燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

2012春も混戦の予感

2012-04-15 15:12:00 | 我が母校
昨日の雨で開幕が一日遅れとなった、東京六大学野球春のリーグ戦。
昨年秋のリーグ戦は、ここ一番の大事な場面での勝負強さに欠け、5位という不本意な成績に終わった慶應義塾。その翌シーズンということで、当然のことながら開幕早々いきなり手強い相手との対戦となる。開幕週の相手・法政は、自分の戦前の予想では、立教と並ぶ優勝候補。その優勝候補から勝ち点を挙げ、優勝に向かって弾みを付けたいところだが…。

結果は、1-1で引き分け。戦前の予想通り、法政のエース・三嶋君と慶應義塾の左のエース・竹内君がそれぞれの持ち味を発揮した投手戦。2回に先制された後度々訪れたピンチを凌いでる間に、5回に追い付くと、終盤はむしろ慶應義塾が押し気味だった。
それでも勝ち切れなかったのは、1アウトでランナーを3塁に置く2度の決定的なチャンスをモノにできなかったから。昨秋のシーズンもそうだったが、1アウトないしノーアウトで3塁にランナーを置いた場面での得点率が、慶應義塾はあまりに低すぎる。おそらく昨秋は1割にも満たなかったのでは?それが成績不振に直結したと見ている。
考えてみれば、1点を争う接戦の1アウト3塁は、ピッチャーが自身の最高の球でバッターを三振に取りに行く場面。そこでの対戦成績は、そのままピッチャーとバッターの格を示しているとも言える。ということは、慶應義塾の打力は、まだまだ六大学の強力投手陣に通用するまでには至っていないということか。今日も、2度巡って来たその場面、2度とも見逃し三振だもんなぁ。
前から感じてることだが、プロ野球にしろ、六大学野球にしろ、ハイレベルの野球の投手戦では、1アウト3塁での得点率が、そのままチームの力量を示していると思う。5割は無理にしても、せめて3割くらいはモノにできないと。


注目の日大三の甲子園優勝メンバー・横尾君が2アウト3塁のチャンスで代打に起用されるも、あえなく三振!

コメント
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