《 鳳凰牡丹 》 第42集を鑑賞
一旦南華宮に戻された蕴儿を説得する仲豪は
「美人関に危機が迫っている...ここは大局を鑑みて国のために守益将軍に嫁いでくれ」 と言い
瀛珠に蕴儿の事を聞かれた伯建さまも
「凌風と蕴儿が相思相愛なのは知っている...だが国の大事を重んじて守益将軍に嫁ぐべきだ...
今、守益将軍の要求に応えておけば、私にも融通を利かせてもらえるし...」 って...
伯建さま...苏亚の復讐のために蕴儿さえ利用するようになっちゃったの?
瀛珠が 「あなた...まさか守益将軍の機嫌を取ってるの?」
「苏亚の復讐のためなら手段は択ばないつもりなの?」 って言ってたけど...
侍女にまで優しかった伯建さまが、そういう事を言うのが信じられないんだよね(涙)
その頃、守益将軍の元を訪れていた密偵は銭賢だったんだけど...
もうずっと前から守益将軍と何か企んでいた様子で 「すべて順調です」 って...どういう事?
一方、一晩寝ずに悩んだ蕴儿は、自分を犠牲にして守益将軍に嫁ぐ事に決め
凌風への手紙を瀛珠に託していたけど...それを見る伯建さまは切なそうだった...
これは、蕴儿を利用してしまった事への罪の意識からだよね?...まだ優しい心は残ってるんだよね?
蕴儿からの 「今生無縁 来世再見」 という手紙を受け取った凌風は
「殺してやる」 と守益将軍に殴り込みをかけ、父の凌相国に見付かってひっぱたかれていたけど...
こういう時はやっぱり男の方がガキだな...そしてやっぱりオッサン...キモイな...
翌日、早速美人関に発った守益将軍は額森軍に大勝利!額森は自刎との一報が入って来たけど...
額森兄ちゃん...いつも伯建さまを助けてくれていい人だったのに(泣)
妹の仇を討てないばかりか、全然出て来ないまま死んじゃったなんて
そして、城の前で守益将軍の凱旋を待つ仲豪と百官
そこへ、だいぶ時間に遅れて到着した守益将軍とスゲ~CGの大軍(笑)
なるほど...これだけ兵を抱えてたら、そりゃ~仲豪も警戒するワな...
そして、伯建さまも謀反の時に頼りになるから、そりゃ~守益に近づくワな...
仲豪の前に来ても馬を降りなかった守益将軍は
「古からのしきたりでは、敵を潰走させ国を守った将軍は陛下が百官と共に出迎え
百官は跪礼を尽くす事になっている...私が凱旋したのになぜ百官は跪かない?」 と傍若無人な態度
仲豪の命で跪かされた匡杰や凌相国は相当ムカついてる様子...
その後の宴席でも部下の昇進を願い出て、軽く仲豪を脅迫して褒賞を認めさせ
入って来た部下の将兵を 「鎧を着てるから」 という理由で立ったまま拝礼させ
部下たちも、仲豪の言う事は聞かず、守益将軍の命だけに従うという有り様
陛下である仲豪を軽んじる、ものすごく不穏な空気に仲豪も唖然
でも、自室に戻ったら 「守益め 功績を鼻に掛けて調子に乗りやがって」 と激怒
しかもクソチビが 「守益は銭賢とも親しいようです」 って言ったもんだから
ますます怖くなった仲豪は、クソチビに南華宮の監視を強化するように命令してたけど
ひとりになり秘かに血を吐いた仲豪...相当重い病にかかってるみたい...
自宅に戻った守益の元を藍恩と匡杰が訪れ、さっきの高慢な態度を戒め
「私たちは太上王と協力して大事を行おうとしてるのに、今は軽挙妄動は謹んでくれ」 って...
え?...裏ではもうそういう事になってるの?
2人の説得で機が熟すのを待つ事にした守益将軍は、翌日仲豪の元を訪れ
「長年の戦で負った古傷が痛むので、私の兵権をすべてお返しして隠居したい」
と申し出ていたけど...あれ?...これってフビライの取った策と同じじゃん(笑)
半信半疑ながらも、ひとまず安心した仲豪は、クソチビに命じて守益を見張らせることに...
う~ん...今回は伯建さまがあんまり出て来なかったけど...
今秘かに進められてる王位奪還計画が、そろそろ大きく動きだすのかな?