燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

そこは慶早戦

2012-06-02 17:59:00 | 我が母校
迎えた慶早戦。今年は、既に早稲田の優勝が決まってる。つまり優勝はかかってないということになるわけだ。どちらか片方の優勝が決まってて迎える慶早戦というのは、いつ以来だろ?優勝がかかってないとはいえ、そこはそれ慶早戦。内外野の両校応援席は、ほぼ満杯。
まっ、ここは優勝もかかってないわけだし、新戦力をどしどし起用して、秋シーズンの布石となるような戦いにしてほしいと思ってたら、ベンチも思いはいっしょらしく、期待の1年生スラッガー、横尾君、谷田君がスタメンに名を連ねてた。
というわけで、本日のクライマックスは、去年の夏の甲子園の優勝校・日大三高のエース・吉永君と4番・横尾君の対決。



二人の対決は、3打席2打数無安打1死球で、吉永君に軍配が上がったが、吉永君からピッチャーが替わった4打席目でバックスクリーン左に神宮初ホームラン!と、横尾君も大物の片鱗を観せてくれた。

試合の方は、福富君の先頭打者ホームランで幕を明け、以降2点追加、福谷君が8回まで無失点の力投と、慶應義塾の完全な勝ちパターン。そのまま逃げ切り間違いなしと思っていた9回裏、ファーストが、ベース前ライン上でゴロを捕球していながら打者走者にタッチし損なうという信じられないミスを犯したのをきっかけに、流れが急転直下。替わった竹内君が連打を浴びて悪夢の同点劇。逆転のランナーは、なんとかホーム寸前タッチアウトで、からくもサヨナラを逃れ、延長に突入。完全に負けパターンの流れになったかに思われたのも束の間、今度は早稲田の抑えの切り札・有原君から慶應義塾が連打でお返し。最終的には、5-3で慶應義塾の勝利。



ほんと、野球は最後の最後までわからない。9回裏、逆転のランナーがホームに突っ込まず3塁で止まってたら、おそらく負けてた試合だったな。
なんにせよ、ライバル早稲田に一矢報いることができて、良かった。

コメント
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