早稲田大学 横浜稲門会 ブログ

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4月21日三金会開催

2023年04月27日 16時05分46秒 | 三金会

2023年4月21日(金)午後5時30分から、三金会(ミニセミナー)が進交会館にて開催された。講師は根本正一さん(1979年商学部卒)で、テーマは「ドイツ・ナチスの人間模様~人間を狂気に走らせる組織の生理学」。ズーム参加を含めて41名が聴講した。ホロコーストにみられる人間を狂気に走らせる組織の生理学を、現代社会にも当てはめながら、分かりやすく解説された。指定された椅子が全て埋まるほどの盛況な講演となった。

[根本正一プロフィール]

1979年(昭和54年)商学部卒。日本経済新聞の記者を務める傍ら、早稲田大学大学院社会科学研究科にて博士号(学術)取得。ドイツのワイマール共和国からナチス時代に至る民主主義の崩壊過程を、歴史哲学的な視点から掘り下げる。主著に『民主主義とホロコースト』。昨年、NHKBSプレミアムの「ダークサイドミステリー」にて、ヒトラー暗殺計画を紹介した番組のコメンテーターを務める。現在はアカデミックサロンを運営する(一社)社会科学総合研究機構代表理事。

[講義内容・要約]

第一次世界大戦後に当時最も進んだ民主主義国家であったドイツにおいて、暴力的なナチスがなぜ政権を握ることができたのか、またユダヤ人虐殺(ホロコースト)のような非人間的な暴虐がどうして行われたのかは、20世紀の歴史の最大の謎でもある。その解明の糸口として、巨大化した現代組織の中で、組織が個々人の思いを離れて独り歩きして悪が増幅していく組織の生理学に今回は迫る。

巨大なヒエラルキーのもとでは上層から下層まで役割に沿った人間性が育まれ、それがどのような化学反応を起こして一つの組織行為に至るか、ホロコーストはその教材として最適である。ヒトラーをはじめナチスのトップエリートたちには弱者の強者に対する鬱屈した憎悪感情(ルサンチマン)が見られ、彼らが織りなす人間模様は見もの。それは、21世紀の組織に生きる我々サラリーマン層に通じるところがある。現代日本のような民主社会でも、ナチスのような暴虐がいつでも起こり得ることを感じ取ってもらえるはずだ。

文責 雨宮敏徳

記  仁井淳二

 

 

鴻谷会長挨拶

 

会場参加者

初参加者 福島寛さん

講師 根本正一さん

三金会のテーマ

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第8回歩こう会 お知らせ 

2023年04月27日 09時52分34秒 | 歩こう会

第8回歩こう会の案内・・5/27 観音崎ボードウォーク~観音崎灯台へ

今回は心地よい潮風に運ばれて観音崎灯台をめざすウォーキングを楽しみます。

走水神社と灯台への道は坂がありますが、ほとんど平坦です。日頃から歩く習慣をお願いします。

◆集合日時と場所:5月27日(土)11時厳守 京急馬堀海岸駅改札口

◆参加費:200円(保険料に充当、15名参加の場合)灯台入場料(300円)あり。

◆ランチタイム:12:30-13:00 各自ランチを用意下さい。

◆コース:馬堀海岸駅ー走水神社ー観音崎ボードウォークー横須賀美術館ー観音崎灯台ーたたら浜ー京急浦賀駅

◆時間と距離 約3.5時間 約8Km 

◆反省会 17:00から横浜駅西口”横浜キッチン” 会費3,500円

◆雨天の場合、8:30までに連絡します。当日連絡先長井 090-1216-9378

◆申し込み;代表幹事 長井(72商)nagai@ymsystem.co.jp 

参考情報: 馬堀海岸から観音崎、浦賀を歩く - 散歩の途中 (hatenablog.jp)

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