き生活していくのです。
してもらってばかりだとダメなんだぁ~と強く感じました。自分で考え行動することが生きる気力や活力と強く感じる本です♪
プー横丁からの定期便の1冊。読んだのもずっーと前ですがなんとなく再読。。。。ハイ!実は掃除などの家事からの逃避行です^^;
明日からこの老女のように、一生懸命家事します(^o^)丿