燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

二極化

2006-04-19 14:16:53 | プロ野球
「二極化」
与党・自民党の改革路線を野党が批判する際に、その問題点を端的に表す言葉として、最近よく耳にするようになった。
今朝の日経新聞では、1面の「格差を考える」と題したコラムで、その論点を掘り下げていた。
ふーむ、なかなか鋭い!
二極化を批判する勢力が引き合いに出す、ジニ係数を代表とした指標は、その数字の裏に潜む事実を勘案する限り、見かけの数字がそのまま実態を反映しているとは、必ずしも言えないようだ。
おそらく、格差は拡大しつつあるんだろうが、世間で騒いでるほど大きな変化ではないのかもしれない。もともと格差は存在してたわけで、今に始まったことじゃないと言われれば、そんな気もする。

話し転じて、今年のプロ野球セントラル・リーグ。
こちらの格差は、一目瞭然。戦力格差は、成績表という、誰から見てもわかりやすい指標で、簡単に測れるわけで。
今年のペナント・レースは、Gが好スタートで他を引き離し、もはや対抗できる可能性が有るのは、2チームだけといった様相。
首位GとBクラスとのゲーム差は、4月19日時点で、早くも7ゲーム。ここまでのBクラス3チームのGとの対戦成績は、1勝11敗1分け!と、目を覆いたくなるほど惨憺たる有様。
Gファンの中には、他を寄せ付けないぶっち切り勝ちが大好きって方も大勢いらっしゃるようだけど、4月の中旬にしてこれじゃあ、Bクラス3チームのファンの足は、球場から遠のいてしまうわなー。
これぞまさに、球界における「二極化」である。

コメント
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