waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告 年末なのに…読書で逃避行~(-_-;)

2014-12-25 19:00:00 | 本についての雑談
 


≪ミッドナイト・バス≫ 伊吹 有喜著

内容(「BOOK」データベースより)

東京での仕事に挫折し、故郷で深夜バスの運転手として働く利一。あるとき乗車してきたのは、十六年前に別れた妻だった。
おだやかな筆致で描かれる、家族の再生。そして再出発。


「四十九日のレシピ」がとっても大スキで、予約したコチラの本~4月7日に予約して届いたのが12月~読了は12月3日でした。
いや~~すごい予約数だったんですよぉ~お待ちの人も多かったので、急いで2度読みして返却しましたよぉ~~(*^。^*)
四十九日のレシピは、ちょっとファンタジーぽいところもあったので「ミッドナイト・バス」という題名でそっち系?と思ったら
なんと出てくるのは、一度壊れてしまった家族でした。
バブル期に東京でサラリーマンだった主人公の利一が、いまは東京と新潟をつなぐ深夜バスの運転手をしている。
別れた妻、何かの事情で仕事を辞めて帰郷した息子、人気コスプレアイドルの娘、祖父、それぞれの恋人…

利一さんに年齢が近いwanikoですから~何となく分かるけど…「四十九日のレシピ」のあのワクワク感はなかったでした。
でもね、KYONちゃん在住方面へは深夜バスを使うので~ちょっとハマるところが多かったですよ。
お勧め度は~ちょっと難しいなぁ~



≪漁師の愛人≫ 森 絵都著

内容(「BOOK」データベースより)

漁師になった長尾が属する海辺のコミュニティは、“愛人”を拒みつづける。
採譜の仕事をしながら彼と暮らす紗江はそのままでかまわないと思っていたのだが―。
“妻”と私と、ひとりの男の“回復”をめぐる物語。


プリン三部作に笑いましたぁ~~こういうことに熱くなれる男性、好きです。
どれもとても短い作品なのだけど、出てくる男性が必ずプリンのことでキレるんです。

表題作の「漁師の愛人」は、田舎に住んだことのあるwanikoには~分かる!分かる!このご近所のカンジ!

震災後の東京でルームシェアをして暮らす女性達を描いた「あの日以降」もスキです。
あの震災の被災者って、こんな普通の中にもいるんだ~って…

森 絵都さんは、何気ない会話とかがスッコ~ンって心にハマるんです。
2月23日に予約して、12月16日に読了~約10ヵ月待ったかいがありました。
短編と中編なので、忙しいこの時期でも読めますよん♪

コチラもお待ちの方がたっくさんなので、急いで返却(笑)

年末でしなくてはならないこと山積みなのに…早く返却!なんていいながら読書中のwanikoなのでしたぁ~
コメント (2)
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