田舎道を走っていた時、前方に真っ黄色に染まった場所があった。
近づいてみたら一面の「ヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)」だった。
名前の由来は向日葵の仲間で、葉が細く柳の葉に似ていることからという単純なもの。
別名は「ゴールデンピラミッド」。
黄金色の花がびっしりと咲いている様子はピラミッドという名が付いているのが分かる様な気がする。
「ヤナギバヒマワリ」よりも「ゴールデンピラミッド」と呼びたい花だと思う。
田舎道を走っていた時、前方に真っ黄色に染まった場所があった。
近づいてみたら一面の「ヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)」だった。
名前の由来は向日葵の仲間で、葉が細く柳の葉に似ていることからという単純なもの。
別名は「ゴールデンピラミッド」。
黄金色の花がびっしりと咲いている様子はピラミッドという名が付いているのが分かる様な気がする。
「ヤナギバヒマワリ」よりも「ゴールデンピラミッド」と呼びたい花だと思う。
長野の友人からリンゴが送られてきた。
「シナノ三兄弟」、または「リンゴ三兄弟」と名が付いた長野県で売り出し中の長野県オリジナルのリンゴ。
9月末から11月にかけてが最盛期。
長男は「秋映(あきばえ)」、ちょっと黒光りしていて、甘味と酸味の調和がとれていて、果汁が多く香りの良いリンゴ。
次男は「シナノスイート」、名前の通り甘くて、酸味が少なく、果汁が多いのが特徴のリンゴ。
三男は「シナノゴールド」、黄色のリンゴで、歯ごたえも良く、甘味の中にしっかりとした酸味を感じる、爽やかな風味のリンゴ。
3種類を詰め合わせて送ってくれた。
赤城温泉、忠治温泉、滝沢温泉など赤城山の南麓にはいくつかの温泉があり、赤城温泉郷と呼ばれている。
その中でも湯之沢館のある赤城温泉は一番歴史が古い温泉。
赤城山南面の狭く、くねくねした道路(県道16号線)を進むと「赤城温泉」と書いてある看板が見つかった。
通りから外れ、その看板の方に進むと、数軒の宿が共同で使っている駐車場があった。
宿までは車が入らないほど狭い道の奥、階段を降りたところに「湯之沢館」の赤いのれんが見えた。
歴史ある宿らしく、それなりに古い建物だったが、趣が感じられた。
明治時代の文豪、与謝野鉄幹や高村光太郎なども泊まったとか。
たった7部屋ほどの小さい宿だったが秘湯感満載だった。
レンドリーで気さくな女将さんが出迎えてくれて、小さい宿ならではのおもてなしをしてくれた。
宿の大きさから、温泉もそれほど大きくはなかったが、湧出時は無色透明で、空気に触れると酸化して緑黄色を帯び、にごり湯となる温泉だった。
少し熱めだった。
[内湯]
二段になっている、石造りの露天風呂は男女別の時間があり、入ったのは夜になってからだったので、外の景色は見えなかったが、すぐそばに滝があるらしく、滝の落ちる音と川の流れる音を聞きながらのんびりと入った。
[半露天風呂]
そして、夕食。
食べきれないほどの量があり、質・味・地元の食材共に大満足で美味しくいただいた。(山菜はわざわざ山に採りに行っているようだった)
彩り、器も凝っていて、郷土料理もうれしかった。
蘇山郷は阿蘇内牧温泉にあり、歴史ある宿だった。
数年前の熊本地震で浸水し、一時は温泉も止まってしまったらしいが、現在はその痕跡も全く残っていないようにリニューアルされていた。
駐車場から数メートル歩き、玄関が見えたところから歴史を感じさせられるような庭が広がっていた。
玄関の暖簾をくぐると広々とした空間でフロントのスタッフもにこやかに応対してくれた。
通された部屋に行く間にもあちこちにさりげなく野の花が飾ってあり、すごく好感が持てた。
温泉は、加温、加水無しの源泉そのまま。
湯量によって温度を調整しているらしく、湯守も大変だろうなと思った。
泉質は珍しい「硫酸塩泉」で肌がきれいになるとか。
お湯は光が当たると緑がかって見えた。
食事は阿蘇の食材にこだわり丁寧に調理されていた。
達筆のお品書きも用意されていたので、嬉しくて一品一品確かめながらいただいた。
[夕食の一部]
熊本県はどこの宿も地震、豪雨とこの数年間で何度も大変な思いをしたのに、今年の新型コロナで更に追い打ちをかけられてしまった。
この宿もチェックインの時から検温するなどしてコロナ対策は万全を期していた。
スタッフ全員が一生懸命に頑張っているのが伝わってきた。
南会津にある「大内宿」は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な宿場町だった。
人里離れた場所にあるためか、当時の面影のまま茅葺き屋根の民家が連なり、昔ながらの風情が堪能できる。
まだあまり有名でなかった頃、ここに来るととタイムスリップしたような風景が広がっているのが好きだった。
駐車場は民家の庭をお借りしたり、住民の人たちといろいろな話をしたりしてほのぼのとしていた。
ところが、今では有名になりすぎたため、観光客が多くなり、駐車場は整備され、ほとんどの家が食事処や土産物のお店となってしまって、ちょっとがっかりな感がある。
こういった変化は時代と共にどうしようもないものだとは思うが・・・
大内宿の近くには「塔のへつり」という渓谷がある。
ここは長い年月で浸食と風化した塔の形をした岩が連なっている場所で、「へつり」とは地元の言葉で「断崖」という意味らしい。
電車で行くには会津鉄道を利用する。
会津鉄道は会津若松市の西若松駅から南会津町の会津高原尾瀬口駅を結ぶ路線。
最近ではラッピング電車やお座敷電車など、さまざまな取り組みをしていて、電車に乗るツアーなども組まれている人気のある路線となっている。