≪夏美のホタル≫ 森沢 昭夫著
内容(「BOOK」データベースより)
山奥に忘れられたようにぽつんとある、小さくて古びた一軒の店「たけ屋」と、そこで支え合うように暮らしている母子、
ヤスばあちゃんと地蔵じいさん。ぼくと夏美は、夏休みの間ずっと「たけ屋」の離れで暮らしてみる―という、
なんとも心躍る展開になったのだけれど…。誰かを想うこと誰かの幸せを願うこと。切なくて、あたたかい、心の故郷の物語。
たんぽぽは、いい花だよぅ。花が終わっても、沢山の命を
空にふわふわ飛ばせるなんて、なんだか素敵だからよぅ。
写真家志望の大学生・相羽慎吾。
周囲の仲間たちが着実に結果を出しながら前へ前へと進んで行くのに対して、
自分だけひとり取り残されてしまい。遠くなっていく友人たちの背中は、
ひたすら慎吾を焦らせていた。
そんな頃、保育園の保母さんをしている彼女・夏美と出掛けた山里で、
古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。
そこで、ひっそりと暮らす母子・ヤスばあちゃん84歳と地蔵さん62歳。
温かく迎え入れられた二人は、夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことになる…
プロローグの榊山雲月の「光」の最初???
でも、ラストで納得~再読してうるうる…そっかぁ~彫っていたのは、アレねって~ここネタバレなので…
去年の夏に蛍見たwanikoは、読みながら~そうそう!って
この本を読んだきっかけは、映画になったと・・・有村架純ちゃんがあいさつしていた…
でも、映画では慎吾ではなくて夏美がカメラを…
う~~ん、DVDになったら観ようと思いました。≪夏美のホタル≫は読みやすくて、そして共感できるところも多かったので…
≪ナイルパーチの女子会≫ 柚木 麻子著
内容紹介
丸の内の大手商社に勤めるやり手のキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)。実家から早朝出勤をし、日々ハードな仕事に勤しむ
彼女の密やかな楽しみは、同い年の人気主婦ブログ『おひょうのダメ奥さん日記』を読むこと。決して焦らない「おひょう」独特の価
値観と切り口で記される文章に、栄利子は癒されるのだ。その「おひょう」こと丸尾翔子は、スーパーの店長の夫と二人で気ままに
暮らしているが、実は家族を捨て出て行った母親と、実家で傲慢なほど「自分からは何もしない」でいる父親について深い屈託を
抱えていた。
偶然にも近所に住んでいた栄利子と翔子はある日カフェで出会う。同性の友達がいないという共通のコンプレックスもあって、二
人は急速に親しくなってゆく。ブロガーと愛読者……そこから理想の友人関係が始まるように互いに思えたが、翔子が数日間ブロ
グの更新をしなかったことが原因で、二人の関係は思わぬ方向へ進んでゆく……。
女同士の関係の極北を描く、傑作長編小説。
第28回山本周五郎賞受賞作。
柚木さんも大スキな作家さんなのですが~いわゆる黒柚木と言われている内容の本でしが。
いつも早読みのwanikoが、半分くらいで読むの止めました…
で、精神状態が良く、元気な時に続きを。。。。
女子のドロドロある程度書いてあるけど~≪嘆きの美女≫や≪本屋のダイアナ≫のようにすっ!と入って来なかった…
とにかく、栄利子の強引さに着いていけなかった…久しぶりに読むのが辛い1冊でした。。。
まだまだ、楽しい本、ワクワク&ドキドキの本を色々読んでいるのですがぁ~
取りあえず、今日は2冊久しぶりにご紹介でした