ニアミス

今年の夏休みは、父の新盆ということで、明日から栃木の実家に帰省。退屈な田舎暮らしが待っている。
うちのペットたちともしばしのお別れ。名残を惜しむようにノコギリクワガタのケースの方に目をやると、今まで蛍光灯の下では一度も姿を現さなかった♂が、こっそり餌場にやって来た！
しばらくすると、ちょうどそこに♀も近づいて来た。


もしかして？と注視してたんだけど、空振り！♂の方はやる気満々で、何度かしかけたものの、その都度スルリとかわされてしまった。どうやら、♀としては、単に食欲を満たしたかっただけなのに、♂の邪魔が入って、ゆっくり食事もできなかったってことらしい。お産前にしたくないってのは、クワガタの♀も同じ？だとすると、今の状態は、♀にとっていい環境とは言えないかも。そろそろ♂を隔離すべきなのかな。

ネットで得た情報によると、こういう状況において、他の種のクワガタでは、応じなかった♀を挟み殺すなんて恐ろしいことも、よく有る出来事なんだそうな。ノコギリクワガタの場合、その危険性は低いらしいが…。事実今回も、♂は大いに不満そうで♀を追いかけたりはしたものの、過剰に攻撃するようなそぶりは見せなかった。だいたい、見かけに反して挟む力の弱いノコギリクワガタの攻撃力では、殺すまではそもそも無理な気がする。