花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

浙東お焼き...その後...

2011年06月04日 | 胡軍
この前言っていた「陛下のパリパリお焼き」の件ですが...

「焼餅(シャオピン)」で検索かけたら、たくさんレシピが出てきました

でも...どれもこれもお好み焼きっぽい、柔らかいお焼きばかりで

浙東パリパリお焼きの作り方は未だわかりません...


そして...お焼きでいろいろと調べていたら、こんなのを見付けました


《 劉伯温のお焼き占い伝説 》 (爆)

ある日、朱元璋が焼餅(シャオピン)を食べていた時に劉伯温が拝謁を求めて宮中を訪れた

朱元璋は食べかけの焼餅を碗に隠しておいて、それを劉伯温に占いで当てさせた

このときの劉伯温の答えは以下のように伝わっている


半似日兮半似月。曾被金龍咬一缺。此食物也。

(日のように丸く月のように欠けている。それは金龍が一口齧ったのです。それは食べ物です。)


「お焼き占い」(爆)


おそらく劉伯温はいい匂いでお焼きだと判ったんじゃないでしょうか?(笑)

しかも陛下がモグモグしていたから きっと食べかけに違いないと読んだんじゃ?

って...それを言っちゃ~ 伝説が台無しですね...



伝説では、この答えに驚いた朱元璋が劉伯温に懇願して明の将来をも占わせ...

劉伯温はそれに対して暗喩に満ちた詩で占った結果を述べた

そのため劉伯温が作ったとされる予言詩全体が『焼餅歌』と呼ばれているんだそうな...

「焼餅歌」...上位が階段上りながら唄っていた 「お焼きの歌」みたいなヤツですかね?(...違うよ

(でも...あの歌って...子供時代の重八が自分が皇帝になる事を唄ってるから...ある意味予言詩ですよね?  )

う~ん...劉伯温の「焼餅歌」 朱元璋の「喝酒歌」(爆)か...

2人がカラオケで唄ってる所を想像してしまいました...


そしてこんな記述も......三国志「赤壁の戦い」の火計の描写は...

劉伯温の進言により陳友諒を火計で破った時の描写を羅貫中が参考にしたと言われており...

また演義の中の諸葛亮の人物描写も、劉伯温を元にしていると言われる...って...


...羅貫中...パクッたな...

「いえいえっ パクッただなんてとんでもない~ ほんのちょっと参考にしただけでして

で...でもっ そのおかげで「赤壁の戦い」がよりドラマチックになって...世間に広まって...

後世になって「レッドクリフ」という名作が生まれる事になったんですから

あなたも、そのおかげでフー様@趙雲様という素敵なお方と出会えたんじゃないですか~

頼みますよ~ 人聞きの悪い事言わないでくださいよ~


.....と...草葉の陰の羅貫中に成り代わってフランクに弁明してみました(笑)


しかし...この孔明殿の元が...



劉伯温だったとは...



(...写真の選択に悪意を感じる...(笑))

また...お焼きから辿って行ったら、知らなかった事実に出会えました (中国の歴史って奥が深いワ~
コメント (6)
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