《 繍春刀Ⅱ修羅戦場 》 (邦題 《 修羅 黒衣の反逆 》 )

~あらすじ~
1619年、明時代の中国。重体の皇帝に代わって
宦官の魏忠賢(金士傑)が、朝廷や国の実権を掌握していた
朝廷直属の秘密警察・錦衣衛の沈煉(張震 チャン・チェン)は
反逆者として指名手配されている絵師を捕らえよとの密命を受ける
だが、その絵師が数日前に出会った美女の北斎(楊冪 ヤン・ミー)だと知って驚く
沈煉は、彼女に襲い掛かろうとした仲間を止めようとして殺してしまい
仲間の殺害を事故として偽装し、逃亡を図る沈煉と北斎だったが...
前作の邦題は 《 ブレイド・マスター 》 だったのに、これは 《 ブレイド・マスター2 》 じゃないんだ...
ちなみに、これのパート1に当たる 《 繍春刀 》のレビューはこちら
(以下、ややネタバレしてます)
冒頭で 「天龍八部衆と阿修羅の戦いの事を修羅場と言う」 って言っててひとつ勉強になりました

(最近は修羅場って、浮気や不倫がバレたりした時しか使わないよね~(笑))
沈煉(張震)は、前作でも追われてたけど、今回もやっぱり追われてました

北斎を庇うために誤って同僚を殺し、それを隠すために偽装したら、次々と隠ぺいをする羽目になってたけど...
果たして北斎がスンゲ~ドブス(笑)とか、オバサンだったらどうだったんだろう...
絵に惹かれただけじゃ沈煉も命まで懸けて援けないよね?...あ...そもそも同僚クンは襲わないか(笑)

張震は、きちんとした錦衣衛の格好よりも、逃亡中の乱れ髪の方が断然ステキでした


やっぱりいい男が傷だらけなのは萌えます

魏忠賢...前作では暗殺されかかっててボロボロで、その容姿からゴラム呼ばわりしてたけど(笑)

続編では皇帝張りに立派になっちゃって~(笑)

皇帝が不在なのをいい事に、まるで皇帝のように偉そうなコイツが、媚びる陸文昭に
「三本足の金色のヒキガエルを探してこい」 って命じたので
もちろん私の脳には瞬時に、このカッコイイ金色のヒキガエルちゃんが浮かびましたとも(笑)

でも、この映画の錦衣衛...ホントに使い手揃いで強いよな~

袁放1人にやられまくってた汪直さまの配下とはエライ違いだな~

なんて事を考えながら観てました(笑)(@ ただ今何十回目かの 《 王の後宮 》 観賞中!)
裴綸(雷佳音)は、なんか飄々としてて好きなキャラでした



北斎(楊冪)も色が白くて儚げで綺麗だから沈煉が惚れるのも分かるけど...
この人の口元と鼻先って吉田羊に似てるよな~っていつも思う(笑)

全部観終わって一言...これは沈煉と北斎のラブストーリーでしたね

また沈煉はボロボロにやられても最後死んでなかったけど...
エンドロールの後のアレって...続編へのプロローグなんでしょうか?
(観てない人には分からない事言ってゴメンナサイ~

でもこれから観る人は、エンドロールは最後まで観てね~
