11月9日通信俳句の選句を行いました。12名分36句です。
高得点句及び作者名は以下の通りです。
9点句 「閉店」の文字は達筆秋の暮れ 作者:吉仲洋子
6点句 いそいそと鍋の支度や冬隣り 作者;原田由紀子
5点句 秋雨やようやく燗の沁みる晩 作者:前田一郎
5点句 針の穴糸は通らず小夜時雨 作者:三ツ堀哲宗
4点句 終電やテールランプの小夜時雨 作者:岡添守男
3点句 冬ひより家具組み立てる新事務所 作者:稲垣庸子
★3点句以上の句を掲載しています。
自薦句は以下の通りです。(何れも得点の入っている句です)
瀬戸内の三橋見上ぐ秋澄めり 大隅陽子
木枯らしや耐えた柿の実ひとりぼち 川崎辰雄
冬隣りラーメン店の長い列 立木欣吾
家計簿と日記と手帳文化の日 田中とき子
山の水紅葉の色を流しけり 寺山愁治
庭園に集まる同窓(とも)や秋かおる 東島正樹
なお、12月も通信俳句。12月12日が提出期限です。
兼題は【冬ざれ 】または【息白し(白息)】。どちらか一つを一句、計三句をご提出ください。
今年最後の俳句会です。その次の1月はお休みになります。
初心者やまだ俳句をやったことのない方歓迎です。 世話役立木までご連絡ください。
立木記
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