平成23年5月29日(日)は私にとって特別な1日である。というのも長年、家族と子供たちの成長や思い出を見守ってきた平成2年式日産ラルゴ2.0ディーゼルターボグランドサルーン定員7名のこの愛車とお別れすることとなり、2~3日より前からいろいろなことを思い気分も落ち込むほど。何といっても購入は平成5年6月の時期だった。購入した直後より15年間は最低乗り続ける気持ちで考えていた。それが丸18年経過し車検回数も9回を数える。
我が国は昭和の激動から平成の安泰へと移り変わり、平成2年式の愛車はサンルーフ、ツインエアコンそして対面座席と装備も充実してゆったりとした車内に家族が気軽に乗れる企画的な日産ラルゴであった。この車は実によく目的にあった車といえる。(現在ではエンジン性能は技術革新で改良されているがまず長年乗ってきてこれを超える目的の車はないと断言できる)高速道路で長距離の場合は1?当たりの燃料消費が18~20kmで走行したことも何度もある。まさにディーゼルターボのお陰である。
ディーゼルターボエンジンを振り返って見れば
今ではディーゼルエンジンといったらすぐに「環境に悪い」とか「地球温暖化」とか何とかいってディーゼルエンジンを締め出しているようだがよく考えるとガソリン車よりディーゼル車の方が熱効率がよく燃料代も安い。本当の要因は別のところにある。地球規模での森林伐採や都市開発、かって我が国が経済成長した時も大きく自然環境を壊している(大気汚染は有名)今では、中国が我が国と同じことを行っている。海外に比べて国内の排ガス規制が厳しすぎることと必ずといっていいほど政治家が関わって国民の意見も聞かずに一方的に強制しているところが大間違いだ!年式が単なる古いからといってその車を見もしないで税率を上げるとはおかしい。本年度より初年度登録より18年以上経過した車両に車検時に自動車重量税を引き上げるといって昨年の税制改革で決定されているようだ。(物を大切に長く乗ったらいけないのかと言いたくなる)
ディーゼルエンジンの良さは乗ったものでないとその良さはわからない。
ディーゼルエンジンは低速回転から生み出される高トルク(粘りのある回転)は格別である。ガソリン車と違いビュンビュン走行する車ではなくゆっくりと走行する車と割り切って乗る。高速走行で時速80kmでもエンジン回転数は2000回転前後、市街地でも1500回転を超えることは殆どない。ディーゼルエンジンは、ある一定の速度に達するとそのトルク特性を上手に利用すればさらに燃費は伸びること確実。
日本政府よもう一度今の新技術でディーゼルエンジンを見直してくれ!
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