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11月俳句会例会ご報告

2024年11月11日 22時15分15秒 | 俳句会

11月9日通信俳句の選句を行いました。12名分36句です。

 

高得点句及び作者名は以下の通りです。 

点句 「閉店」の文字は達筆秋の暮れ     作者:吉仲洋子

6点句 いそいそと鍋の支度や冬隣り      作者;原田由紀子

5点句  秋雨やようやく燗の沁みる晩          作者:前田一郎

5点句 針の穴糸は通らず小夜時雨         作者:三ツ堀哲宗

4点句 終電やテールランプの小夜時雨       作者:岡添守男  

3点句 冬ひより家具組み立てる新事務所      作者:稲垣庸子

★3点句以上の句を掲載しています。 

 

自薦句は以下の通りです。(何れも得点の入っている句です)

                           

瀬戸内の三橋見上ぐ秋澄めり        大隅陽子

木枯らしや耐えた柿の実ひとりぼち     川崎辰雄

冬隣りラーメン店の長い列           立木欣吾

家計簿と日記と手帳文化の日          田中とき子

山の水紅葉の色を流しけり         寺山愁治

庭園に集まる同窓(とも)や秋かおる    東島正樹

 

 

なお、12月も通信俳句。12月12日が提出期限です。

兼題は【冬ざれ または【息白し(白息)】。どちらか一つを一句、計三句をご提出ください。

今年最後の俳句会です。その次の1月はお休みになります。 

初心者やまだ俳句をやったことのない方歓迎です。  世話役立木までご連絡ください。

 

立木記

 

 

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