『デ・キリコ展』 Giorgio De Chirico
~ 不思議の世界へ、ようこそ ~ 於 東京都美術館
第8回「美術館・博物館を巡る会」は、6月25日(火)に 14名の方にご参加いただき
東京都美術館に於いて『デ・キリコ展』を鑑賞、その後場所を移して 11名の方にご参加
いただき「お茶会」を楽しみました。
ジョルジョ・デ・キリコは、シュルレアリスムに強い影響を与えたイタリア人画家です。
※シュルレアリスム(超現実主義):フランスで起こったアンドレ・ブルトンを中心とする文学・芸術運動のこと
キリコは、(イタリア)広場や、人間の顔の代わりにマヌカン(マネキン)などを描き、
その不思議な世界の作品群は「形而上絵画」と名付けられ、観ているものを幻想的な
世界に誘います。
作品自体への理解は容易に深まるものではありませんが、初期の時代に描いた自画像等
からは、彼の画家としての力量が確かであることがわかります。
次回は、11月19日に国立西洋美術館にて、「モネ 睡蓮のとき」を予定しています。
パリや日本国内に所蔵の作品が一堂に会します。
皆様方には、後日詳しいご案内をさせていただきます。
(撮影:小宅、横山 記述:里見)