waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告 自分の仕事のこと考えた本たちです(..)

2013-04-05 10:11:14 | 本についての雑談


≪海賊と呼ばれた男≫ 百田 直樹著

 内容紹介
「歴史経済小説の最高傑作!」(西川善文・元三井住友銀行頭取」、「『宮本武蔵』、『竜馬がゆく』・・・・・・青春歴史小説の新たな”古典”」(末國善己・文芸評論家)--発売以来、激賞の声が止まない、百田尚樹氏の書き下ろし長編。物語は、敗戦の日から始まる。

「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。
20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル、『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。



【著者コメント】
二年前のある日、テレビ関係の友人と雑談している時、「日章丸事件って知ってる?」と訊かれました。知らないと答える私に、彼女が概要を説明してくれたのですが、それは俄かには信じられない事件でした。いまだ戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和28年、「七人の魔女」と呼ばれる強大な力を持つ国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、堂々と渡り合い、世界をあっと言わせた「日章丸」というタンカーがあったというのです。
興味を抱いた私は早速調べてみましたが、事件の全貌を知るにつれ、驚愕すると同時に震えが止まらなくなりました。そこには現代の日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」そして「義」の心を持った男たちの姿があったからです。しかしそれ以上に私を驚かせたことがありました。
それは、そんな男たちを率いた一人の気骨ある経営者の人生です。その九十五年の生涯はまさしく凄絶としか言いようのないものでした。
――なんという凄い男がいたんや!
私は「この男を書きたい!」と心から思いました。いや――書かねばならない!この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!それが作家としての使命だ。
気が付けば、取り憑かれたようにワープロに向かっていました。小説家になって六年、執筆しながらこれほどの充実感を覚えたことはありません。
この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しました。そしてここに描かれた出来事は本当にあったことです。
この奇跡のような英雄たちの物語が、一人でも多くの日本人に届くことを心から願っています。







百田さんと言えば、教えてくれたのはポレポレとうさん~あの時立て続けに読んでた♪
そんな中の≪永遠の0≫は岡田准一さん主演で映画化ですよね。
今回のこの本は、なんと直筆サイン入り~~でも、wanikoがもらったのではなくて共通の習いごとをしている友人から借りた。
なんでも、本屋さんへ行ったら百田さんが居てサイン会の真っただ中。話題の本だったので思わず購入してサイン&握手だって(笑)
そんな本を借りました。面白かったです!!「友人は面白くなかったぁ~」って行っていたけれど…wanikoスキですこの本♪
実在の人物(出光佐三氏)をモデルに書かれているノンフィクション・ノベル。新聞とかでも取り上げられてて気になってました。
戦争のこと、仕事に人に対する真摯な姿勢だったりがすごく心に響く内容でした。
ワクワクしたり、ドキドキしたり、ポロリと来たりと本を読みながら大忙しでした。
なんか、冒険小説を読んだ感が(笑)
お時間がある方、上下巻です。お勧めです(^◇^)
写真のペーパーウエイト~ガラスのはすりガラスの所が地球儀…。
ところで、下巻の中で進水式の下りがあるんですが…wanikoは港町根室市育成されたので(笑)タンカーまで大きい船は実際に見てないけど、進水式そのものは見てるんですよぉ~だから、本読みながら頭の中に浮かんだ。。。その後に、miyさんお勧めの「海炭市 叙景」のDVDに出てくるぅ~~全く同じ光景で感動しました(^^♪
ずいぶん前に本を読んでたので~DVD本の内容もう一度読み直しが必要となってしまった…(T_T)
でも、読み待ち本のタワ~3本も(;一_一)今度は、DVDの内容忘れそう~イタチごっこだぁ。。。続いて読んだ本は…



 ≪ルポ 賃金差別≫ 竹信 三恵子著 ちくま新書

内容(「BOOK」データベースより)
同じ職場で同じ働き方をしていても、賃金に差が生じるのはなぜなのか?労働者の三人に一人が非正規雇用となり、受け取る生涯賃金にも大きな格差が生まれている。
本書はアルバイト・パート・嘱託・派遣社員・契約社員など「働く人の賃金」に焦点を当て、現代日本の労働問題を考察する。
賃金というものさしから、いま働く現場で何が起きているのかを読み解き、現代日本の「身分制」を明らかにする、衝撃のノンフィクション。


コチラの本は、職場の大先輩が教えてくれました。≪海賊と呼ばれた男≫を読んでからなので、とにかく深く!深く!心に染みました。そして、つい先日miyさんと自分たちの職遇について語ったばかりだから…尚更に~~
世間ではアベノミクスなんて騒いでるけどなぁ~~どうなるのかな?「働くこと」「賃金のこと」ホントに深いです。勉強になる本です。

コメント (4)
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